保育ニュース
待機児童解消、達成時期先送りに
2017年06月07日
待機児童解消 20年度を目標に
安倍晋三首相は31日、東京都内の会合で、認可保育施設に入れない待機児童の解消について、2018年度から新プランに取り組み、遅くとも20年度末までの達成を目指すと表明した。17年度末の達成を掲げてきたが、需要の拡大に整備が追い付かず先送りする。
18年度から3年間で22万人分の受け皿を整備。さらに、現在70%程度の女性の就業率が80%に達しても保育ニーズに対応できるよう、21、22年度に10万人分受け皿を拡大し、5年間で新たに計32万人分の定員を確保する。
安倍首相は「今度こそ待機児童問題に終止符を打つ。全ての人が無理なく保育と仕事を両立できるよう、引き続き全力で取り組む」と述べた。意欲的な自治体を支援するため、国として必要な予算を確保する方針を示した。
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170531X755.html