作った後に遊べる製作アイディア【家にあるもので簡単に作れる・2歳児・3歳児・4歳児・5歳児】

どの季節でも保育園の室内遊びとして、製作を行いますよね。子供たちも製作の時間をとても楽しんで過ごしていることでしょう。しかし、製作した後に自分で作った製作物で遊べたらどうでしょう?2倍楽しいと思いませんか?子供たちは夢中になって製作し、そのあとお友達とうんと遊ぶことでしょう。そこで今回は作った後に遊べる製作アイディアをたくさんご紹介します。製作も身近にあるもので簡単にできますよ。ぜひ参考にしてみて下さいね。

作った後に遊べる製作【紙コップ】

紙コップロケット

ではさっそく作った後に遊べる製作を行っていきましょう。まずは紙コップロケットの作り方です。作った後にみんなで同時に飛ばしたり、どのくらい飛んだか競ってみるのも楽しいかもしれませんね。

(必要なもの)紙コップ2個、のり、はさみ、輪ゴム2つ、画用紙、ペン、定規

作り方

①紙コップに4箇所目印をつけて切込みを入れる(その際、定規を使ってできるだけ等間隔に印をつける)
②画用紙でロケットのパーツを作っていく(ロケットでなくても動物でも良いです。好きな柄を作りましょう。)
③のりをつけて紙コップに貼り付けていく
④輪ゴムを2つ繋げる
⑤それを紙コップの切り込みにつけていく(ばってんになればOK!輪ゴム1つでも一応できますが、土台にひかかって飛ばない可能性があるので2つがオススメです)
完成!ロケットを飛ばしてみましょう!

 

参考にできる動画はこちら↓

紙コップボーリング

次は、紙コップボーリングの作り方を紹介します。一人が全部のピンを作るが大変な場合は、数個作ってお友達の分と合わせて一緒にボーリングを楽しむのもありですね。出来上がった後は存分にボーリングを楽しませてあげましょう。

(必要なもの)紙コップ12個、ビー玉、新聞紙、画用紙、シール、マスキングテープ、色つきのガムテープ、はさみ

作り方

①画用紙を好みのデザインにカットしてはったり、シールをはったりして、紙コップを装飾していく
②ビー玉を紙コップの中に入れる
③紙コップ同士をマスキングテープでくっつける
④新聞紙をまるめる
⑤ガムテープで新聞紙を包み込むようにはっていき、ボールを作る
⑥組み立てて完成!
★さっそくボーリングで遊んでみましょう。チームに分かれて点数を競ったり、個人戦を行ったり、楽しみ方は様々なあります。

 

参考にできる動画はこちら↓

保育士くらぶ

作った後に遊べる製作【ペットボトル】

ペットボトルでジャンプ台

次はペットボトルジャンプ台の作り方をご紹介します。ジャンプ台とジャンプする生き物を製作した後は、飛ばして遊ぶことが出来ます。ジャンプする生き物はなんでもOK!カエルやバッタ、魚でも良さそうですね。

ペットボトルのラベルを剥がしたイラスト

(必要なもの)ハリガネハンガー、2mlペットボトル、トイレットペーパーの芯、ペン、テープ

作り方

①ハリガネハンガーの左右を持って内側に曲げる
②ハリガネハンガーをペットボトルの注ぎ口に引っかけて曲げる
③透明テープでペットボトルにハリガネハンガーを固定する
④ハリガネハンガーの先は引っ掛かると危ないので、テープを貼って覆う
⑤テープを巻き付けてカエルを乗せる部分を作りジャンプ台の完成!(ペットボトルに水を入れることで土台が安定して飛ばしたい生き物を飛ばしやすいです。)
⑥トイレットペーパーの芯で飛ばしたい生き物を作る
⑦生き物をジャンプ台に乗せたら完成!
人差し指をバネに乗せ下げて力を貯めます。そして、はじくようにバネから指を下ろすと、生き物が飛んでいきますよ。
★カエルの跳びが弱いときは、ハリガネハンガーを広げるように曲げると良いでしょう。
★生き物を飛ばして的当てゲームをしても楽しそうですね。

 

作った後に遊べる製作【紙皿】

紙皿のプテラノドン

次は紙皿のプテラノドンの作り方をご紹介します。自分で製作したものを自分で動かすのは楽しいですよね。こちらは羽が動くので製作後は思う存分動かせてあげましょう。他にも、羽が動く生き物を作ってみたりしてもバリエーションが増えて楽しいかもしれません。

(必要なもの)紙皿、画用紙、絵の具(ピンク色)、絵筆、割り箸、ペン、セロハンテープ、はさみ

作り方

①紙皿を裏返して折り目を付け、はさみで半分に切る
②①で切った片方の紙皿に絵の具で色を付け、絵の具が乾いたら半分に折る
③②にペンでプテラノドンの模様をかき、その線に沿ってはさみで切る
④③の真ん中の折り目から1cmあたりのところの両側に折り目をつけ、羽の部分を作る
⑤④を開き、真ん中の折り目にはさみで2cm程度切り込みを入れる
⑥用意したプテラノドンを⑤で入れた切り込みの部分に挟む
⑦⑥で挟み込んだプテラノドンの先端を折り、羽の裏側にセロハンテープで貼り付ける
⑧両方の羽の裏側の真ん中あたりに、セロハンテープで割り箸を貼り付けて完成!

 

参考にできる動画はこちら↓

紙皿フリスビー

次は紙皿フリスビーの作り方をご紹介します。紙皿ですが想像以上に飛びます。製作した後はみんなで飛ばしてみて下さいね。人に当たらないよう場所を確保してから遊ぶようにしましょう。

紙皿のイラスト

(必要なもの)紙皿 3枚、ハサミ、(カッター)、ホッチキス、ビニールテープ、クレヨン

作り方

①紙皿1枚の裏面に好きな色で自由に絵を描く
②残りの紙皿2枚の真ん中部分をくりぬく(紙皿を半分に折ってくりぬくか、カッターでくりぬきましょう。この工程は危ないので保育士さんがしたほうが良いかもしれません)
③切り抜いた2枚の紙皿を重ねる
④さらに絵を描いた紙皿と向かい合わせるようにして重ねて、ホッチキスで4カ所とめる
⑤裏面にして、くり抜いた2枚の紙皿もホッチキスでとめる
⑥紙皿のふちに沿ってビニールテープをまきつける(この時、隙間を作らないようにきっちりとめましょう)
⑦ホッチキスで止めたところはセロテープで保護し、完成!
★紙皿をくり抜くことでフリスビーが安定し、ビニールテープに沿ってふちを貼ることで飛びやすくなるんですよ。紙皿が傾かないように、水平に手首を使って投げましょう!

 

作った後に遊べる製作【ストロー】

ストロー竹とんぼ

次はストロー竹とんぼの作り方をご紹介します。

(必要なもの)牛乳パック1本(画用紙・厚紙などでもOK)、ストロー1本、ハサミ セロハンテープ

作り方

①牛乳パックを開き、1.7㎝の幅でカットしていく(1本の牛乳パックから16個の竹とんぼを作ることができます)
②ストローをカットする
③ストローを蛇腹の下でカットする(蛇腹が無いストローはそのまま使ってOK)
④さらに、ストローの先をタテに1.5cm切り込みを入れる(ストローをつぶすように押さえると切りやすいです)
⑤カットした牛乳パックを半分に折り、ストローの切り込みに差し込む
⑥さらに、その部分をセロハンテープで巻くように固定する
⑦そのテープを貼った上の部分をナナメ下に折る
⑧裏返して、同じ角度になるようにナナメ下に折る⑨折った部分を広げて、完成!

 

参考にできる動画はこちら↓

ストローからおばけ

次はストローからおばけの作り方をご紹介します。

(必要なもの)紙コップ、ストロー、ビニール袋、シール(目・ほっぺ)、折り紙(おばけの舌)、のり、セロハンテープ

(準備)・折り紙を舌の形、ほっぺの形に切っておく・紙コップの底にストローが通るくらいの穴をあけておく。

作り方

①袋の向きを開く方が下になるようセット
②ビニール袋にシールで目を貼る(ペンで書いてもOK)
③おばけの舌とほっぺをのりで貼る(ペンで書いてもOK)
④袋の中にストローを入れて、セロハンテープを巻き付ける。空気が袋からでないようにしっかり貼る。折れ曲がるタイプのストローは、曲がる部分を袋に入れて貼りましょう。
⑤紙コップの穴にストローを通す
⑥紙コップにおばけを隠す。ストローから息を入れておばけが出てきたら、完成!
★紙コップに模様やイラストを描くとより可愛くなりそうですね。

 

参考にできる動画はこちら↓

作った後に遊べる製作【段ボール】

ぴょんぴょんはねる生き物ペタンコ

次はぴょんぴょんはねる生き物ペタンコの作り方をご紹介します。

しっぽの生えたカエルのイラスト(カエルの成長)

(必要なもの)ダンボール、輪ゴム、カッター、ハサミ、透明テープ、マジック

作り方

①ダンボールをハサミかカッターで縦6cm横4cm程に切る(手で曲げてみて簡単に折れる方が横です)
②同じ大きさのものを2つ作る
③油性マジックで好きな生き物(例えばカエル)の絵を書く
④太めの透明テープを縦でテーブルの上に置く
⑤5㎜ほど間を開けて2枚のダンボールを透明テープの上に置く(カエルの頭は外向きで置くこと)
⑥テープを折りたたみくっつける
⑦輪ゴムを引っかける切り込みを、どちらのダンボールにも入れる⑧輪ゴムを両方にかけて完成!
グイッと裏まで開いて、輪ゴムがひっぱられるようにする。そして、そのまま床に置き、手を離すとゴムの力でダンボールの板が戻ります。
★真上にダンボールが飛ぶので、誰が一番高く飛ぶのか競争しても楽しそうですね。

 

作った後に遊べる製作【牛乳パック】

しゃかしゃかつみき

次はしゃかしゃかつみきの作り方/をご紹介します。

開いた牛乳パックのイラスト

(必要なもの)牛乳パック、折り紙、お米、セロハンテープ、はさみ、ペン

作り方

①牛乳パックを高さ14㎝程度の長さに切り、開いてる方から四隅の角に、7㎝の切り込みを入れる
②立方体になるように内側に折りたたんで折り目をつける
③牛乳パックの中にお米を入れる(小豆やビーズでもOK)
④立方体の形にし、お米が出ないようにセロハンテープでとめる
⑤牛乳パックの側面に、折り紙で顔や花を作りセロハンテープで貼る
⑥ペンで絵を描いたら完成!
★入れる量を変えたり、入れるものを混ぜたりして、音の違いを聞くのも楽しいです。高さを変えたり、形を変えてもいいですね。

 

作った後に遊べる製作【トイレットペーパーの芯】

トイレットペーパーの芯で的当て

次はトイレットペーパー芯での的当ての作り方をご紹介します。

トイレットペーパーの芯のイラスト

(必要なもの) トイレットペーパー芯5本、ダンボール、色紙、おりがみ、のり、マジックペン、セロテープ、はさみ

作り方

①トイレットペーパー芯に、数字をつけたおり紙をくるりと巻いてテープでとめる
②ダンボールに色紙をはり、トイレットペーパー芯で作った的を立たせる
③的とダンボールをセロハンテープでくっつけて完成!(そうすると、的が全部倒れたら、ダンボールを持ち上げて、たてにするだけでOK)
★好きな絵を描いてトイレットペーパーの芯にはったり、自由度高めに製作できます。その後はみんなで的当て対決をしてみましょう!

 

トイレットペーパーの芯で飛行機

次にトイレットペーパーの芯の飛行機の作り方をご紹介します。

飛行機のキャラクター

(必要なもの)トイレットペーパーの芯、はさみ、(カッター)、カラーペン

作り方

①トイレットペーパーの芯の、上下3cmずつ位を残して縦に切り込みを入れる
②切り込みの両端から、それぞれ垂直に切り込みを入れる(この時、切り込みはトイレットペーパーの芯の中心より少し手前までにしてください)
③反対側も同じ様にして、切り込みの両端から、それぞれトイレットペーパーの芯の中心の手前まで垂直に切り込みを入れる
④カラーペンで好きな模様を描いたり自由に色を塗り、完成!
★翼の内側にも模様を描くと可愛いですよ。少し上向きに飛ばすと遠くまで飛ばせます。

 

まとめ

作った後に遊べる製作で2倍楽しもう

いかがでしたでしょうか?身近なもので製作をすることで、子供たちは様々な知恵を身につけることができると共に、何かを作る楽しさを味わうことができます。また、自分で作った後にその製作物で遊ぶことで、達成感や楽しさを2倍にして味わうことができますよ。保育士さんが臨機応変に手伝いながら、ぜひ製作してみてくださいね。そして、その後はうんと遊ばせてあげましょう!飛ぶものもあるので、遊ぶ空間は余裕をもって広いところを確保しておいて下さい。人や物に当てないことと事前に注意しておくことも重要です。

よくある質問

保育士くらぶにはどんな記事がありますか?

保育士くらぶには現役の保育士・幼稚園教諭や保育士を目指す学生さんにとって手遊びや保育内容など今日から役立つ保育のネタをご紹介しています。こちらのトップページより色々な記事をお楽しみください。

保育士くらぶの最新の記事はどこから見られますか?

最新の記事はこちらの保育士くらぶトップページよりご覧ください。月間12本~15本の記事をアップしています。保育で使える季節の遊びや歌、連絡帳の書き方などもご紹介しています。

保育士くらぶのオリジナル動画はどこから見られますか?

保育士くらぶのオリジナル動画はこちらの保育士くらぶyoutubeチャンネルでまとめて見ることが出来ます。保育士くらぶyoutubeチャンネルでは保育で使える歌や遊び、制作以外にも転職のコツや求人の探し方も解説しています。

保育士くらぶ

ABOUTこの記事をかいた人

保育士くらぶは保育士の転職キャリアサポートを行うアスカが運営しています。保育士くらぶ編集部のメンバーは元保育士や幼稚園教諭出身のメンバーを中心に「保育業界をもっと良くしたい!」という思いがあるメンバーが在籍し、日々執筆しています。保育士くらぶでは現役保育士さんが職場で活かすことが出来る、保育のノウハウやネタ、保育学生にとって必要な知識などを発信しています。 アスカは保育士の就職支援を行う会社です。1994年創業。全国で約10万名の保育士、幼稚園教諭の皆さまが登録しています。年間約1万名がアスカを通じて保育園や幼稚園、学童などの施設への就職を決めています。 保育士の求人情報は 【保育求人ガイド】 https://hoikukyuujin.com/ プロフィール入力で園からスカウトを受ける 【保育士スカウト】 https://www.hoikushiscout.com/