保育ニュース
保育士試験を年2回。特区限定の「地域限定保育士」(仮称)創設へ。
2016年12月26日
政府は10日、国家戦略特区諮問会議(議長・安倍晋三首相)を開き、その中で追加提案された「地域限定保育士」(仮称)の創設を決定しました。
通常年1回の保育士試験と別に試験を行い、その合格者が特区内の都道府県限定で3年程度「地域限定保育士」として勤務し、その後は全国で働けるようになるというものです。
この改正国家戦略特区法案は、今臨時国会に提出され、来春からの施行予定となります。
その他にも 家事を支援する外国人の受け入れも解禁するなど、女性の就労を支援するための措置が追加されています。
詳細URL: 内閣官房 国家戦略特区について 国家戦略特別区域諮問会議 第9回 国家戦略特別区域諮問会議配布資料
(3) 「地域限定保育士」(仮称)の創設
・ 保育士不足解消等に向けて、都道府県が保育士試験を年間2回行うことを促すため、2回目の試験の合格者には、3年程度当該都道府県内のみで保育士として通用する「地域限定保育士」(仮称)の資格(但し、国家戦略特区に係る他の都道府県との協議が整えば、当該他の都道府県でも保育士として通用する資格とする。)を与えられるよう、制度を整備する。