保育ニュース
定員を上回る児童を受け入れている認可保育所全体の約7割平成 【保育士求人ニュース】
平成25年3月27日|厚生労働省平成 H23年「地域児童福祉事業等調査」
厚生労働省は、平成 23年「地域児童福祉事業等調査」の結果を公表した。
この調査は、保育を中心とした児童福祉事業の実態を把握するため、「市町村」、「認可外保育施設利用世帯」、「保育所利用世帯及び認可外保育施設」の3つの対象に、それぞれ3年周期で実施しているもの。今回は、全国 1,743 の市町村を対象に、保育所における定員弾力化(注1)や短時間勤務の保育士(注2)の状
況などを調査した。
○定員の弾力化
・定員の弾力化を実施している保育所は、全体の69.9%(保育所総数 23,456 箇所のうち 16,405 箇所)前回調査よりも 2,966 箇所(11.4 ポイント)増加。
・定員の弾力化は、人口規模が大きい市町村ほど実施している割合が高い。
○短時間勤務の保育士
・短時間勤務の保育士を導入している保育所は、8,728 箇所(37.5%)あり、前回調査より1,834 箇所 (7.5 ポイント)増加。
・短時間勤務の保育士数は、32,514 人であり、前回調査よりも 8,362 人増加
(注1)定員の弾力化
待機児童解消などのため、設備運営基準(最低基準)を満たした上で、定員を超えて児童を受け入れること。
(注2)短時間勤務の保育士
多様な勤務形態に対応するよう、設備運営基準(最低基準)上の保育士定数の一部に短時間勤務(1 日6時間未満又は20日未満勤務)の保育士を充てること。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002ybju.html