保育ニュース
平成29年度保育士処遇改善について
2017年06月07日
新設の役職・キャリアアップ制度の導入
今までは、多くの民間保育所で園長と主任の役職しかなく、その他の保育士が経験を積んでも処遇に反映されにくい仕組みとなっていました。このため、経験を積んだ保育士の処遇改善のため、キャリアアップの仕組みを柱とした対策が平成29年4月より実施されました。
一定の経験を積んだ保育士を対象に、「副主任保育士」「専門リーダー」「職務分野別リーダー」の三つの役職を新設し、月額で最大4万円を給与に上乗せするようになります。
具体的には経験年数がおおむね7年以上で、都道府県等が実施するキャリアアップ研修を終えた保育士が「副主任保育士」や「専門リーダー」に、経験年数がおおむね3年以上で研修を終えた職員を「職務分野別リーダー」となります。
平成29年度保育対策関係予算(案)の概要[厚生労働省]