イクボス

男性の従業員や部下の育児参加に理解のある経営者や上司のことが、「イクボス」と呼ばれています。
子育てに積極的に関わる男性をイクメンと呼ぶのに倣い、そのイクメンを職場で支援するために部下の育児休業取得を促すなど、仕事と育児を両立しやすい環境の整備に努めるリーダーということでこの呼び名が付いたようです。

部下の育休取得を促進し、男性も子育てに参加しやすい環境整備に配慮する「イクボス」を増やす取り組みが、国や自治体の主導で始まっています。
「イクボス」を最初に提唱したのは群馬県です。同県による調査の結果、県内で働く男性従業員の育休取得率が1.1%にとどまる一方で「育休を利用したい」と考えている男性の割合は48.3%あり、潜在的なニーズが高いことがわかりました。

育休取得を進めるために、当初は育休をとった職員のみ昇進・昇給で有利に扱う案が検討されていましたが、「休んだ人だけが厚遇されるのはおかしい」「穴埋めで苦労するのは同僚なのに不公平」といった反対意見に考慮して、評価の対象を上司と同僚にまで広げたといいます。

もっともこの制度の下で育休取得者が増えれば組織全体でこなせる仕事量に比べて人件費が膨らみ、かえって生産性が下がってしまうおそれもあるでしょう。
森大臣は会見で自ら経済団体にも導入を働きかける意向を示していますが、「官」発のイクボス養成の取り組みがはたして民間にまで広がり定着するかどうか。
日本の企業社会が、仕事と育児の両立支援を進めていく上でひとつの分岐点になるかもしれません。

大阪支店 三好

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