折り紙で鬼を作ろう!簡単アイデア6選【節分・簡単・折り方・1枚・かわいい】

2月になると節分がやってきますが、どんな制作をするか迷っている保育士さんはいませんか?そんな節分に合わせた制作として、今回は鬼の折り紙をご紹介します!鬼の折り紙といっても、沢山の顔や体型、色があるため、様々な特徴の鬼を作ることが出来ますよ。折り紙は想像力や手先の器用さを育むよい機会です。今回の記事を参考に、子供たちと楽しく鬼の折り紙を作っていただけたら幸いです。

折り紙で鬼を作るねらいは?

節分の日を実感する

折り紙で鬼を作ることで、2月3日の節分の日を実感することが出来ます。節分といえばみなさんは何を思い浮かべますか?豆まきや恵方巻、イワシなどでしょうか。節分といえど、することは意外と限られてきますよね。ですが、鬼の折り紙を折ることで、楽しみながら節分という行事をより実感することが出来るでしょう。制作物の一つとして子供たちと好きな色や顔の鬼を作れば、子供は節分という日がどのような日かを知るきっかけにもなりますよ。

想像力を育む

作りたい鬼の形や顔、色などをしっかり考えて折り紙に取り組むことで、子供たちの想像力を養うことが出来ます。手本を見て折り紙を折ることは誰でも出来ますが、そこにオリジナル性を加えるという作業においては子供次第です。子供たちの自主性に任せ、どんどんアイデアを出させましょう。また、ここをどう折ればきれいな形になるかを考えることでも、想像力が鍛えられます。想像力は大人になっても必要な能力ですので、ぜひ幼少期に身に着けておきたい力ですね。

手先が器用になる

折り紙は細かい折り目が役目を果たし、最後に作品となって完成します。きれいに完成させるためには、途中の折り方や切り方を丁寧に行わなければなりません。折り紙を折る過程でそのような点に注意することで、子供は手先の扱いを学習していきます。最初はなかなか上手に折れない子供が多いと思います。ですが、作っていくなかで少しずつ上手になっていくため、焦らず取り組みましょう。きれいに折れるようになれば、もう少し難しい折り紙に挑戦していくことで、より手先の発達を促進出来るでしょう。

達成感を得る

作りたいものを作ることが出来たら、誰しも嬉しさや達成感を得ますよね。それは折り紙でも同じことです。達成感を得ることは、子供の自信や自己肯定感の向上に繋がりますよ。また、折り紙を最後まで頑張って完成させることで、達成感を得ると同時にやり抜く力を養うことが出来ます。上手く行かなくても、諦めず最後までやり抜く精神があれば、大人になっても強い心を持つことが出来るでしょう。

折り紙が好きになる

折り紙を楽しむことが出来れば、きっと子供は折り紙が好きになるでしょう。子供の成長において、なにかを好きになるというのはとても大切なことです。好きなものに夢中になるという経験は、今後の人生をより豊かにしてくれますよ。大人になったあとでも、熱中するもの次第で自由に人生を選択する事が出来ます。幼少期のうちに、純粋にものごとを楽しむということはとても大切なことですね。保育士のみなさんは、子供が楽しめるような工夫を考えてみましょう。製作中に歌を歌ったり完成品で遊んだりなど、折り紙は様々な楽しみ方がありますよ。

保育士くらぶ

簡単!おすすめの鬼の折り方

かわいい鬼の顔①

【必要なもの】
・折り紙一枚
・好きな色のペン

【作り方】
①色がついているほうを表向きにし、ひし形の向きにする
②下の角を上の角に合わせて折る
③右の角を左の角に合わせて折る
④折れたら②の状態に戻す
⑤左右の角を上の角に合わせて折る
⑥上の左右の角を下の角に合わせて折る
⑦上の角を2枚とも中心に合わせて折る
⑧折れたら1枚だけ後ろに入れる
⑨右側の三角の左上の角から折り、右上の角の中心くらいに合わせて折る
⑩左側も同じように折る
⑪左右の下の折り線を開き、後ろへ折る
⑫下の角を中心に合わせて折る
⑬左右の角を1cmくらい折る
⑭裏返し、顔を描いて完成

かわいい鬼の顔②

【必要なもの】
・折り紙1枚
・鬼の髪(黒い紙を切ったもの)
・ペン
・のり
・はさみ

【作り方】
①折り紙を裏返し、4つ折りで折り目をつける
②4つの角を中心に合わせて折る
③再度、4つの角を中心に合わせて折る
④③のうち2つの角を外側に折る
⑤先を少し折る
⑥④のうち残したほうを開き、辺をはさみで切る
⑦下の部分を中にしまう
⑧三角になるように折る
⑨ななめの線に合わせるように折る
⑩⑨にぴったり合うように折る
⑪つのに色を塗り、髪のパーツをのりで貼る
⑫目や表情を描いて完成

かわいい鬼の顔③

【必要なもの】
・折り紙1枚

【作り方】
①裏返し、ひし形の状態にする
②三角に半分に折り、開く
③斜め左下の辺を真ん中の折り目に合わせて折る
④斜め左上の辺を真ん中の折り目に合わせて折る
⑤裏返し、折っていないほうの頂点を折り目に合わせて折る
⑥裏返し、上の角のほうを下から少し出るくらいの長さで折る
⑦裏返し、両端を好きなくらい折る
⑧下の両方の角を内側に折る
⑨お好みで表情を描いて完成

鬼の体

【必要なもの】
・折り紙1枚

【作り方】
①裏返し、白い面を表にする
②左右の端を折り、中心に折り筋をつける
③左右の端を中心の折り筋に合わせて折る
④折れたら裏返す
⑤左右の上の端を中心の折り筋に合わせて折る
⑥下の端も同じように折る
⑦下側の三角の上の線で後ろへ折る
⑧下の角を⑦で折った角に合わせて折る
⑨一度すべて開き、①の状態にする
⑩上下の中心を内側へ押し、その状態で左右を閉じる
⑪左右の端を中心に合わせて折り、戻す
⑫下の2つの角を左右の角で上へ折る
⑬⑫の角を下から1cm出るくらい折る
⑭左右の縦の折り筋で折る
⑮上の2つの角を斜めの線で左右に折る
⑯左右の角を縦の線で内側へ折る
⑰⑯の角を横に1cmくらい出るように折り返す
⑱⑰を後ろへ入れて完成

つのが1つの鬼と2つの鬼①

【必要なもの】
・折り紙2枚(1枚ずつ使います)

【角が1つの鬼の作り方】
①三角に折り、広げる
②斜め下の辺を折り目に合わせて折り、裏返す
③角があるラインを目安に、てっぺんを折り下げる
④③を上まで折り返し、裏返す
⑤下の角が上から出るように折る
⑥左右を真ん中の三角に三角に沿うように折る
⑦右下と左下の角を少し折り、表情を描いて完成

【角が2つの鬼の作り方】
①角が1つの鬼をもう一つ作る
②裏返し、真ん中の先に沿って切り込みを入れる
③切り込みを入れたところまで折る
④斜めに角度をつけて、折り返す
⑤ひっくり返して完成

つのが1つの鬼と2つの鬼②

【必要なもの】
・折り紙2枚(1枚ずつ使います)

【角が1つの鬼の作り方】
①三角に半分に折り、開く
②下の縁を中心に合わせて折り、裏返す
③上の角を下に折り下げる
④上の縁に折り返し、裏返す
⑤下の角が上から出るように折る
⑥両側の角を少し内側に折り込む
⑦下の角を上に少し折りあげる
⑧裏返し、表情を描いて完成

【角が2つの鬼の作り方】
①4つ折りし、開く
②上の縁を真ん中の折り目に合わせて折る
③②の中心と上の両角に合わせて折り上げる
④③の真ん中の角を上に折り上げて裏返す
⑤④を縁に合わせて折り、裏返す
⑥③の角に合わせて縦にまっすぐ折る
⑦下の縁を真ん中らへんの折り目に合わせて折る
⑧下の両角を内側に折る
⑨裏返し、表情を描いて完成

鬼の折り紙の注意点

刃物の扱いに注意しよう

今回紹介した折り紙の例には、はさみを扱うものがあります。折り紙の際は、刃物の扱いに十分注意して行いましょう。特に小さな子供と行う際は、刃物を無理して子供に使わせず、大人が使うとよいです。また、子供が刃物を持ち歩いて危険な行為をしそうなときは、すぐに声をかけることが大切です。本人だけでなく、周りの子供が怪我をするかもしれませんので、子供をよく見て制作を行ってくださいね。

保育士がお手本を見せよう

子供だけで折り紙を完成させるのはなかなか難易度が高いと思います。一緒に作りながら、「ここはこうするんだよ」と保育士がお手本を見せてあげましょう。子供の脳はスポンジのように沢山のものごとを吸収します。お手本を見せてあげることで、折り紙の手順や手先の扱いの学習が促進されますよ。また、保育士のお手本を見て、子供は自分らしいものにアレンジすることもあるでしょう。その時は子供たちの自主性に任せ、好きなようにやらせてみるのもアリです。そうすることにより、子供たちの独自性や想像力が豊かになりますよ。

子供の発育に合った折り紙をしよう

折り紙は年齢や発育に合わせて難易度を選びましょう。保育士でも難しいような折り紙を2歳児の子供にやらせても、完成させるのはとても難しいはずです。折り紙が難しいと子供が感じてしまうと、子供は折り紙に対して苦手意識を持ってしまうかもしれません。まずは簡単なものから行い、子供に折り紙の楽しさや達成感を味わってもらうことが大切です。慣れてきたら徐々にレベルを上げていきましょう。

製作中は積極的にコミュニケーションをとろう

子供の年齢によっては、上手く言葉で表現することが出来なかったり、説明を理解できなかったりする子供がいます。そのため、折り紙中において間違うことはよくあると思います。幼い子供との意思疎通は難しいですが、なるべくゆっくり優しく話しかけ、コミュニケーションを多くとるように心がけましょう。折り紙はとても楽しいですが、良いコミュニケーションをとることができるとより楽しい時間を過ごすことが出来ますよ。折り紙の時間が楽しいと感じてもらえれば、次は子供側から折り紙をしたいと言ってくれるかもしれません。子供との良い関係を築くためにも、製作中は積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。

まとめ

安全に配慮して楽しく鬼の折り紙を折ろう!

いかがでしたでしょうか。子供たちと楽しめそうな鬼の折り紙は見つかりましたか?ご紹介した通り、鬼は折り紙1枚で簡単に作ることが出来ます。1枚といえど、様々な形や色の鬼を作ることが出来ますので、お好きなものを選んで作ってみてください。また、折り紙の際は子供とコミュニケーションをとり怪我のないよう安全に配慮して行いましょう。今回の記事が、子供との折り紙の参考にしていただけたら幸いです。

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