保育士に人気の「院内保育」とは?仕事内容、給料、求人情報を徹底解説

The following two tabs change content below.
保育士くらぶ編集部

保育士くらぶ編集部

保育士の転職キャリアサポートを行うアスカグループが運営しています。明日から使える最新保育トピックや保育士さんの転職、キャリアをサポートするコンテンツをおとどけしています。 求人情報や転職のご相談は同グループが運営する「保育求人ガイド」をご覧ください。https://hoikukyuujin.com/

 保育士・幼稚園教諭として日々お仕事を頑張っていらっしゃる皆様、こんにちは!

当サイト「保育士くらぶ」と、保育士・幼稚園教諭の方向けの日本最大級求人サイト「保育情報どっとこむ」を運営する弊社アスカグループは、専門のアドバイザーが多くの保育士・幼稚園教諭の方を対象に、20年以上にわたり転職・キャリアサポートを行っています。

保育士くらぶでは、保育士・幼稚園教諭の方にとって役立つ転職・キャリアノウハウ記事を配信しています。

今回は、保育士の就職先の1つである「院内保育」についてリサーチしました。

そもそも「院内保育」のお仕事とは?

病院などで勤務している医師や看護師は、24時間体制で患者を診る必要があるため、不規則な勤務時間にならざるを得ません。

その上、急なシフト変更、救急の患者が運ばれてきた等で出勤しなければいけなくなることも多々あります。そんなときに、医師や看護師が自分の子供を預けるのに頼りにしているのが「院内保育」です。

・医師、看護師が利用する保育施設

通常の保育園では、朝、7時から遅くとも18時までの預かり時間がほとんどで、それ以降は基本的に延長保育となりますが、保育園によってどこまで延長できるかは違ってきます。

しかし医師や看護師は、急な仕事でどうしても保育園に預けなければいけない時もあります。そのような場合に備えて病院が独自に保育施設を設置することが増えています。

病院内で働く親たちのより近いところで子供を保育することで、安心して仕事に専念して仕事に集中できる様、院内保育は24時間体制でやっているところがほとんどです。

今は一定の基準を満たすことで補助を受けられるので、小さい病院でも院内保育を導入するところが増えてきました。

 関連記事でもっと知る 

仕事内容 

院内保育といえども、子どもを預かって保育するという部分は一緒なので、普通の保育園と仕事内容は大きく変わらないです。

ただ、病院内や隣接する場所にある施設なので、あまり広くないことが多いようですし、園庭なども無い場合があります。

夜勤の場合、子どもたちは眠っている時間が長く、あまり手はかからないのではないでしょうか?

院内保育の特徴 

院内保育で預かるこどもたちは、その病院で働く医師や看護師、職員の子どもたちです。病院の規模にもよりますが、少人数のところが多く年齢もまちまちですから、年齢別にクラス分けされておらずいろいろな年代の子どもたちを一緒に保育する感じです。

そのため、行事やイベントなどは少なく託児所に近い施設と言えるかもしれません。

預かるこどもたちも毎回特定の顔ぶれではないことが多く、保育士に慣れるのに時間がかかることもあります。


院内保育の給料は高いのか 

院内保育となると初任給でも一般の保育士よりは高くなります

全国的な平均として保育士の給料は15万前後ですが、院内保育園の保育士は平均して18万前後で、その上首都圏に近ければ近いほど給料は増える場合が多いようです。

それでも、保育士という大変な仕事ですから、他業種と比較しても決して高いわけではありません。

 関連記事でもっと知る 

・サービス残業はほとんどなし

大学病院の院内保育園や、規模の大きい病院内の保育園ともなると、正社員扱いでの採用ですと、手当の部分で大きく変わってくるところが多いようです。残業に関しても、きちんと給料として反映されるところが多く、シフトが深夜だった場合なども、夜勤手当が付いてきます。

 保育業界は家に持ち帰りの仕事も多く、サービス残業はもはや当たり前とも言われています。しかし院内保育の場合、24時間体制でシフトがきちんと組まれているため残業がほとんどありません

大体1クラス単位で少人数制となり、行事やイベントがほとんどない為、単純に残業は保育の為となることが多く、時間単位で残業代として支給されます。

 ・賞与はあるの?

賞与は年2回付くところがほとんどで、その額も一般の保育士に比べるとはるかに高くなります。これは、経営元が大きい大学病院などは、その傾向が顕著になります。

さらに、福利厚生がしっかりとしており、手当もきちんと付くので給料の総支給額は総じて高くなります。

 具体的な求人例(東京・横浜など)

 それでは、院内保育園の求人例をいくつかご紹介します。

東京・横浜・大阪の3地域の求人を2例ずつ、比較のために愛知県と埼玉県の2地域を2例ずつ挙げてみました。もっと見てみたい方は、「保育情報どっとこむ」をご覧ください。

・東京都

  • 大手保育グループ運営の有名私大病院内保育所
    月給201,700円~/7:30~18:30の間の9時間拘束8時間勤務/完全週休2日制/有給・退職金制度・研修あり/賞与年2回/交通費支給
  • 株式会社運営の総合病院内保育所
    月給178,000円~/8:00~20:00/週5~6日・1日8~10時間勤務シフト制/夜勤月3日程度/交通費支給/有給・産休・育休・介護休暇/退職金制度あり

・横浜市

  • 社会福祉法人運営の保育施設
    月給190,000円~300,000円/7:00~22:00シフト制/週休2日制/産休・育休・介護休暇
  • 大手保育グループ運営の医大付属病院内保育所
    月給200,000円~/7:30~21:00シフト制8時間勤務/夜勤月1回程度/時間外労働月平均11時間/完全週休2日制/交通費支給/賞与年2回/産休・育休

・大阪府

  • 大阪府郊外、株式会社運営の病院内保育所
    月給178,000円/賞与1.2ヶ月/8:00~18:00月160~171時間勤務/夜勤週2回/時間外労働月平均10時間/有給・昇給あり
  • 大阪府郊外、病院運営の院内保育所
    月給143,000円/日勤8:30~17:00夜勤16:30~9:00交代制/実働8時間/残業あり/賞与年2回(年4ヶ月分)/昇給年1回/交通費支給/年休104日

・愛知県

  • 株式会社運営の市民病院内保育所
    月給178,000円/賞与1.2ヶ月/7:00~20:00月160~171時間勤務/夜勤なし/時間外労働月平均10時間/有給・昇給あり
  • 大手保育グループ運営の小規模院内保育所
    月給182,000円/賞与年2回/昇給年1回7:30~21:00シフト制/時間外労働あり/交通費支給/産休・育休・介護休暇・退職金制度あり

・埼玉県

  • 株式会社運営の24時間開所院内保育所(契約社員)
    月給190,000円~/交通費支給/有給・産休・育休あり/産後の時短勤務可/夜勤手当あり(22:00~5:00)
  • 大手保育グループ運営の院内保育所
    月給208,000円~228,000円/7:30~18:30の間5~11時間勤務/退職金制度・産休・育休・介護休暇・借り上げ社宅制度あり/交通費支給

 


 院内保育で働くメリット

院内保育が普通の保育園と比べてメリットがあると感じられる点はどういったところなのか?いくつかのポイントに分けてご紹介します。

・ 収入や待遇が良い

先程、具体的な求人をいくつかご紹介しましたが、認可保育園の保育士と比べるとその給料はやや高給であることが分かりました。

福利厚生休暇退職金時間外手当などの待遇面もかなり優遇されているようです。

 ・勤務時間は短め

院内保育の施設は、その性格上夜間も開所しているところが多く、365日24時間開所している施設も珍しくありません。

ただ、シフト制でこどもの定員も少人数が多く、残業はあまり発生しないようです。普通の保育園と比べると勤務時間は短めと言えます。

・シンプルな勤務内容 

院内保育の施設は、園児の数は少な目で、しかも毎日決まった顔ぶれではありません。

そのため、イベントや行事は普通の保育園と比べるとかなり少なくなっていますので、制作物やイベントの準備などがほとんど無く保育に集中できるようです。

子どもが熱を出したり、ケガをしたりといった場合にも、保護者が同じ施設内や隣接する場所にいるので連絡がつきやすく、迅速な対応が見込めます。

自分に合った院内保育求人の探し方とは?  

大病院のイラスト

・事前に確認!求人を探す最の注意点

  • 病児保育とは異なります

院内保育病児保育、一見同じ様な印象を受けますが、その中身は全く違います。

病児保育は病気になった子供を一時預かりで保育することを言いますが、院内保育は子どものいる看護士や医師が安心して働ける様に、病院内や隣接する場所で保育を行う施設のことを言います。 

この2つは中身的にはかなり違うので求人を探す時は注意が必要です。

  • 勤務体制の確認を

また、院内保育の場合、24時間体制で医師や看護師は働いているので、基本的には保育士も24時間稼働するためのシフト制になっているところが多いようです。

求人を探す時には休日や勤務時間、シフトの時間帯などをしっかりと確認する必要があります。

・院内保育の求人はレア? 

求人の割合としては、小さい病院での院内保育施設が多くなります。

そういったところは、慢性的な保育士不足により、一人にかかる負担が多くなるため、経験年数の長いベテラン保育士などある程度の経験者を募集していることが多いようです。経験が短い場合は一度問い合わせてみることも重要です。

さらに、給料の高い大学病院の院内保育の求人は少なく、あっても公開されていないことがほとんどです。 

・気を付けて!勤務体制が整っていないところも…

実は、残念なことに今まで説明してきたような良い環境の院内保育がすべてなわけではありません。人手不足の小さい病院では、かなりぎりぎりの人数で仕事を回していることもあります。

また問題となっているのは、医師や看護師を呼び込むために保育の「24時間体制」を宣伝しているものの、その実態は相当キツイものとなっている職場もある、ということです。人手不足だけではなく、施設の設備や食事の質も悪く、子供たちに悪影響なのではないか…?と思われるような施設もあるということです。

だからこそ、求人を見極めることは一層大切なことになってきます。

 関連記事でもっと知る 

・環境の良い院内保育所を探すためには

条件の良い求人などは非公開が多いこともあり、個人で探すのには限界がありますので、「保育士専門」転職サイトなどに登録すれば非公開求人を閲覧できます。

直接会って相談できるサービスや、電話サポートを提供しているタイプの保育士転職サイト・人材紹介会社を利用すれば、担当者から詳細な情報を教えてもらえます。さらに、希望の勤務地・条件などを転職サイトのアドバイザーに伝えて、求人を探してもらうこともできますから、こういったサービスをどんどん活用していくことをお勧めします。(無料で利用できます。)

また、このページからも保育士さん向けに完全無料・プロのアドバイザーのサポート付きの転職相談を受け付けております。院内保育の求人をお探しの方に限らず、キャリアや就職にお困りの方は、ぜひお気軽にこちらをご利用ください!

労働条件も給料・待遇も比較的恵まれている院内保育のお仕事、今のお仕事に不満や疑問があったり、体力的にキツかったりで転職をお考えなら、院内保育のお仕事もいいかも知れません。

あなたにオススメの関連記事

保育士くらぶ公式LINE

友だち追加すると、日常保育で明日から使えるトピックの配信や求人情報、転職に関するお問い合わせができます。

 

友だち追加

保育士・幼稚園教諭の就職・転職サポート事業を行うアスカグループが運営する「保育求人ガイド」国内最大級の保育専門求人サイトです。

「保育求人ガイド」のサービス詳細は以下よりご確認いただけます。

コメントを残す

ABOUTこの記事をかいた人

保育士くらぶ編集部

保育士の転職キャリアサポートを行うアスカグループが運営しています。明日から使える最新保育トピックや保育士さんの転職、キャリアをサポートするコンテンツをおとどけしています。 求人情報や転職のご相談は同グループが運営する「保育求人ガイド」をご覧ください。https://hoikukyuujin.com/