とある保育園のグリーンカーテン事業
このあいだ、とある保育園に行った時の話です。
園庭のテーブルにゴーヤがいっぱい並べてありまして、「ご自由にどうぞ」と書いた紙が貼られていました。
このゴーヤ、グリーンカーテン事業で配られた種を栽培したものだそうです。
グリーンカーテン事業と言えば、窓辺に植えることで、夏の強い日差しを抑えるカーテンの役割を果たすためのものですね。
クーラーの使用などを控えて、エネルギー節約に一役買うことを期待されています。
そして、夏が終わって、役目も終わったゴーヤのグリーンカーテンは、そのまま食用として楽しめるというわけです。
理事長さんから聞いたところによると、以前は園児たちへの給食にも利用していたそうなのですが、ゴーヤはちょっと子供たちには苦すぎたようで、最近ではもっぱら職員の保育士さんや園児の親御さんに置くお配りしているのだそうです。
ゴーヤと言えば、ゴーヤチャンプルーが美味しいですよね。甘い卵と苦味の利いたゴーヤの絡んだ感じがたまりません。
また、ゴーヤには疲労を回復する効用があるようですし、卵も精をつけるための代名詞とも言うべき食材ですから、お仕事でお疲れの保育士さんにはぴったりの料理だと言えそうです。スパムランチョンミートなんかつければ、食べ応えもばっちりです。
帰りに貰っておけばよかったな、とか思いました。
高崎 浅利