保育士がやりがいを感じるのはどんな時?【苦労・成長・エピソードも】

保育士・幼稚園教諭として日々お仕事を頑張っていらっしゃる皆様、こんにちは!

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保育士の楽しさとは?

最近、待機児童問題で、保育士不足が露呈しています。
それは、保育士ってあまり良いイメージがない為、成り手がいないからです。

体力的にもキツイ、給料が安い、持ち帰る仕事が多い、etc。
保育士の資格を持ちながら、復職することを敬遠してしまう人も少なからずいると思います。

しかし、現場で働いている人達は体力的にも精神的にもキツイ状態に追い込まれながらも、保育士の仕事を天職だと思いながら働いている人もいます。
そういった保育士の働く為のモチベーションは何なのでしょうか?

子供が好きだからという理由だけではこの保育の仕事を続けていくことはできませんが、今一生懸命働いている人達は楽しさやりがいを感じているはずです。

そんな保育士としてのやりがいや楽しさをご紹介します。
保育士を目指す人や、保育士資格を持ちながら保育士にならなかったけれど、やっぱり子どもが好きだという人は是非ご覧ください!

保育士くらぶ

現場で働く保育士さんの声👂

ここでは、現在保育士くらぶで行っているアンケートに寄せられている声を一部紹介していきます🌸

現時点までご回答していただいた方、ありがとうございます!多くの保育士さんからの声が届いています。

まだまだ募集中なので、お寄せいただけると嬉しいです!

アンケートでは、大変な一面もありながら「保育士になってよかった」と回答している方は非常に多く、現時点では6割ほどを占めています。(2021年8月5日昼現在)

☆保育士になってよかったと感じる理由

子どもの成長を見れるから。一生懸命に行事に向けて準備など行い、達成感や子ども達が頑張っている姿を見れることなど

子供の成長から学ぶことがたくさんあるから

子供の可愛さや成長に喜びを感じるから

小さい頃からの夢だったから

経験を積むとそれだけ働きやすくなり成長できるのでやり甲斐があるから

子ども達の成長していく姿を見ることができ、職員とのチームワークが楽しいから

子どもの成長が感じられる、できた喜びを共有できるから(先生大好きと言われた時、初めて名前を呼んでくれた時など)

子ども達と考えたり遊んだりするのが楽しいから

運が良ければ0歳〜卒園まで見届けられ、成長した姿を見られるから

いかがですか?現時点で回答いただいているすべてのご意見を紹介することは出来ませんでしたが、人によって理由は様々ですね。中でも、「子供たちの成長が見られた時」や、「共に成長出来る」といった際にやりがいや喜びを感じる意見が多いように感じます。大変なことも多い保育士さんですが、子どもたちを一番近くで見守り、それぞれの成長を後押しできる素晴らしい職業ですよね。

下記からは、保育士の楽しさをより深掘って説明していきたいと思います。

保育士の楽しさ①子供の笑顔

保育士の仕事をやっていて、やはり一番の癒しを感じるもの。
それは子供の笑顔に他なりません。

保育園での子供達には様々なトラブルが付き物です。
物を取り合ったり、かじったり、つねったりは日常茶飯事。
怒ったり、泣いたりしていることの方が多いです。

しかし、ふとした時に見せる嘘偽りない笑顔。

自分だけに見せてくれるこの笑顔は、保育士をやっていて心から癒される瞬間であり、辛い時も悲しい時も、この笑顔があるからこそ保育を続けていけると思っている人も多いはずです。

ただ最初は全員が笑顔を見せてくれるわけではありません。
保育園に入所した直後は、親から離れるのが嫌で1日中半べそをかいている子や、家の事情で何らかの問題を抱えているため笑顔が少ない、見せない子供だっています。

しかし、保育士はそういった子供達の心の拠り所となることができます。
いずれ問題が解決できたとなれば、自然と笑顔は増えてきます。
いわば笑顔は心のバロメーターです。

保育士にとっての子供の笑顔は、その保育園児の心理状況を見る為にもとても重要ですが、もっと言えば、この笑顔があるからこそハードな仕事を続けていけるわけです。

保育士の楽しさ②日々の発見

現場の保育士は子供の成長を毎日、目の前で見ることができます。
ある意味、保護者よりも子供と多く接していると言っても過言ではありません。

毎日の保育園生活を注意深く見ていると、昨日できなかったことが今日はできるようになった。

そんな日々の成長を見るたびに保育士の楽しさを実感することができます。
そして、その成長が良い方向へ進んでくれているのであれば尚更です。

例えば、今までクラスの子を叩いたり、いじわるばかりしていた子が、クラスが上がったと同時に下の子の面倒を見るようになったり。
また、先生の周りから離れなかった子が、先生の元を離れ友達と遊ぶことが多くなるなどです。

共働きの両親は普段の子供の生活を見ることができません。
代わりに保育士として子供が健やかに楽しく成長していく姿を両親に報告することができるのです。

子供の成長を保護者と一緒になって喜ぶ。保育士をやっていて良かったと思える瞬間です。

保育士の楽しさ③感謝、思いやり

保護者との信頼関係が生まれると、送り迎えの時によく話しかけてくれるようになります。

また、連絡ノートには家であった出来事などをびっしりと書き込んでくれたりするので、担任になったりすると密かな楽しみとなったりするものです。

その中で園児が直接は言ってこないものの、家では先生に対しての感謝の気持ちを言っていることが多々あります。
年長クラスになると恥ずかしさを覚え、直接言えない園児も多いです。
そういった家での話を保護者から聞くというのも保育士としてはとても嬉しいものです。

子供が先生のことが好きであれば、保護者とも上手くいきやすい。
しかし、子供が嫌いな場合は、先生の悪口を保護者に言うわけですからやはり信頼関係が生まれにくい。

園児、保護者と一つになってまとまっていくということも保育士のやりがい、楽しさとも言えるのではないでしょうか。

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保育士の楽しさ④行事・イベント

保育園はいろいろな行事やイベントが多い施設です。
入園式、運動会、発表会、卒園式…
他にも、七夕やプール、クリスマス会といったイベントも目白押しです。

運動会を例に挙げると、年齢に応じて園児たちの出来ることが限られますし、何より園児たちが楽しく出来る競技やパフォーマンスを考えるのも一苦労です。

何ヶ月も前から準備に追われ、時には残業したり、また持ち帰りで作業をしたり…
保育士さんの苦労は尋常ではありません。

ある保育士さんは、運動会当日の園児たちの楽しそうな顔を見た時や、保護者から上がるどよめきや歓声を耳にした時に疲れが吹き飛んで「あぁ、保育士をやっていて良かった!」と感じたと嬉しそうに話していました。

イベントや行事は準備が大変で苦労も多い業務ですが、その分だけ感動や喜びも多い保育士ならではのお仕事のようです。

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保育士の楽しさ⑤卒園後

担当していた園児が卒園して巣立っていくことは保育士にとって格別の思いがあるそうです。

そして、卒園して成長した園児に街で声をかけられたり、大きくなった卒園生が保育園に遊びに来てくれたりすることも最高にうれしいことではないでしょうか?

あるベテラン保育士さんがおっしゃっていたのですが、卒園生が出身園に実習に来て、「先生のような保育士になりたくて…」と言われた時に保育士をやっていて良かったと心から思ったそうです。

子供たちが卒園してからもその絆は続いていくんですね。

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楽しいエピソード満載!「てぃ先生」とは?

突然ですが、「てぃ先生」をご存知ですか?

保育園児の日常の言動を発信しているてぃ先生(男性保育士)のブログツイッターが話題になっています。
漫画やアニメになるほどの人気で、ツイッターのフォロワー数はなんと40万人なのだそうです。

子どもって時々、大人がビックリするようなことや感心するようなことを言いますね。

子どもだってちゃんとひとりの人間なんだって改めて気が付かされること、あったりしませんか?

社会貢献という魅力も忘れないで!

ただ楽しいだけではなく、保育士という仕事には、社会貢献という側面があることも見逃せない事実です。

幼児期は、人格形成や能力・才能を培う大切な時期ですから、その大事な時期に、保護者に替わって保育を行う意義は大きいのではないでしょうか?

さらに、女性が安心して働くことが出来る環境づくりに大きく貢献していることは間違いないと思います。

他にも、いろいろな事情で男性が子どもを育てなければならないといった場合にも、母親に替わる存在として子どもに与える影響も計り知れないものがあります。

保育士という仕事は、意義のあるとても素晴らしい職業だと思います。

保育士さんはそれを誇りに思い、胸を張って保育のお仕事を頑張ってほしいです。

さいごに

保育士としての「魅力」や「やりがい」についてご紹介しました。

保育士になりたいけれど、年収の低さや過酷な労働条件ばかりが話題になり不安が大きくモチベーションが維持できない人や、本当に保育士になっていいのか悩んでいる方もいらっしゃると思います。

保育士のお仕事はこんなに楽しい!魅力いっぱいでやりがいのあるお仕事だということを少しでも感じていただけたら嬉しいです。

よくある質問

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保育士くらぶには現役の保育士・幼稚園教諭や保育士を目指す学生さんにとって手遊びや保育内容など今日から役立つ保育のネタをご紹介しています。こちらのトップページより色々な記事をお楽しみください。

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