【横浜市待機児童252人に】
横浜支店の佐野と申します。
私の担当している、昨年4月現在で「待機児童ゼロ」を達成した横浜市ですが、保育所の待機児童が10月1日現在で252人になっと発表しました。今年4月の20人から232人増加したことになります。子供の数が減る一方、「子供を預けられるなら働きたい」と年度途中に申し込む母親が増えたといいます。市は来年4月に保育所30園を新設する予定ですが、市こども青少年局は「4月の待機児童ゼロは厳しい状況」としています。
■申し込みは最多
横浜市独自の基準で認定している横浜保育室への入所者や育児休業中の母親らを除いた待機児童は252人で、年齢別では0歳児が109人、1歳99人、2歳27人と、0~2歳児で全体の約93%を占めています。
■整備追い付かず
市は新年度に向け、30園んお整備などで新たに約3500人の受け入れ枠を用意します。しかし、来年4月の申込者の増え幅はこれを上回る可能性があります。
「ハコを作ってもニーズが増え続ければ財政も厳しくなる」という意見も上がっています。