転職する保育士の【自己PR】術!履歴書・職務経歴書・面接に使えるポイントとは

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転職をお考えの保育士さんや、休職中の元保育士さんで復職希望の方はたくさんいらっしゃると思います。

そういった方の就職活動に欠かせないのが「履歴書」・「職務経歴書」です。職務経歴書は主に転職する方には必要なものとなってきますね。これらの書類は、これまで自分が積んできたキャリアや磨いてきたスキルをアピールする手段となります。

というわけで、今回は履歴書や職務経歴書、さらに面接にも大いに活用できる自己PRについて徹底リサーチしました。

新卒・転職・復職、キャリアや立場に応じた自己PRの仕方や気を付けたいポイントなど、例文を挙げて具体的に解説します!

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保育士・幼稚園教諭の自己PRで大切なこと

職務経歴書や面接での自己PRは、なんとなく業界用語風にカッコ良く言えば、あなたという「保育士」が、クライアントである保育園や幼稚園に向けてのプレゼン…といったところでしょうか?

つまり、いかにあなたが魅力ある人材かということをアピールするコマーシャルです。

・短所を長所に!

ということは、「こんな長所があります!」といったことはもちろんですが、ここはちょっと短所やマイナス点かも…という部分もプラスや長所にすることも大事です。

こんなスキルがありますというアピールは当然ですが、保育士としては未経験だという場合にも「そちらの園の方針に染まります」という風に発想を変えてみてはいかがでしょうか?

それでは、キャリアや立場別に具体的なPR術をご紹介します。

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新卒保育士・幼稚園教諭の自己PR術

まずは新卒の保育士・幼稚園教諭の方向けの自己PRの仕方をご紹介します。

新卒=未経験ですから即戦力になれるわけではありません。では、何をポイントにしてアピールすればいいのでしょうか?

特別な才能やスキルを求められるわけではありません。

それよりも採用する側が見ているのは人柄や積極性であり、続けていけるのか?やる気はあるか?といったことを判断の基準にしていると思われます。

  • 「明るい」や「素直」といった人柄
  • 「やる気」や「根性」の積極性

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をPRしていきましょう。

・例文1「明るさ・前向きさ」

私は特に器用でもありませんし、特技があるわけでもありません。
ただ、いつも笑顔でいよう!何事も明るく取り組もう!と考えています。
先生や先輩など目上の方からのお叱りやご指導を素直に聞ける柔軟性もある方だと思います。
また、不器用だからこそ何をするときも一生懸命に全力で当たるように心がけています。

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その資質を裏付けるような学生時代のエピソードなどを中盤に盛り込むとさらに説得力が増します。

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・例文2「積極性・忍耐力」

子どもの頃から、何事も中途半端で済ますことが嫌いで、始めたことはやりぬかなければ気が済まない性格でした。
大学在学中の4年間、毎年小学生のサマーキャンプのお手伝いボランティアをずっと続けてこられたのも、その性格と子どもたちの笑顔のおかげだと思います。

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新卒や未経験の場合、職務経歴書はあまり必要ないかも知れませんが、面接の際にやる気や積極性を簡潔な文章でアピールしましょう。

保育士・幼稚園教諭から転職の場合の自己PR術

では、同じ保育士・幼稚園教諭からの転職の場合はどうでしょうか?
新卒や未経験の人と違って経験値やスキルを前面に打ち出すPRが必要です。

・経験がなくても大丈夫!

ただ、そればかりをアピールするより、協調性やコミュニケーション力など、使いやすい人材だということもさりげなくPRするのもいいですね。

さらに、前職を辞めた理由やいきさつなども明らかにしておくと採用側は安心かもしれません。

・例文3「前職を辞めた理由」

前職の保育園には3年勤務しましたが、園長の考える保育方針と私が思い描く保育とが一致しませんでした。
1年・2年と勤務する中で、園長や上司、先輩方と何度も話し合い、歩み寄ったりもしましたが、残念ながら退職することとなりました。貴園のホームページを拝見したり、園見学に伺ったりといった事でこちらの素晴らしい保育方針に感銘し、応募させていただきました。

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まだ経験が浅く、しかも複数の施設で勤務してきたという人の場合、「うちでも長く続かないかも」と採用側としては不安を感じるはずです。

このような場合は「保育方針の不一致」という理由が受け入れてもらいやすいでしょう。

また、それより重要になってくるのは、経験のアピールより人柄や積極性を強調することです。

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・例文4「この園でなければならない」

直近まで勤務していた保育園では、業務効率が優先の労働環境であったため、保育士同士の会話や交流はあまり重視されていませんでした。
私は元々、人と接することが好きな性格でしたので、できれば先輩方とも仲良くお仕事がしたかったのですが、私のそういった努力は報われませんでした。こちらの園は、アットホームな労働環境だとの評判を聞き、ぜひ貴園で働きたいと今回応募させていただきました。

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たとえ問題のある施設だったとしても、前の職場を悪し様に言うのは控えましょう。
「ウチを辞めた時のもいろいろ言うかも知れない…」と感じるかも知れません。

複数の転職もスキルアップやキャリアアップのためということを採用側に伝えたいですね。

保育士・幼稚園教諭に復職する場合の自己PR術

最後に、子育てなどを理由にブランクがあったけれど保育士・幼稚園教諭に復職したい人向けのPRの仕方です。

結婚や出産で退職・休職する保育士さんはかなり多いので、ブランクがあることはさほど気にしなくてもいいと思われます。

休んでいた間に子育てをしていたり、福祉や保育関係のパートやアルバイトをしていたりという場合は必ずアピールしましょう。

・例文5「復職に役立つ経験」

新卒で保育園に入職し、5年間保育士として勤務していましたが、第1子出産を機に退職し3人の子どもを育てました。その子供たちも、少し大きくなりましたので保育士として復帰したいと思い、応募いたしました。
我が子を預けていた幼稚園では保護者会やPTAにも積極的に参加し、子どもたちのお世話をするのが楽しく、やっぱり保育が好きなんだなと改めて感じました。

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休職期間がけっこう長かった人は体力面が心配されるかもしれないので、健康で体力もやる気もMAXです!といったこともさりげなく伝えられるといいですね。

・例文6「体力がある」

保育士は体力が必要なお仕事なのは独身時代の保育園勤務で十分わかっているつもりです。私は元々、丈夫で体を動かすことが大好きでした。現在も子育てが一段落し、健康面も体力面も充実しています。大好きだった子どもたちに関わるお仕事に是非復帰したく、貴園に応募いたしました。

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求職中であっても、子育ては保育士スキルを磨くことのできる貴重な経験ではないでしょうか?採用側にとっても評価できる部分だと思います。

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保育士・幼稚園教諭の自己PRについて相談してみよう!

面接、職務経歴書の自己PRについてキャリアや立場別に解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

それでもやっぱり自己PRって難しい!という方は、保育情報どっとこむなどの転職サイトのキャリアコンサルタントキャリアアドバイザーなどに相談してみるのもいいかも知れません。
例えば、こういった経験があり、こんな事が得意ですといった事や、保育に対する思いなどを伝えて、どんな自己PRをすればいいのか?を質問してみてはいかがでしょうか?

さいごに

自己PRは職務経歴書や面接の中でもかなり重要な項目です。

職務履歴書の自己PRを見て、「会ってみたい」と感じてもらえる、面接の自己PRを聞いて「うちの保育園に来てほしい」と思ってもらえたらシメたものです。

職務経歴書の作成や面接の際には、万全の準備を整えて
「私はこんなに魅力的な人材です!」
という最高の自己PRを目指しましょう。

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