保育園の楽しめる言葉遊びは?【ゲーム・しりとり・ねらい・種類・指導案は?】

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「言葉遊び」でみんなで遊ぼう!

子どもたちが楽しみながら言葉をおぼえることができる「言葉遊び」。

どこの保育園でも取り入れているのではないでしょうか?

言葉遊びのここがいい!という点や、年齢別(2・3・4歳児)のおすすめ言葉遊びをご紹介します。

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いつでもできる!「言葉遊び」のここがおすすめ

まずは言葉遊びのメリットを挙げてみましょう。

  1. いつでもできる
  2. 道具がいらない
  3. 遊びながら学べる
  4. 子どもも大人も楽しめる
  5. 準備がなく、すぐできる
  6. 少人数でも大人数でも楽しめる


といったところでしょうか?
遊びながら
言葉を覚えられる上に、先生やお友達に覚えた言葉を伝えるコミュニケーション力(りょく)も養える「言葉遊び」は、成長過程の子どもたちにとって、まさにうってつけの遊びです。
目と耳から「言葉」を覚え、それを話し伝えることで使いこなす訓練が自然にできるので、ぜひ実践したいですね!

さっそく遊ぼう!【2歳児編】

それでは、年齢別におすすめの言葉遊びをご紹介します。

まずは、やっと話せるようになってきた2歳児さんから…

まだまだ拙いしゃべり方の子どもも多い2歳児には、複雑な言葉遊びは不向きです。

いろいろな物を指さして、あれはなあに?と尋ねたり、これの名前が分かる人?と問いかけてみたりすることから始めてみましょう。

次に、一つの文字を選んでその文字が付く言葉を子どもたちに挙げてもらいましょう。

例えば、「あ」なら“アヒル”“あんぱん”といった感じです。

2歳児では、先生が舵を取って言葉を導き出してあげましょう!

注目の言葉遊び【3歳児編】

3歳児の語彙数は1,000を超えるとも言われています。

名前や年齢を聞かれて答えられる、「おはよう」などの挨拶ができるといったくらいに言葉に関する発達が平均的と言われますが、やはり個人差はあるので、できないからといって叱るのは厳禁です!

ある程度、言葉が分かる3歳児には「しりとり」などの言葉遊びはいかがでしょうか?

一つ言葉を提示してあげて、順番にしりとりしていくのですが、答えがなかなか出なくても、焦らないでゆっくり待ってあげましょう。

ある物から連想する物を答える「連想ゲーム」も面白いですね。

例えば、「あまい食べ物は?」と問いかけて思いつく物を答えさせるといった言葉遊びです。

また、この時期の子どもはいろいろなことに好奇心旺盛ですから「なぜ?」「どうして?」と問いかけてくることが多くなってきます。

そんな時は言葉遊びのチャンスです!

例えば、「夏はどうして暑いの?」と聞かれて、「おひさまが近くなるから暑いんだよ」と答えるとするなら、「暑いときに食べたいものはなーんだ?」と聞いてみたりするのもいいですね。

大人にも負けない!?【4歳児編】

4歳児になると、言語能力は目覚ましく発達します。

聞かれたことに答えられるのはもちろん、「~です」といった丁寧な言い回しも出来るようになったり、意思表現も出来るようになったりするようです。

幼児期には、言葉で伝えられないもどかしさから乱暴になったりすることもありますが、そういったことが徐々に少なくなっていく時期です。

そんな4歳児には、「イメージを膨らませていく連想ゲーム」はどうでしょう?

例えば、「雪という言葉で思い浮かべるのは?」からはじめて、「白い」というワードが出れば、次に「白い物」を答えるといった感じです。

ポンポンとリズミカルに連想できるようになれば楽しいですね。

さらに、追いかけっこをしながら連想ゲームをするといった複合技もありです!

油断していると、先生や大人も負けてしまうかも知れませんよ?

 慣れてきてしまった時は?

かんたんな言葉遊びが飽きてきたり、物足りなくなってきたら、少し難易度を上げてステップアップしてみましょう!

例えばしりとりでは、答える言葉は何でもOKのルールから、「お部屋の中の物に限る」といった“しばり”を設けてみるのもいいですね。

他にも、「ある言葉を逆さまにするとどうなる?」といった言葉遊びや、「同じ名前だけど意味が違うものを探す」といったゲーム、言葉を並べ替えて違う言葉を作る「アナグラム」など、ちょっと複雑にすれば子どもたちの好奇心も湧いてくるのではないでしょうか?

言葉遊びについての記事、いかがでしたでしょうか?

どんどん新しい言葉を覚えて、コミュニケーションも上手になっていく成長期の子どもたち。

語彙力や会話力をアップするサポートになる言葉遊び、保育園や家庭でやってみましょう!

よくある質問

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