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こんにちは!保育士くらぶ編集部です。
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保育参観についてご紹介します!
うちの子は保育園でどんなことをしているのだろう?
保育園ではどういう風にすごしているのか?
そういった保護者の疑問や不安に答えることと、子どもたちの成長を見てもらうことが保育参観のねらいです。
しかし、毎年ある保育参観にどういったことをするか、頭を悩ませている保育士さんも多いのではないでしょうか?
今回は保育参観のねらいやどんなことをするかの、いわゆる“ネタ”を、年齢別にご紹介します。
0〜1歳児の保育参観
0歳児や1歳児の保育参観のねらいは、ズバリ普段の園での生活をそのまま見てもらうことです。
とはいえ、0歳児や1歳児は保護者の姿が目に入ると気になってしまうものです。
近寄ったり、泣き出したりする子どもが増えると、保育どころではなくなる場合も…
そこで、保育室の外から窓越しに参観するといった形をとる園もあります。
それならばと、保護者参加型の保育参観にする園も多いようです。
手遊びやゲームを親子で行ったり、給食やおやつの時間をこっそり見学したりといった内容の保育参観が一般的です。
0歳児、1歳児さんはあまり長い時間は集中力が続かないので、30分~1時間くらいの短時間がいいかも知れません。
2〜3歳児の保育参観
2歳児、3歳児になると乳児クラスの頃よりも出来ることが多くなってきます。
給食後のお片付けや、お昼寝の準備やお着換えなど、いろいろ出来ることが増えていることを保護者に見てもらいましょう。
他にも親子共同で工作や体操、ダンスなど保護者参加型の保育参観にもいろいろバリエーションを付けることが可能です。
先生やお友達とのコミュニケーションの取り方といった、人とのかかわり方も上手になってくる2歳児、3歳児。
時にはケンカやトラブルもありますが、それを通じて自分の意見や主張を伝えることと、相手を尊重することを覚えていく姿を保護者に見てもらいましょう。
4〜5歳児の保育参観
4歳児、5歳児といえば、年中さんと年長さんです。
手先も器用になり、お絵かきや工作も格段に上手になります。
そこで、クラスで何かひとつの事に取り組むといった保育参観を行う園も多いようです。
みんなで決めたルールを守って、お友達と協力して何かに打ち込む姿を保護者に見てもらいましょう。
英語や音楽といった、独自のカリキュラムを取り入れている園では、その様子を見てもらういい機会でもあります。
乳児だった園児たちがたくましく育った姿は、保護者にとってかけがえのない喜びです。
今年は何をしよう?保育参観ネタ
では、具体的にどういったことをすればいいか、おすすめの保育参観ネタをご紹介します。
・変装ゲーム
保護者に帽子やサングラス、付け髭などで変装してもらい、園児が保護者を見つけられるか?といったゲームです。
思い切った変装で盛り上がりましょう!
見つけられずにみんな号泣…失敗もまたご愛敬です。
0歳児、1歳児さんにおすすめです。
・お弁当箱
お弁当箱サイズの空き箱に、折り紙や毛糸、綿などで作ったご飯やおかずを詰めていきましょう。
誰のお弁当が一番おいしそうかな?
2歳児、3歳児さんにおすすめ。
・共同制作
例えば、子どもたちと保護者が一緒に紙でいろいろな動物を作製します。
それぞれ出来上がった動物を、子どもたちがあらかじめ作製しておいた、動物園を描いた大きな紙に配置していって、一つの動物園を作り上げます。
魚やペンギンを作って、水族館にするのもいいですね。
4歳児、5歳児さんならかなり完成度の高いものができるのでは?
保育士さんはこれを心掛けて
最後に、保育参観で保育士さんに注意して欲しいポイントをご紹介します。
・姿勢や歩き方
やる気のなさそうなだらだらした立ち方や、あわてているのか右往左往する姿は保護者には見せたくないですね。
姿勢を正して、きびきびとした動作を心がけましょう。
・服装
普段から気を使っていると思いますが、服装や髪型で印象がかわることも。
普段どおりの服装・髪型プラス清潔感に気をつければ、悪目立ちすることもないと思います。
不安だなと感じる方は以下の記事でチェック項目を確認してみましょう。
・保護者対応
ビデオやスマホで我が子を撮影する保護者もいます。
もちろんそれは構わないのですが、夢中になるあまり他の保護者の迷惑になるようなら、あくまでも丁寧に注意しましょう。
保護者同士でのおしゃべりも、他の保護者が顔をしかめるレベルになるようなら、やはり注意することも必要です。
トラブルを回避するためにも、事前に保育参観の内容やねらい、参観中は子どもたちに出来るだけ声をかけないといった注意事項を知らせておきましょう。
保育参観を楽しい実りあるイベントにするための記事、いかがでしたでしょうか?
次回の参考にもなりますし、反省点を改善する基にもなりますから、保育参観が終わってから、保護者の感想や要望などの声を聴きましょう。
アンケートを取ってもいいですし、連絡帳やお迎え時に個々に問いかけるやり方でもいいですね。
みんなが笑顔になれる保育参観を開催しましょう!