保育ニュース
厚生労働省「保育士確保プラン」公表
2017年06月01日
6.9万人の保育士確保を目指す
厚生労働省は平成27年1月14日に「保育士確保プラン」を公表しました。「待機児童解消加速化プラン」ならびに「子ども・子育て支援新制度」に必要な保育士の人数は、平成29年度末時点で「46.3万人」と設定されています。現在の保育士数37.8万人に平成29年度末までに予想される増加分2万人を加えても6.9万人の保育士が足りないと予測されているため、6.9万人の保育士を確保するため以下のような計画を策定し、公表しました。
これにより人材育成や再就職支援等を強力に進めるとしています。
・保育士試験の年2回実施の推進
・保育士に対する処遇改善の実施
・保育士養成施設で実施する学生に対する保育所への就職促進を支援
・保育士試験を受験する者に対する受験のための学習費用を支援
・保育士・保育所支援センターにおける離職保育士に対する再就職支援の強化
・福祉系国家資格を有する者に対する保育士試験科目等の一部免除の検討
○ また、従来の保育士確保施策についても、[1]人材育成、[2]就業継続支援、[3]再就職支援、[4]働く職場の環境改善を「4本の柱」として、引き続き確実に実施するとともに、保育士確保に関する関係機関等との連携強化や施策に関する普及啓発を積極的に行うなど、更なる推進を図る
「保育士確保プラン」(概要)厚生労働省HPより