保育園にベビーカーで登園するには?注意点を説明!【何歳まで・雨・抱っこ紐】

保育園の登園方法の1つであるベビーカー。子供がまだ歩けない時や、車がない時などに便利ですよね。一方で、登園後のベビーカーの置き場所に悩んだり、子供の年齢を気にしたりしてしまう保護者の方もいるのではないでしょうか。ここでは、ベビーカーでの登園について、どんな時にベビーカーで登園するのか、ベビーカーで登園できない時の対処方法などを紹介していきます。ベビーカーでの登園を考えている保護者の方はもちろん、ベビーカーでの登園を許可するべきか悩んでいる保育士さんなども、この記事をぜひ参考にしてみてください。

保育園にベビーカーで登園して良いのか

ベビーカーを使って登園する人は多い

そもそも、保育園にベビーカーで登園してもいいの…?と疑問に思っている保護者の方もいると思います。実際は、保育園にベビーカーで登園する人は多くいます。子供がまだ歩けない年齢だったり、子供が歩くには遠い距離に保育園があったりする場合に、ベビーカーがあると助かりますよね。一方で、置き場所の問題などから、中にはベビーカーでの登園を禁止している保育園もあります。また、ベビーカーでの登園自体は禁止していなくても、ベビーカーの置き場所がない保育園もあります。ベビーカーでの登園をするかどうか悩んだ時は、まずは通っている保育園に問い合わせてみるといいですよ。

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どんな時にベビーカーで登園するか

車や電車を使えない時

ベビーカーで登園する理由の1つとして、車や電車を使えない、ということが挙げられます。子供が歩いて行くには遠い距離だけど、車を持っていなかったり、家や保育園が駅から遠かったりする場合は、ベビーカーを使うと楽ですよね。ベビーカーであれば、車が無くても子供を歩かせる必要はないですし、電車賃などを気にする必要もありません。車や電車に子供を乗せる手間も省けるため、手軽な登園手段として選ぶ保護者の方もいるようです。

子供がまだ歩けない時

子供がまだ歩けない時に、ベビーカーで登園する人も多くいます。一般的に、子供が生まれてから1人で歩けるようになるまでは1年半程かかると言われています。子供がまだ歩けない時期である場合、いくら家から保育園が近くても、抱っこでの登園は保護者の方に負担がかかりますよね。ベビーカーを使えば、保護者の方は押して歩くだけでよいので、かなり負担を減らすことができます。他にも、子供が足を怪我した時や、体調が優れない時にもベビーカーでの登園は便利です。

雨が降っている時

雨が降っている時に、ベビーカーでの登園を選ぶ人も多くいます。雨の中、子供を連れて荷物を持ちながら歩くのは大変ですよね。また、雨が降っていると、普段よりも子供が歩くのには時間がかかります。朝の登園に時間をかけられない人や、まだ子供が小さく、雨が降っている中歩かせるのが不安な人には、ベビーカーがおすすめです。ベビーカーにレインカバーをかけることで、子供や荷物が雨で濡れるのを防ぐことができますよ。

ベビーカーで登園する際の注意点

置き場所を事前に考えておく

ベビーカーで登園する際には、登園後のベビーカーの置き場所を事前に考えておくようにしましょう。保育園に子供を預ける人の中には、そのまま仕事に向かう保護者の方も多いと思います。そんな中、登園後にベビーカーの置き場所がないと困ってしまいますよね。ベビーカー置き場を設置してくれている保育園もありますが、中には置き場がない保育園もあるので注意が必要です。ベビーカーで登園したはいいけどどこに置こう…と悩まないために、事前に置き場所を把握しておけると良いですね。

自立するベビーカーを選ぶ

保育園で登園するベビーカーを選ぶ時には、自立するベビーカーを選びましょう。ベビーカーの中には、折り畳んだ時に立てかける必要があるものと、自立するものがあります。自立するベビーカーを選ぶことで、立てかける場所がない時でも簡単に置いておくことができるので安心です。場所や広さを選ばずにどこでもベビーカーを置けることで、ベビーカーでの登園の悩みを減らすことができますよ。

コンパクトなベビーカーを選ぶ

コンパクトなベビーカーを選ぶと、持ち運びが楽になったり、置き場所に困ることが少なくなったりします。場合によっては、保育園のベビーカー置き場が狭いこともありますよね。そんな時に、コンパクトなベビーカーを選ぶことで場所を取らずに置いておくことができます。他の人のためにスペースを空けておくこともできますし、普段の持ち運びも便利になりますよ。家に置いておく時も、邪魔になりにくいのでおすすめです。

子供の健康と安全に気を付ける

ベビーカーで登園する際には、子供の健康と安全を第一に考えるようにしましょう。ベビーカーは簡単に子供を乗せて移動できる手段として、とても便利ですよね。しかし、正しい使用方法を守らなかったり、押している時の注意を怠ったりすると、大きな事故になる恐れもあります。シートベルトをしっかりと着用させることはもちろん、載せる荷物の重さやバランスなどにも気を配りましょう。ベビーカーの転倒を防ぐには、坂道や段差がある道に注意するなど、道路の状態を把握しておくことも大切ですよ。

ベビーカーの置き場所がない時はどうするか

駐車場に置く

ベビーカーで登園したいけど、保育園にベビーカーの置き場所が無いこともありますよね。そんな時に代わりの置き場所となるのが、駐車場です。ベビーカー置き場は無くても、園の駐車場に置いても良い場合があります。また、保育園の近くにある駐車場のオーナーさんが、ベビーカーを置くことを承諾してくれるケースもあります。もちろん、近くの駐車場のスペースが空いているからと言って、無断で置くのは厳禁です。本来のベビーカー置き場でない場所にベビーカーを置く場合には、駐車場の管理者に必ず相談してからにしましょう。

自宅に持って帰る

保育園にベビーカー置き場が無い時は、自宅に持って帰るのも選択肢の1つです。仕事が在宅勤務だったり、保育園から直接職場に向かわなかったりする場合は、自宅に1回持ち帰る人もいます。面倒くさいと感じる人も多いと思いますが、どうしても置き場所が見つからない場合の対処方法として考えておくと良いですね。このような場合は、時間に余裕を持たせて早めに登園するなどの工夫が大事です。また、ベビーカーを軽いものにすることで、ベビーカーを運ぶ負担を減らすことができますよ。

職場に持っていく

保育園にベビーカーを置いておけない場合、職場にそのままベビーカーを持っていく人もいます。保育園にベビーカー置き場は無いけど、自宅まで持ち帰っている時間がない人にはおすすめの方法です。最初は職場にベビーカーを持っていくことに抵抗を感じるかもしれませんが、職場の人にしっかりと状況を理解してもらえば問題ありません。この際も、職場の邪魔にならないように、ベビーカーの大きさや置く場所には配慮できると良いですね。

ベビーカーで登園するのは何歳頃までか

3歳までが一般的

ベビーカーで登園させるのは何歳頃までなのか、気になる保護者の方も多いですよね。実際には、3歳頃までの子供をベビーカーで登園させる人が多いようです。3歳までは、歩き方がおぼつかなかったり、バスや電車、自転車に乗せるのが難しかったりする時期だからでしょう。一方、3歳を超えると、子供もある程度の距離を自分で歩けるようになりますね。そのタイミングで、子供の発育のためにベビーカーから徒歩での登園に変える人もいます。自分の子供の状況に合わせて、適切な時期でベビーカーを卒業できると良いですね。

ベビーカー以外の登園方法

ベビーカー以外の登園方法として、まずは車が挙げられます。子供が自分で座ることができる年齢であれば、車に乗せて登園ができるので便利ですよね。ベビーカーよりも登園時間を短縮することができますし、そのまま車で通勤することもできます。注意点としては、保育園に駐車場があるかどうかを確認するようにしてください。また、ベビーカーと同様に、少しの不注意で大きな事故になることもあるため、シートベルトやチャイルドシートは必ず使用するようにしましょう。

徒歩

次に紹介するのは、徒歩での登園です。家から保育園まで、子供が歩ける距離であれば、ベビーカーを使わずに徒歩で登園するのも良いでしょう。子供が途中で疲れてしまったり、想像以上に時間がかかってしまったりすることもありますが、子供の発育のためには良い登園方法です。車やベビーカーと違って、置き場所や駐車場のことを考えなくて済むのも嬉しいポイントですね。ベビーカーか徒歩での登園を迷っている人は、子供の様子を見ながら、一度徒歩での登園を試してみるのもおすすめですよ。

抱っこひも

ベビーカーの代わりに、抱っこひもを使って登園する人もいます。0歳から1歳までの、子供の首が座らなかったり歩けなかったりする時期におすすめの登園方法です。子供を抱っこしながら歩いて登園する必要があるので、保護者の方の身体には負担がかかるかもしれません。しかし、ベビーカーのようにかさばることが無い点や、そのまま職場にも直行しやすい点でおすすめです。身体に負担がかかりにくい抱っこひももあるので、自分に合った抱っこひもを探して登園するのも良いですね。

自転車

自転車での登園も、人気の登園方法です。子供が1人でしっかりと座れるようになったら、ベビーカーよりも自転車の方が便利なこともあります。駐輪場であれば、ベビーカー置き場や駐車場よりも数が多く利用しやすいですし、徒歩よりも時間を短縮して登園することができますね。車を持っていなかったり、持っていても登園には使えなかったりする人でも、自転車であれば手軽に用意して乗ることができます。子供を歩かせる手間や時間もかからないので、歩くには少し遠いけど車を使う程ではない距離に保育園がある人にもおすすめです。

バスや電車

バスや電車など、公共交通機関を使って保育園に行く人もいます。家から保育園が少し離れている人や、職場にバスや電車で通勤している人にはおすすめの登園方法です。子供がまだ小さい時だと、バスや電車の中でじっとしていられないのではないかと心配な人もいますよね。子供が泣いた時のためのおもちゃやお菓子を用意しておいたり、荷物が他の人の邪魔にならないように配慮したりすることも大切です。通勤ラッシュを避けたり、抱っこひもなどを併用することで、よりスムーズに登園することができますよ。

まとめ

保育園にベビーカーで登園しようとしている保護者の方には、様々な悩みがあると思います。ベビーカー置き場を用意している保育園はその案内を、用意していない保育園はその旨をしっかり保護者の方に伝えることが大切です。代替え案や注意点なども一緒に伝えることで、保護者の方と園のトラブルを防ぐことができます。最も大切なことは、子供が怪我することなく安全に登園できることです。子供の様子も見ながら、適切な方法で登園できると良いですね。

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