冬の心温まる絵本おすすめ30選!【有名・乳児・0歳児・1歳児・2歳児・3歳児・4歳児・5歳児】

冬といえば、クリスマスにお正月など、子供達にとって楽しいイベントがいっぱいありますよね。そんな冬におすすめなのが絵本の読み聞かせです。絵本の読み聞かせを行うことで、冬という季節のことや行事について楽しく知ることが出来ます。また、寒くなるので室内遊びの一コマにぴったりですよ。絵本の読み聞かせで、子供達が四季の移り変わりを感じられるようになると良いですね。以下で、冬の季節に合うおすすめの絵本を年齢別にたくさん紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださね。

冬の絵本おすすめ【0歳児~1歳児向け】

ごろんごゆきだるま

ふわふわふわり雪が降っている中、まあるい雪の玉が、ごろごろごろんご、転がってきて、雪だるまになりました。そこに犬がやってきて、とっとこわんわん一緒に遊ぼう。そうしておともだちになると、かけっこをして遊びます。作者が染めて縫い上げた布を原画としているため、手作り感があり温かいタッチの絵本です。絵もとてもかわいらしく親しみをもてますよ。ふわふわ、ごろごろなど音をあらわす言葉が多いので子供達も楽しく聞けるでしょう。

 

だれのあしあと

しんしんと雪が降る中、ねずみくんはうれしくて外に飛び出しました。すると、おもしろい足跡が!雪の上に残った足跡がいったい誰のものなのかねずみくんと一緒に考えます。「誰の足跡かな?」と子供達に聞きながら読み進めてみて下さい。あてっこするのが大好きな子供達はきっと楽しんでくれるでしょう。

 

ふゆのき

雪が降る中、1本の木に、赤い鳥、青い鳥、黄色い鳥、緑の鳥がやってきました。鳥は1羽ずつ、エサ台の赤い実を取って去っていきます。 美しい冬景色の中、鳥がやってきては去っていく様子はまるで窓からみているよう。白い雪に舞う鮮やかな色の鳥たちを、ゆったりと楽しむことができるしっとりと落ち着いた雰囲気の絵本です。

 

あったまろう

ぶるぶる寒い雪の中、うさぎさんは温泉を見つけました。わーい、あったまろう!でも、その温泉はさるさんの温泉。追い出されたうさぎさんは、あたたまることができるのでしょうか?するとうさぎさん、大きな温泉をみつけます。今度はみんなで入れて大喜び。最後は心も体もぽかぽか温まる絵本です。

 

やまのおふろやさん

こちらもおふろのお話。しんしんと雪が降る山の中、 ぽこぽこぽこぽことお湯がわいています。 動物たちがどぶーんと入っては、みんなぽっかぽか。言葉があまり多くなく、かわいい絵で癒されるので小さな子供達でも楽しむことが出来ます。テンポがよいので少し年齢が高くても楽しめますよ。心がほっとする絵本です。

 

保育士くらぶ

冬の絵本おすすめ【2歳児向け】

てぶくろ

森の中にやってきたおじいさんは、手袋を片方落としてしまいました。するとその手袋にネズミが住み込みます。その後もカエルにウサギと次々に動物がやってきて、「わたしもいれて」と仲間入り。手袋は少しずつ大きくなり、今にもはじけそうな状態に。最後には大きなクマまでやって来て?!さあ、いったいどうなるのでしょうか?古くて堅い絵の絵本ですが、自分もその場にいるようなリアルさを体感することができます。想像力が膨らむ絵本です。

 

バムとケロのさむいあさ

大人気「バムとケロシリーズ」です。目が覚めるとさむいさむい火曜日の朝、バムとケロが池に行ってみるとさあ大変! 池と一緒にあひるのかいちゃんが凍りついていました。助けてあげるとかいちゃんはだんだん元気になってきて一安心。そこからみんなで遊んでいるとそのままソファーで寝てしまいました。そして次の日の朝。バムとケロの前にはもっと驚きの光景が!可笑しくて愛らしい展開が繰り広げられ細部まで楽しめるお話です。

 

しろいしろいころわん

ころころの子犬ころわんは、朝起きてびっくり。あたり一面が真っ白でした。昨夜からの雪が積もったのです。とことこ、さくさく、ころわんが出かけていくと、なんとそこには雪だるまがありました…。はじめての雪に対するころわんの気持ちがとってもかわいく、雪がふるのが楽しみになる絵本です。絵本を読んだら、きっと雪で遊びたくなるでしょう。

 

おもちのきもち

題名の通りおもちのきもちを面白おかしく描いた絵本です。特に、おもちの気持ちの言葉遣いが特徴的で面白いですよ。おもちをついて、こもちになる兄弟の気持ちや、鏡餅の気持ち。いろんなおもちのきもちがでてきます。おもちのきもちになって絵本を読むと、子供達はハマること間違いなしです!

 

14ひきのさむいふゆ

大人気の「14ひきシリーズ」です。ねずみの家族が住む森に、寒い冬がやってきました。森は雪にうもれています。ねずみたちは、部屋の中でゲーム遊び。おじいさんは、そりを作って…。この絵本を読むと、製作に興味がでてくるかもしれません。そり滑りを楽しむ様子なども可愛いので、最後まで楽しめる絵本ですよ。

 

そりあそび ばばばあちゃんのおはなし

雪が降るさむいさむい一日のお話。ストーブに当たって編み物をしていたばばばあちゃん。そこに次から次に動物たちがやってきます。みんなはストーブに当たってばかりで外で遊ぼうとしません。でも、体を動かせば体が温まりますよね。冬の楽しい体の温め方を教えてくれる、そんな絵本です。寒い冬も元気いっぱい遊びたくなりますよ。

 

このゆきだるまだーれ?

女の子のもみちゃんはそりが大好き。そこへ、くまさんやりすくん、いぬくんにうさぎさん達がやってきてもみちゃんのそりに乗せてもらいました。しかし、みんなそりから落ちてころころころがっていっちゃった。もみちゃんが雪山を下りると少し変わったゆきだるまがいくつかありました。なんと、それはそりから転がっていったみんなだったのです!「このゆきだるまだーれ?」と質問しながら進めると、盛り上がりますよ。

 

たのしいふゆのおと

雪が舞い降りる季節のお話。各ページに音の仕掛けがついていて読みながら押すと音が流れます。絵も可愛く温かみがあるので、最後まで飽きずに楽しめる絵本です。本の裏にスイッチが付いているので使わないときはOFFにしておくと良いですよ。比較的年齢が低い子供でも興味を引きやすく、釘付けになること間違いなしです!

 

おでんのおうさま

みんな大好きおでん。そんなおでんの具って何が王さまだと思いますか?がんもに、だいこん、ごぼうてん…。おでんだねたちが「おれが、おうさまだ!」と、次々とさわぎだしました。基本のおでんだねだけでなく、静岡の黒はんぺん、金沢の車麩、最近人気のトマトなども登場するので、お気に入りのたねを見つけるのも楽しいですよ。お腹がすいて、おでんが食べたくなる絵本です。

 

冬の絵本おすすめ【3歳児向け】

ゆきのひの ゆうびんやさん

風邪をひいてしまった郵便配達のうさぎさんにかわって、3匹のねずみが配達に出かけました。ところが外は大雪です。ここから、ねずみたちの大活躍がはじまります。お互いに助け合う姿が描かれているので、とても温かい気持ちになりますよ。普段の生活から、助け合って生活しようという気持ちにさせてくれる絵本です。

 

だるまちゃんとうさぎちゃん

大人気「だるまちゃんシリーズ」です。雪の日、だるまちゃんはうさぎちゃんたちに会い、いっしょに遊び始めました。冬の遊びがたくさんのっているので、雪遊びがしたくなる絵本です。だるまちゃんとだるまこちゃん、うさぎちゃんたちが雪の中でめいいっぱい遊ぶ姿はとてもかわいいですよ。

 

ぐりとぐらのおきゃくさま

大人気「ぐりとぐらシリーズ」です。森で雪合戦をしていたぐりとぐらは、雪の上に大きな足跡を発見。足跡はぐりとぐらの家まで続いていました。いったいだれでしょう?ドアを開けるといい匂い。なんとそこにはまっ白なひげのおじいさんが焼きたてのケーキを作って待っていたのです。ワクワクが最後までとまらない!クリスマスにぜひ読んで欲しい絵本です。

 

だんだんやまのそりすべり

人間の女の子いずみちゃんと、きつねの男の子いちろうくん。どちらも、いっちゃんと呼ばれていました。二人とも、そりすべりがこわくて、みんなといっしょに滑れません。お互いの気持ちがよく分かるふたりは、いっしょにそりの練習を始めました。さて、ふたりはそりすべりができるようになるのでしょうか?絵のタッチが温かく、子供達も共感しながら楽しめる絵本です。

 

十二支のはじまり

正月の朝、動物たちが神の御殿へ一番のりをめざす十二支のお話です。どうして干支とその順番が決まったのか丁寧に描かれているので、子供達も楽しく干支について学ぶことが出来ます。絵もあるので分かりやすいですよ。難しいところは年齢に合わせて、少し易しめにアレンジしたりして読み聞かせを行ってみて下さい。年末やお正月におすすめの絵本です。

 

しんせつなともだち

食べものがない寒い冬のこと。お腹がすいたうさぎが、かぶをふたつ見つけました。するとひとつだけ食べて、もうひとつを同じようにお腹をすかせているろばに届けます。しかし、ろばは留守でした。うさぎはろばの家にかぶをおいていきます。しばらくして、家に帰ってきたろばはかぶにびっくり。ちょうどさつまいもを手にいれていたろばは、今度はかぶを山羊に届けます。こうして思いやりの詰まったかぶがは動物たちのもとをぐるぐるめぐっていきます。人の温かさを感じられる絵本です。

 

14ひきのもちつき

大人気「14ひきシリーズ」です。薪をわるおとうさん。かまどに火を入れるおじいさん。おばあさんとおかあさんはお米の準備をします。子どもたちも起きてきてみんなでお手伝い。さあ、いよいよおもちつきです。ぺったんとったん、どんなおもちができるでしょう。お正月におすすめの絵本です。

 

あけましておめでとう

題名の通り、日本のお正月の文化がぎっしり詰まっています。最近では見かけない遊びなども知ることが出来ますよ。初めて見たり、聞いたりすることが多いと思うので、子供達は興味津々で聞いてくれるでしょう。文字数も少なく、分かりやすい内容ですよ。お正月前後におすすめの絵本です。

 

冬の絵本おすすめ【4歳児~5歳児向け】

ぼくのそりにのって!

主人公のくまくんは、友だちのきつねくんやうさぎちゃん、りすちゃんと雪が積もったらソリで遊ぼうねと約束をしました。しかし、きつねくんやうさぎちゃんのソリは新しいものでした。一方で、くまくんのソリは、おじいちゃんがお父さんのために作った古いソリ。とてもお気に入りだったけど、きつねくんやうさぎちゃんの新しいソリを見たら、自分のソリが恥ずかしくなってしまいました。そして…ともだちと話して見つけただいじな気持ち。心がキラキラ晴れるあたたかい冬のお話です。

 

さむがりやのサンタ

人間味あふれるサンタさんのお話。「やれやれまたクリスマスか」と面倒くさそうに目を覚ましたサンタさん。寒さに愚痴をいい、煙突に文句をいいながら町の子どもたちにプレゼントを配ります。皮肉は言うけど根はやさしいサンタさんが描かれています。クリスマスにピッタリの笑いながら楽しめる絵本です。

 

ふぶきのみちは ふしぎのみち

吹雪の朝。みちるはお姉ちゃんと登校しようとするも、なかなか進めなくて大変。お姉ちゃんが歩く姿勢や声掛けを教えてくれて、なんとか進めていました。すると、なぜかしろくまが現れて、一緒に行くことに?!みちるは無事にお姉ちゃんに合流できるのか、ハラハラドキドキな展開の絵本です。

 

ふゆやさいのふゆやすみ

冬の畑に冬休みがやってきた!ホウレンソウ・レンコン・ブロッコリー・ダイコン・赤カブは楽しく雪合戦。ネギ・ニンジン・ゴボウ・イチゴ・レモン・ミカンはお部屋ですごろく…。言葉あそびが愉快でとても楽しい絵本です。たくさんの冬野菜が出てくるので、野菜を知るきっかけにもなるでしょう。

 

かさじぞう

おじいさんは、笠を五つ持って町に売りに出かけましたが、さっぱり売れませんでした。日が暮れて雪も降ってきたので、しかたなく戻るおじいさん。すると、野原に立っているお地蔵さまに雪が積もっていました。そこで、持っていた笠を全部かぶせてあげました。すると翌朝…。かさじぞうにまつわる絵本はたくさん出ていますが、こちらの作品は絵の完成度が素晴らしく、引き込まれる絵本です。ほっこりとゆったりした気持ちになれるでしょう。

 

ハリーのセーター

誕生日におばあちゃんからばらの模様のセーターをプレゼントされた犬のハリー。でもバラが嫌いなハリーは、そのセーターを気に入りませんでした。そこで、お出かけのときにどこかに捨てようとしますが…。ゆかいな活躍と心暖まる結末が待っています。最後まで必見ですよ。

 

おばあちゃんのおせち

昔ながらのお正月までの過ごし方を描いたお話。きりちゃんは、初めておばあちゃんのおせち作りを手伝うことになりました。商店街で買い出しをしたあと、料理の手順を教わり、おせちのいわれを聞いて…。家族で迎えるお正月の楽しさを知ることが出来ます。子供達はお正月を想像しながら聞いてくれることでしょう。

 

くまのこの としこし

12月も終わりに近づき、「もうすぐ来年がくるよ」とお母さんから教えてもらったくまのこ。来年ってなんだろう。くまのこはとっても気になります。お父さんやお母さんは、来年のために、大掃除をしたり、お節料理を作ったり、お正月飾りをつけたりと大忙し。さあ、大晦日。果たして来年はどんなふうに来るかな?ワクワクしながら読み進められる、年末にピッタリの絵本です。

 

まとめ

冬の絵本の読み聞かせをして冬を感じよう!

いかがでしたでしょうか。冬はイベントごとが多く子供達にとっても楽しい季節だと思います。そんな冬という季節を絵本の読み聞かせで学んでいきましょう。四季を知ることで子供達はさらに冬という季節が好きになるはずですよ。今回紹介した絵本を参考に、ぜひ室内遊びの一コマで絵本の読み聞かせを行ってみて下さいね。冬の絵本の読み聞かせをして、子供達と一緒に冬を感じてみましょう!

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