セクハラよりも多い!!妊娠したらクビ!?マタニティーハラスメント!!(マタハラ)
こんにちは。相模原支店 荻野です☆
さっそくですが、【マタハラ】という言葉を聞いた事がありますでしょうか?
【マタハラ】とは、【マタニティ・ハラスメント】の略語で、
「セクハラ」が、性的嫌がらせ「パワハラ」が職場の権力を利用した嫌がらせであるのに対し、【マタハラ】は、妊娠や出産者に対して行われる嫌がらせの事を指す言葉です。
具体的に、【マタハラ】とはどうゆうことなのでしょう??
「妊娠中や産休明けなどに、心無い言葉を言われた」
「妊娠・出産がきっかけで、解雇や契約打切り、自主退職への誘導等をされた」
「妊娠中・産休明けなどに、残業や重労働などを強いられた」
「妊娠中や産休明けなどに、嫌がらせをされた」
「妊娠・出産がきっかけで、望まない異動をさせられた」
「妊娠・出産がきっかけで、雇用形態を変更された(正社員から契約社員等)」
妊娠・出産きっかけで、職場環境が悪化され、
それを「マタハラ」と感じる事が多いようです。
マタハラはなぜ起こるのか??
●男性社員の妊娠出産への理解不足・協力不足
●会社の支援制度設計や運用の徹底不足
●女性社員の妊娠出産への理解不足
男性にとって、自分が経験出来ない出産について理解するのは難しいと思います。
また、「こういう事を行ったらマタハラ」という明確な定義も無いので、本人にそのつもりは無くても、
実はマタハラだった、という事があるかもしれません。
中には、「流産して仕事を休んだら課長を降格すると言われた」、
「出産後も働き続けたいと言ったらわがままだと中傷された」など20代、30代を中心にこのような悲しい経験があるそうです。
一人ひとりが妊婦・出産に対して理解を深める必要は勿論あると思いますが、それだけではなく、
会社・組織として、妊娠・出産への理解や、制度の整備が必要な時代なのかもしれません。
妊娠しても、喜びより仕事を続けられるか・・・の不安が先立つことがない社会にしていかなくてはいけませんね。