クワガタの折り紙を保育園で折ってみよう!【簡単・立体・ねらいなど】

夏にどんな製作を作ろうかお困りの保育士さん!クワガタのおりがみを子ども達と作ってみませんか。クワガタは夏を代表する生き物の一つです。クワガタは種類も豊富でどのクワガタもカッコよくて特に男の子にはぴったりの折り紙製作ですね。おりがみのねらいは集中力や想像力が身につくことや手先が器用になるといったことも挙げられますよ。今回は、クワガタのおりがみについてまとめてみました。

クワガタの折り紙のねらいは?

季節感を感じることができる

クワガタのおりがみは夏という季節感を感じられる折り紙です。季節感を感じることは子どもたちがこれから生きていく上で大切な感性です。夏の折り紙で作った製作物を飾ることでさらに季節を感じることができますよ。出来上がった作品はぜひ保育室に飾りましょう。また、おうちに保育園で作ったおりがみを子どもが持ち帰ることで家でも季節を感じることができますね。

想像力を育む

想像力とは、目には見えないものを思い浮かべる力のことを言います。おりがみを折ることで子どもは「どう折ったら見本通りになるかな?」「ここを折ったらこうなるんだ」などと豊かに想像力を働かせながら折ります。このように想像力を掻き立てながら折るのが折り紙のねらいの一つ。完成図を頭に描いて折ることで想像力が養われますよ。想像力は大人になってからも様々な場所で発揮ができます。ぜひ幼少期に身につけたい能力ですね。

手先が器用になる

自分の手を動かしながらおりがみをちぎって貼ったり、おりがみを折ったりして夏のおりがみが完成します。最初は、保育士さんの手の動きをみながらどのように手を動かしているか見様見真似で子どもは真似をします。そして、年齢が上がるにつれて、どんどん上級者向けの折り紙にも挑戦できます。おりがみを折り進めていくうちに、自然に手先の発達を促進することができますよ。

達成感を感じたり自己肯定感が高まる

達成感を得ることは、子どもの自信や自己肯定感のアップにつながります。子どもは完成図を頭で描き、時には失敗しながらもおりがみを完成させることで達成感を得ることができますよ。最後まで製作物を作りあげたときに子どもは達成感や失敗してもやり抜く力を身につけるのです。子どもがやり抜く力を遊びの中で自然と身につけることで、日常でも諦めずにやり抜くことができるかもしれませんね。

保育士くらぶ

簡単!おすすめのクワガタの折り紙

クワガタ

①半分にしており目をつけます

②開いて折り目をつけます 

③折り目を中心に折り紙を折ります 

④折れ目に合わせております 

⑤角を開いて潰すようにおります  

⑥角をおりあげます  

⑦裏返しております 

⑧もう1度裏返して上の三角形の部分が半分になるようにおります 

⑨下の角を三角形におります 

⑩裏返したら完成です

今回紹介する中で、一番ノーマルで簡単に作れるクワガタの折り紙です。ぜひ保育園や幼稚園の園児と一緒に折ってみましょう。”

立体クワガタ

【用意するもの】折り紙二枚 のり はさみ

1胴体を作る 

2折り紙を半分に折ります 

3開いてもう一回半分に折ります 

4開いたら真ん中に線ができるので線にめがけて左と右両方をおります 

5長方形のような形になったら上の部分を半分折る 

6おったら三角形になるように両橋を折る 

7それを戻して折った場所から開いたらダイヤの形になる 

8ダイヤの形の下の部分の直角の部分を折る 

9直角の部分を折っていく。折った部分から開いて四角を作る 

10小さい四角が二つ出来上がる 

11下の部分を真ん中に来るように折る 

12裏返して右端と左端が真ん中に来るように折る 

13小さい三角形の部分をちょっとだけ折る 

14真ん中にはさみで少しだけ切り込みを入れる 

15切り込みを入れた部分を折る 

16切り込みを入れた部分を戻してクワガタの角になるように折る 

17下の部分をおったら胴体の完成

18次に足を作ります 

19折り紙を半分に折ります 

20半分に折ったらそれを半分に切ります 

21半分に切った 一枚を 半分に折ります 

22思ったら開いて三角形になるように角をおります 

23白い余った部分はまた三角形になるようにおります 

24また三角形によってダイヤの形にします 

25ダイヤの形にして真ん中に折り目をつけていきます 

26最初の三角形の ところに戻って真ん中をおります

27ダイヤの形になるようにおります 

28折り目をつけたら開いて三枚が重なって足になるようにおります 

29もう一枚も同じように作ります 

30作ったらそれを重ねて6個の足になるように調整して貼り付ける 

31立体クワガタの完成

動くクワガタ

1まず折り紙半分に折ります。裏表はどちらでも結構です 

2さらに半分に折ります 

3さらにさらに半分に折ります 

4しっかり折り筋をつけてください 

5全体を広げます 

6これ筋が縦になるように90°回し 

7また半分に折ります 折り筋をつけ広げます 

8手前を中央におります 

9白い面を出します 

10向こう側も中央におり白い面を出します

11 全体をひっくり返します 

12ひっくり返してこの折ってある部分を持ち上げ端をだし中央におりさらにこの端を中央に色が付いた面を出します 

13向こう側もこの織ってある部分をつまみ上げて端を外側に出しながら中央へ 

14さらにこの端を中央へ折り筋が付いた面を出します 

15中央の折筋のところをこのように抑え左側を手前に開き中央を45°開きます 

16向こう側にもひらき中央45度そして左側全体を倒します 

17倒して指でこのように広げて再び左側に戻します 

18さらにこの部分も指で広げ再び中にこのようにおります 

19両サイドは止まった形になります 全体を一旦このように広げて左側に戻ってきます 

20ひっくり返します 

21ひっくり返して折筋と折筋の間を谷折りしてくっつけます 

22このように間を谷折りしてクワガタの頭を表現します 

23頭を表現したらしっかり折り筋をつけいったん戻して開きます

24開いてやまおりします 

25山折して折筋をつけております

26こうすることでここは直角にします 

27反対側も同様にいったん開きます 

28開いてやまおりします 

29山折してこの折筋をつけてたたみ、おいかぶせます 

30そして先ほどの頭の部分ここはだんだんとおしりの部分の近くを整えます

31この顎顎が開けがちになるので 一旦ツノを中にしっかりおりますこちらも 

32同様にもう一つの角も中にしっかりおります 

33これで顎を閉じる動くクワガタの完成です “

金色のクワガタ

1まず折り紙を半分に折ります 

2折り目が着くのでそこからおり筋にあわせて両方おります 

3半分によってまた折筋をつけます 

4そこから折筋に合わせておっ 開いて追って船みたいな形にします 

5そしたら四角形を作ります 

6ここの四角形の部分が角になります 

7角の部分を細くおります 

8下の部分に細くおります 余った部分をおります 

9裏返したら先ほどおった部分まではさみで切ります 

10おった部分また角が小さくなるように三回おります

11 同様にもういっこのつのも繰り返します 

12角が細くなったら クワガタの形になるように両方をおります 

13下の胴体の部分を折り目をつけてから開きます 

14折り目までハサミで2本切り目を入れてクワガタの手を作ります 

15足の部分は 下に三本になるように はさみで切ります 

16全体の形を整えていきます 

17おしりになる部分の角を折ります 

18前足の間接部分を上向きにおる 

19後ろ足は下向きにおる 胴体を半分に折って立体的にする 

20白いペンで目を書けば出来上がり”

おりがみの導入の仕方

保育士がお手本を見せる

まずは、子どもたちにおりがみの見本を作ってあげることから始めるのです。お手本を見せることで子どもたちは見様見真似で保育士さんの真似をしておりがみを完成させます。子どもたちは、保育士さんや周りの大人の真似をすることで成長していきますよ。小さい子どもたちは意思疎通や頭で考えて自ら行動を取ることがうまくできない子も多いです。したがって子どもの成長にとって真似をすることは重要かつ保育士さんはそれを意識した行動を取る必要があります。

クワガタのおりがみ製作の注意点

子どもが使って安全な道具を使おう

おりがみの中にはハサミで切ったり、ペンで顔を描いたりと道具を使うこともあります。はさみやカッターなどの刃物は特に0歳から2歳ごろの子どもが使うのは難しいです。子どもが難しいと思う作業は先生たちで行うなどといった工夫を行いましょう。子どもが危険な行為をしそうだと気づいた時にすぐに言葉かけを行うことが大事です。また、子どもが使って安全な道具を使うことも大切です。例えば、子ども用の小さいハサミや洗濯で落とせるサインペンなどといった子どもが安心して使えるものを用意しましょう。

発達に合った折り紙をしよう

おりがみは難易度が低いものから高いものまで様々です。子どもの発達具合や年齢も考慮して難易度を決めることが大切ですよ。難易度が子どもに合ってないと、子どもが折り紙が上手くいかず苦手意識を持ってしまいます。まずは、どんなものでも成功させて達成感を味わせることが大事です。最初は簡単なものから始めてみて、慣れてきたら徐々に難易度を上げるといった工夫を行いましょう。

製作中は積極的なコミュニケーションをとる

子どもの年齢によっては、上手く言葉を伝えることが出来ないことや周囲の言葉の意味も理解することが出来ません。そのため、製作中に誤った手順を踏んだり、上手く取り組めないこともあるかもしれません。まだ幼い子どもは意思疎通が難しいですが、なるべくゆっくりとした口調で話しかけたり、表情で示したりといったコミュニケーションを取るようにしましょう。話すだけでなく、ジェスチャーやボディーランゲージを取り入れてみることもおすすめですよ。また、その際にうまくできなくても怒ることは子どもたちが制作へのモチベーションが下がってしまうためNGなので気をつけましょう。

まとめ

クワガタの簡単折り紙をみんなで折ろう!

今回は、クワガタのおりがみのねらいや作成方法、導入の仕方、注意点についてまとめてみました。いかがでしたでしょうか。子どもたちと楽しめそうなクワガタのおりがみは見つかりましたか。同じ折り紙ばかりではマンネリ化してしまい、子ども達は飽きてしまいますので定期的に新しい折り紙を取り入れましょう。クワガタの折り紙にはノーマルのものから立体のものまで様々ありました。ご紹介したクワガタのおりがみのアイディアはどれも子どもたちが簡単にできるものばかりです。ぜひ保育園や幼稚園で取り入れてみてくださいね。

本サイトは全国の保育園・幼稚園で働いてる人、これから保育士を目指す方への情報提供を目的としています。掲載された情報をご利用いただいた結果、万一、ご利用者が何らかのトラブル、被害、損失、損害等が発生したとしても、当社は一切責任を負いませんのでご了承ください。

よくある質問

保育士くらぶにはどんな記事がありますか?

保育士くらぶには現役の保育士・幼稚園教諭や保育士を目指す学生さんにとって手遊びや保育内容など今日から役立つ保育のネタをご紹介しています。こちらのトップページより色々な記事をお楽しみください。

保育士くらぶの最新の記事はどこから見られますか?

最新の記事はこちらの保育士くらぶトップページよりご覧ください。月間12本~15本の記事をアップしています。保育で使える季節の遊びや歌、連絡帳の書き方などもご紹介しています。

保育士くらぶのオリジナル動画はどこから見られますか?

保育士くらぶのオリジナル動画はこちらの保育士くらぶyoutubeチャンネルでまとめて見ることが出来ます。保育士くらぶyoutubeチャンネルでは保育で使える歌や遊び、制作以外にも転職のコツや求人の探し方も解説しています。

保育士くらぶ

ABOUTこの記事をかいた人

保育士くらぶは保育士の転職キャリアサポートを行うアスカが運営しています。保育士くらぶ編集部のメンバーは元保育士や幼稚園教諭出身のメンバーを中心に「保育業界をもっと良くしたい!」という思いがあるメンバーが在籍し、日々執筆しています。保育士くらぶでは現役保育士さんが職場で活かすことが出来る、保育のノウハウやネタ、保育学生にとって必要な知識などを発信しています。 アスカは保育士の就職支援を行う会社です。1994年創業。全国で約10万名の保育士、幼稚園教諭の皆さまが登録しています。年間約1万名がアスカを通じて保育園や幼稚園、学童などの施設への就職を決めています。 保育士の求人情報は 【保育求人ガイド】 https://hoikukyuujin.com/ プロフィール入力で園からスカウトを受ける 【保育士スカウト】 https://www.hoikushiscout.com/