保育士の休日はどう過ごす?リフレッシュ法も紹介!【休日・有休・仕事・過ごし方】

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保育士さんの休日はどれくらい?

年間平均休日数は100日~110日

2020年度の調査で、保育士さんの年間休日数(有給休暇を除く)は、101日以上106日未満と答える回答が最も多くなっています。また、年次有給休暇の取得率は、「40%以上 60%未満」の施設が 34.0%であることから、有休休暇が完全に取得できていない人も多くいることがわかります。上記のデータは、独立行政法人福祉医療機構の、2020 年度 保育所および認定こども園の人材確保に関する調査について-第二弾(定期調査項目から見る保育人材の状況の変化)-によるものです。あくまで、一つのデータなのですべての園がそうではありません。

とにかく忙しい保育士

保育士のイメージと言えば、「忙しい」が挙がるのではないでしょうか。子どもたちの相手をする肉体労働、命を預かるという精神的疲労など保育士は日々忙しく疲れやすい仕事です。そのため、休日にきちんと休むことが出来なかったり、休めても仕事のことを考えてしまうなんてこともありがちですよね。例えば、土日の2日間休めたとしても、疲労がたまりすぎて疲れが取れないこともそう珍しくはありません。また、園の行事やシフトの関係によっては土曜や日曜が出勤日なんてこともよくあります。

休日なのに休めないことも

休日にもかかわらず、持ち帰り仕事や諸事情により休めないケースも少なくないことが現実です。園によっては休日にも業務対応の依頼があるかもしれません。同僚と仕事のメールや電話のやり取りだけでなく、行事が近いと企画案を出さなければ。。。なんてことも。そのため、休日でも常に保育園のことを考えてしまう悩みも生じやすいです。休みなのに自分の好きなことが出来なかったりゆっくり休めないとストレスにも繋がり悪循環に陥ります。

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休日の過ごし方6選!

大切な人と過ごす

家族、友人、恋人、、など自身にとって大切な人と過ごす休日はとても重要です。家でくつろいだり、共に出かけたり様々な方法で時間を共有できますよね。保育士さんのように日々多くの子どもと接していると常に気を貼ってしっかりした姿でいると思うので、休日は一緒にいて気が楽な人や甘えられる相手と過ごすことがおすすめです。

外出してショッピング

普段、忙しくてなかなかゆっくりできない保育士さんにとって休日のショッピングはストレス発散にもつながるのではないでしょうか。日々頑張る自分に、少々高価なものをごほうびとして買うのもいいかもしれません。ショッピングに出かける際は、知り合いと鉢合わせる可能性が高いことからも、勤めている園の近くや子どもたちが多く住んでいる付近ではない所に出かけるようにしましょう。

1人でのんびりする

なんだかんだ言ってこれが一番と考える人も少なくないのではないでしょうか。自分だけの時間として、ゆっくり寝たり、テレビや映画を見たり誰にも気を遣わず過ごすことはとても大切です。普段、子どもたちや保護者、多くの同僚など多くの人と関わる保育士さんにとっては、休日に1人でゆっくりする時間を確保する必要があります。自分が一番好きなことをしてリフレッシュしましょう。

趣味や習い事をする

社会人になっても趣味や習い事は変わらないもの。また、新たに挑戦してみることもおすすめです。日頃忙しい保育士さんにとって休日はそうした趣味や習い事をゆっくり堪能できる時間です。趣味や習い事の内容によっては保育現場で活かせるものもあるかもしれません。ポイントは、負担にならずに続けられること。金銭的にも体力的にも気軽に取り組めるものがおすすめです。例えば、ピアノや一人カラオケ、読書、ミュージカル鑑賞、スポーツ観戦などが挙げられます。

体のケアをする

休日には体のケアをすることもとても大切です。例えば、お風呂に入浴剤を入れたり、ボディークリームを塗ったり、サロンに行ったり、マッサージ、温泉に行く。。。。などが挙げられます。体のケアは自宅でも外出先でも方法があるので状況によって変えることが出来ます。直接的な身体のケアには当てはまりませんが、自宅にアロマの香るディフューザーなどを置くとリラックス効果があり、自然と疲れが取れるのでおすすめです。また、体のケアをする際は、短時間で済ませるのではなくゆったりとした時間を過ごせるようにしましょう。

美味しいものを食べる

健康の源である「食べること」ですが、休日には自分が食べたいものを食べることが大切です。日頃、忙しいため好きなものをゆっくり味わうことが出来ないことも多い保育士さん。疲れて帰宅するとゆっくり料理する気も失せてしまいがちですよね。休日は、好きなものを作ってみたり、食べたかったものを食べに出かけたりなど美味しいものを食べる時間を作りましょう。翌日が出勤だとなかなか飲めないお酒も休日だと堪能することが出来ますね。食べることはストレス発散にもつながります。好きなものを食べて、保育士としてもパワーをつけられるようエネルギーをためましょう。

保育士さんが休日にすべきこと

1人の時間を作る

上記でも触れましたが、日頃多くの人に囲まれて仕事をする保育士さんにとって特に重要なのが「1人の時間を作る」ことです。休日には、日頃なかなか会うことが出来ない友人や家族と過ごすことも大切ですが、その中でも1人になる日や時間を作りましょう。例えば、2日間ある休みのうち1日だけを人と過ごしたり、2日間過ごしたとしても、半日は自分1人になる時間を作るなどの工夫です。映画やドラマ、カフェタイム、ヨガ、読書など1人で楽しく過ごせる方法を常に考えておくことが大切です。

休める時にしっかり休む

忙しくてゆっくり休むことが難しい保育士さん。急な業務や持ち帰り仕事が入ることもあり、休みのはずが休めないなんてことも珍しくありません。また、まとまった休みを取ることも難しいですよね。そのため、休日の休める時にしっかりと休むようにしましょう。ポイントは無理に予定を入れないことです。「友人から誘われた」「○○を買いに行かないと」など様々な予定が考えられますが、自分の疲れがたまっている時や乗り気でない時には断ったり予定を辞めることも必要です。

仕事のことを忘れる時間にする

園の行事が近づいてきたり、やり残した業務があると休日でも仕事のことが頭から離れない保育士さんも多いのではないでしょうか。また、保護者からの相談や依頼、子どもたちの様子で気にかかること。。。など他にもさまざま考えてしまうようなことが挙げられますね。しかし、せっかく休める休日にそこまで考えてしまうと心身ともに疲れてしまい休日の意味がなくなってしまいます。業務関連でどうしてもしなければならない時は、短い時間を決めて取り組みましょう。園の方針に納得できなかったり疲労がたまるようであれば、上司への相談や転職を考えるなどしてみることも大切です。しっかり休んで、気持ちよく出勤できるようにしましょう。

休日を充実させるポイントとは?

無理のない範囲で行動する

休日には予定が入りやすいですよね。しかし、立て続けに入れたりきつい予定を入れてしまうと心身ともに疲れてしまい、せっかくの休日がストレスの一部となってしまいます。そうならないためには、自身のスケジュールの管理、そして何よりも無理をしないことが大切です。往復で時間が取られるほどの遠出、大人数での外出、1日に何件かの予定等が挙げられることかと思います。また、休日明けの園のスケジュールなども考慮しておくといいかもしれません。体力を使う行事や保護者会などがあると、準備や当日の疲労に影響します。前後の予定も兼ねて予定を立てるようにしましょう。

一番リフレッシュできることを見つける

自分にとって何が一番リフレッシュできるのかを考えておく必要があります。好きなリフレッシュ方法は、3つ~5つくらい考えておくことがおすすめです。自分にとってのリフレッシュ法を把握していると、急な休みや憂鬱な休日にもすぐに使うことが出来るためです。また、勤務中にもモチベーションアップとして重要な存在です。まだ何がリフレッシュになるかわからない方は、休日や隙間時間を使って試してみたり、昔から好きなことを続けてみると良いかもしれません。

予定を立てておく

休日の予定はなるべく立てておきましょう。「予定を立てずに休日が終わってしまった。。」「いきなり誘ったら断られて暇になってしまった」「展示会に行こうと思ったら期間が過ぎていた」などの失敗経験はありませんか?予定を立てるか立てないかでは充実度が大きく変わることもあります。特に保育士さんは、日頃忙しくなかなかそのような時間が取れないことからも注意が必要です。人を誘うにしてもどこか出かけるにしても事前に計画や確認はきちんと済ませ、気持ちのいい休日に出来るようにしましょう。

休日はしっかりリフレッシュしよう

いかがでしたでしょうか。忙しい保育士さんですが、気軽に取り組める休日のリフレッシュ方法には様々あることがわかりました。何事もあらかじめ予定を立てたり、いくつかピックアップしておくことが大切ですね。オンとオフの切り替えのためにも、休日は仕事のことを忘れて思いっきりリフレッシュしましょう!

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