シャボン玉をストローで吹いてみよう!手作りの方法も!【作り方・工夫・切り込み】

シャボン玉遊びは、ふわふわと飛んでいく様子が楽しく、子供にも人気の遊びです。外遊びにはもちろん、遊び方を工夫することで、屋内でも様々な方法で楽しむことができます。市販のシャボン玉セットを使うのも良いですが、せっかくならシャボン玉作りから、子供と一緒に楽しんでみるのはどうでしょうか。ここでは、手作りできるシャボン玉液と、吹き具のストローの作り方を紹介します。是非参考にしてみてくださいね。

シャボン玉液の作り方

中性洗剤を使った作り方

用意するもの

・中性洗剤10ml
・水100ml
・液を入れる容器

作り方

シャボン玉液を入れる容器に、中和洗剤と水を入れて混ぜる。

中性洗剤には、界面活性剤と呼ばれる成分が入っており、この成分によってシャボン玉の薄い膜を作ることができます。割れにくいシャボン玉を作りたい場合、界面活性剤が40%以上の洗剤を選ぶようにしましょう。家庭にある台所洗剤の多くが中性洗剤なので、材料を用意するのはとても簡単ですよ。

砂糖を使った作り方

次に紹介するのは、砂糖を使ったシャボン玉液の作り方です。

用意するもの

・中性洗剤10ml
・水100ml
・砂糖5g
・液を入れる容器

作り方

1. 水を温めて、ぬるま湯にする。
2. 温めた水に砂糖を入れ、よく混ぜる。
3. 砂糖が溶けきったら、中性洗剤を入れ、泡立たないように静かに混ぜる。

ポイントは、砂糖を水に良く溶かすことです。砂糖が良く溶け切っていないと、シャボン玉がすぐ割れてしまう原因になるので注意が必要です。

洗濯のりを使った作り方

次に紹介するのは、洗濯のりを使ったシャボン玉液の作り方です。

用意するもの

・中性洗剤10ml
・水100ml
・洗濯のり50ml
・液を入れる容器

作り方

1. 水と洗濯のりをよく混ぜる。
2. 中性洗剤を入れてさらに混ぜる。

洗濯のりを加えることによって、シャボン玉液の粘性が高まり、シャボン玉の膜を長持ちさせることができます。中性洗剤と水のみで作ったシャボン玉液よりも、丈夫なシャボン玉を作りたいときにおすすめの方法です。

無添加石鹸を使った作り方

4つ目に紹介するのは、無添加石鹸を使ったシャボン玉液の作り方です。

用意するもの

・無添加石鹸5g
・水100ml
・液を入れる容器

作り方

1. 水を温め、ぬるま湯を作る。
2. そこに無添加石鹸を少しずつ入れ、よく混ぜる。
3. 実際にシャボン玉を作ってみて、シャボン玉の膜が上手く出来ないようであれば、水または無添加石鹸の量を加えて、濃度を調節する。

この方法では無添加石鹸を使っているため、子供に安全なシャボン玉液を作ることができます。シャボン玉の強度は強くないですが、小さい子供と遊ぶ場合など、シャボン玉液の誤飲が心配な人はこの作り方がおすすめです。

保育士くらぶ

ストローを使った吹き具の作り方

ストローに切り込みを入れる方法

シャボン玉液が完成したら、次は吹き具を作っていきましょう。ここで紹介するのは、ストローを使った簡単な吹き具の作り方です。

用意するもの

・ストロー
・はさみ

作り方

1. ストローの先端からストローと同じ方向に、2cm程の切り込みを6か所入れる。
2. 切り込みを入れた部分が外側に向くように、それぞれ折り曲げる。
3. ストローを半分に折り、折った部分を1cm程はさみで切り落とす。

最後にストローの真ん中に穴をあけることによって、空気の通り道ができ、子供がシャボン玉液を誤飲するのを防ぐことができます。

ストローを束ねる方法

次に紹介するのは、細いストローを何本も束ねて作る吹き具の作り方です。

用意するもの

・ストロー
・輪ゴム

作り方

ストローを輪ゴムでしばる。

ここでは、細めのストローを選ぶことで、子供が吹きやすい大きさの吹き具を作ることができます。この吹き具では、一度に小さなシャボン玉をいくつも作ることができるので、子供もより楽しんで遊ぶことができると思いますよ。

ストロー以外の吹き具アイデア

色々な形が作れるモールの吹き具

ストロー以外にも、モールを使って吹き具を作ることができます。

用意するもの

・モール

作り方

持ち手の部分を残しながら、モールで好きな形の輪っかを作る。

完成したら、優しくシャボン玉液に浸し、ゆっくりと振ってみましょう。長めのモールを用意すると、持ち手の部分をしっかりと確保できて作りやすいです。この吹き具を使えば、ハート型や四角など、好きな形のシャボン玉を作ることができます。

小さいシャボン玉が沢山できるうちわの吹き具

うちわを使った吹き具も、簡単でおすすめです。

用意するもの

・うちわ

作り方

うちわについている紙を剥がす。(紙が剥がれにくい場合は、水にしばらく浸してから剥がす。)

うちわから紙が剥がれたら、あとはそれをシャボン玉液に浸して振るだけです。この際は、シャボン玉液を大きめの容器にいれておくと、うちわを液に浸しやすくなります。うちわを使った吹き具では、細長いシャボン玉が沢山同時にできるため、普段のシャボン玉の吹き具に飽きてしまった子にもおすすめの吹き具です。

大きいシャボン玉が作れるハンガーの吹き具

ハンガーを使った吹き具も、大きなシャボン玉が作れる吹き具として人気です。

用意するもの

・針金ハンガー
・毛糸

作り方

1. 針金のハンガーを丸い形に変形させる。
2.変形させたハンガーに、毛糸を巻き付けていく。

ハンガーを変形させるときは、なるべく平面になるように曲げると、シャボン玉が作りやすくなります。毛糸を巻き付けるときは、持ち手の部分と輪っかの部分に隙間ができないように巻き付けていきましょう。巻き付け終わったら、後は輪っかの部分をシャボン玉液に浸すだけで、他の吹き具では作ることができない大きなシャボン玉を作ることができます。

簡単シンプルなペットボトルの吹き具

ペットボトルを使った吹き具もシンプルで簡単に作れるとしておすすめの方法です。

用意するもの

・ペットボトル
・カッター
・マスキングテープ

作り方

1. ペットボトルの底をカッターで切り取る。
2. 切り口の部分をマスキングテープでカバーする。

切り取った口の部分をシャボン玉液につけて、飲み口から吹くことで、大きめのシャボン玉を作ることができます。作り方も簡単で、家にあるものでできる点も嬉しいですよね。

シャボン玉を使った遊び方

シャボン玉で絵を描く

シャボン玉は外で吹いて遊ぶものと思われがちですが、他にも様々な遊び方があります。その1つが、シャボン玉で絵を描いて遊ぶ方法です。シャボン玉液に絵の具を混ぜ、画用紙に向かってそっとシャボン玉を吹くだけで、簡単にバブルアートができてしまいます。色々な色を使って作ったアートを飾って楽しむのも良いですね。雨の日など、外でシャボン玉遊びができないときにもおすすめの遊び方です。

シャボン玉を重ねる

普通のシャボン玉を作るだけではつまらない、という場合にはシャボン玉を重ねて作る遊び方もおすすめです。初めに大きなシャボン玉を作り、その中に小さめのシャボン玉を吹くことで二重のシャボン玉を作ることができます。小さい子供は、二重のシャボン玉を作ることが難しい場合もあるため、大人がやってみせるだけでも良いでしょう。珍しいシャボン玉に子供たちは喜ぶこと間違いなしです。中にはシャボン玉を重ねる専用のおもちゃも売っているので、それを使って遊んでみるのも良いですね。

シャボン玉で実験をする

シャボン玉を使った実験も、いつもとは一味違う遊びの時間になること間違いなしです。シャボン玉を使った実験には様々なものがあります。水の中にシャボン玉を作る実験や、割れにくいシャボン玉を作ってみる実験は、子供とも一緒に楽しめるのでおすすめです。難しいことはわからなくても、実際に楽しみながら実験を行うことで、子供の発想力や思考力を刺激することもできると良いですね。

シャボン玉で遊ぶ際の注意点

液が目に入らないようにする

子供と一緒にシャボン玉で遊ぶ際には、シャボン玉の液が子供の目に入らないように注意しましょう。シャボン玉の液は弱アルカリ性のため、目に入るとしみる痛みがあります。少量の場合は、水で洗い流せば問題ないですが、一定の量を超えると目に悪影響を与えることもあります。万が一シャボン玉液が目に入ってしまった場合には、よく水で洗い流し、痛みや赤みが続くようであれば病院に行きましょう。

シャボン玉の吹き方を教える

シャボン玉の吹き方を教えることも、子供のためには必要です。中にはシャボン玉で遊ぶのが初めての子や、息を吹くのが苦手な子もいるかもしれません。シャボン玉液を誤って飲み込んでしまわないためにも、遊ぶ前にしっかりと吹き方を教えることが大切です。上手く吹けるか心配な子は、シャボン玉液を実際につける前に吹き具だけで吹く練習をしてみましょう。吹き方のお手本として、実際に吹いて見せてみるのもいいですね。

終わったら手を洗う

シャボン玉で遊び終わった後は、手洗いを良くすることが大切です。手についたシャボン玉を洗い流すだけでなく、外で遊んだ場合には色々な汚れがついていることがあります。シャボン玉液が手についたままだと、そのあとでご飯を食べたり目をこすったりしたときに、液の成分が体内に入ってしまいます。遊んだ後は手を洗う、という習慣をつけるためにも、シャボン玉で遊び終わったあとはしっかりと手を洗いましょう。

遊ぶ場所を選ぶ

シャボン玉で遊ぶときは、遊ぶ場所を選ぶことも大切です。外で吹く場合にも、広くて周りに住宅がないような公園などを選びましょう。人通りが多い場所や、住宅街などでシャボン玉遊びを行うと、通行人や近隣住民に迷惑がかかることがあります。中には洗濯物や洋服にシャボン玉が着くことを良く思わない人もいるでしょう。どうしても広い公園が周りにない場合は、屋内で遊ぶ方法に変えるのも1つの手です。トラブルを避けるためにも、シャボン玉遊びをする際にはよく場所を考えてから遊べるといいですね。

まとめ

シャボン玉液を作るのは簡単で、吹き具も自分で用意することができます。ほとんどが身近にあるもので作ることができるので、子供と一緒でも安心して作れますね。吹き具の種類や遊び方を選ぶことで、幅広い年齢で様々な楽しみ方をすることができるのも良い点です。市販のシャボン玉を買うのも良いですが、たまには自分たちで用意したシャボン玉で色々な遊び方を楽しんでみるのはいかがですか?

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