【年齢別】幼児期のコミュニケーションのポイント!能力の発達のためには?

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幼児期のコミュニケーションは非常に重要!

幼児期は、人間形成の基礎が作られる非常に大切な時期です。幼児期には遊びや生活を通して運動能力の発達情緒的発達知的な発達社会性などたくさんのことを吸収し、急速に成長します。

特にその中でも3歳までの期間は「幼児期の子どもの1日=大人の1カ月」に相当するくらいに価値があり、非常に大切だといわれています。0歳から3歳までの期間は記憶には残らないのですが、「潜在意識」に残る期間だとされています。そのため3歳までに刻み込まれた思考パターンはなかなか変えることが難しいと言われています。

よって保護者など、子供たちにかかわる大人たちは、幼児教育の重要性を理解し、たくさん子供たちとコミュニケーションを取ってあげる必要があります。

そのためにも今回は、まず年齢別に幼児期の子供たちの特徴を説明し、遊び方やコミュニケーションをとる方法を紹介していきたいと思います!


幼児のコミュニケーションの特徴【年齢別】

・1歳~2歳前半の幼児

1歳児の特徴として、徐々に自分という存在を認識し自己主張が生まれてきます。そのため、自分のほしいものを指さして訴えたり、おもちゃを取り合ってけんかをし始めるのもこの時期です。

2歳前半くらいまではまだ過去や未来などの時間軸を理解するのは難しく、「いま、ここ」の視点で話すのがメインです。

また、わからないことがあったときにそれを伝えるのが難しく、黙ってしまう無反応がよく見られます。

・2歳後半~3歳後半の幼児

この歳になると、基本的な会話ができるようになります。わかる、わからないを区別し、わからないことにはわからないと答えられるようになります。

また許可を求めたり、友達と順番に一つのおもちゃを使えるようになるのもこのくらいの歳の子供の特徴です。

ただ、自分の経験でしか答えられず主観的な会話が多かったり、会話中に出てくる単語から違う内容を連想して話が脱線することもまだ多く見受けられます。

・3歳後半~4歳の幼児

例えば、トマトは野菜だ、という文章は、トマトは野菜に属しているということをわかっていなければなりません。このように単語と単語の関係性を理解できるようになってきます。そのため、会話の内容が逸脱することが減り、スムーズに会話ができるようになってきます。

また、この歳になってくると、「いれてー」ができるようになり複数名で遊ぶようになります。

・5歳~6歳の幼児

どんどん感情、心を読み取る力が発達し、ほかの人の気持ちを考えられるようになってきます。さらに、情緒が増し、悲しい話を聞いて悲しんだりと、感情移入ができるようになります。

また、自分の思っていることをだいたい自由に言い表すことができるようになります。自我を抑制することもできるようになり、泣きたい気持ちを我慢できるようになったりと精神面の成長をたくさん感じることができます。

遊びはコミュニケーション能力の向上に大切!

幼児にとって遊ぶことはとても大切です。

体力運動能力の向上社会適応能力の発達認知的能力の発達など遊ぶことで幼児はたくさんのことを学び、成長します。

幼児の特徴を紹介したので、次はざっくり年齢ごとの発達に応じた遊び方を紹介します!

・1歳児

全てが新鮮でたくさん吸収する時期! 外からの刺激を受けて、五感をフルに刺激しよう!

ボール遊び、砂遊び、水遊び

・2歳~3歳児

運動能力が急発達!手先も器用になるので工作にもチャレンジしよう!

滑り台、ブランコなどの遊具、三輪車、工作

・4歳~6歳児

集団生活にも慣れて自分たちで遊べるように!体を動かす遊びと同時に頭を使う遊びも楽しんでみよう!簡単な遊びにルールを設けて難易度を上げてみるのも◎

なわとび、バランスゲーム、ボードゲーム、しりとり、なぞなぞ等の言葉遊び

幼児との接するときのポイント

まだちゃんと話せない幼児とコミュニケーションをとるのはやっぱり難しい…!

そこで、幼児とコミュニケーションをとる上で大切な点をいくつか紹介します。参考にしてみてくださいね。

①言葉以外の非言語コミュニケーションが大切!

幼児は言語能力がまだまだ低いので、非言語コミュニケーションで接してあげることが大切になってきます。

例えば、口だけで「大きい」と言葉で伝えるより、身振り手振りで大きく手を広げて「大きい!」と伝えてあげたほうが幼児は理解しやすいです。

また、ハグや手を握る、というようなボディランゲージは、幼児が安心し、情緒が発達する大切な一つのコミュニケーションです。

②話をきちんと聞いてあげる

幼児の話を途中で遮っていませんか?

幼児は言語能力が低いので、思っていることを口にするまで時間がかかるため、急いでいたり、余裕がないと面倒に感じてしまってせっかくの幼児の言葉を遮ってしまうことはよくあることです。

すると、伝えようとしても聞いてくれない、という思いから会話を楽しいと思えず、コミュニケーション能力の低下にもつながってしまうこともあります。

逆にきちんと聞いてもらえている、と感じると幼児は会話を楽しい、と感じるようになり、積極的に話すようになります。最後まで話を聞いてあげましょう。

③頭ごなしに怒ったり、否定したりしない

1歳、2歳、と成長するにつれどんどん自我が芽生え、俗にいう「イヤイヤ期」が始まったり、友達とおもちゃの取り合いなどで喧嘩してしまったり、ということも増えてくるかもしれません。

その時に頭ごなしに「だめでしょ!」とか、「いうこと聞きなさい!」と強く怒ったり否定しまったことはありませんか?幼児は感受性がとても強く、大人のちょっとした表情や態度にも敏感です。

このような行動は幼児が成長している証拠でもあるので、ちゃんと理由を聞いてから、ダメなときはダメ、冷静に叱ってあげることが大切です。

④いっぱい褒めてあげよう

褒めることは自己肯定感を育むことにつながります。

自己肯定感が高いと、自信をもって様々なことに積極的に挑戦することができます。逆に低いと、自分に自信がないので何事にも消極的になってしまいます。自己肯定感を育むには、幼いころからの積み重ねが大切だといわれています。

大人からするといとも簡単なことが、幼児にとってはとても難しく、大変なことなので、「〇〇ができた!」というように、日常生活での小さな成功をそのたびに褒めてあげましょう!

できるようになって、褒められ、喜ぶ、その繰り返しが自己肯定感を育むことにつながるので、何かと大袈裟にいっぱい褒めてあげましょう!

コミュニケーション障害について

最近、インターネットなど通信機器の技術の発達により、若い世代を中心にコミュニケーション障害が増加傾向にあります。

それ以外にも、先ほど「接し方」の部分で述べたように幼児の話を無視したり、頭ごなしに否定したり、というコミュニケーションを取り続けていると、対人恐怖症となってしまい、コミュニケーション障害に発展してしまう場合もあります。

それ以外の原因では、発達障害があります。発達障害とは、生まれつきの脳の機能障害です。自閉症や、アスペルガー症候群、注意欠如・多動性障害等がこれにあたります。全てに共通する症状が「コミュニケーション障害」なのです。

ですが発達障害は早期発見、治療をすることで改善する可能性が高いと言われています。少しでもおかしいな、、?と思うことがあればすぐに専門医に相談しに行きましょう。また、全都道府県に「発達障害情報・支援センター」という機関も設置されているため、ぜひ活用してみてください。


終わりに

いかがでしたでしょうか?

今回は幼児のコミュニケーションの特徴や、接し方、遊び、さらにはコミュニケーション障害のことについて説明してみました。

大人が幼児とコミュニケーションを取るのはなかなか難しいかもしれませんが、最初にも述べた通り、幼児期のコミュニケーションが人間性を形成するので、この時期の幼児との接し方が人生を左右するといっても過言ではありません!

幼児の特徴をよく理解して、愛情を持って根気強く接してあげてください!

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