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こんにちは!保育士くらぶ編集部です。
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1月のおたよりポイントは?
年末年始の様子について
前月にあたる12月から1月において、クリスマスや大晦日、お正月など様々なイベントが行われます。園内での行事関連について保護者向けに伝える他、休みの日の家庭での過ごし方などを問う内容が一般的です。子どもたちがどのような様子で過ごしていたのかについて着目することがベストですね。保護者によっては連絡帳や送り迎えの際に子どもの様子を教えてくれるかもしれません。年末年始は休みが続く他、寒さなどで体調を壊しやすい時期でもあるので、そうした意味でも気を配ることが大切です。
新年のあいさつ
新年を迎えるタイミングということで初おたよりということになります。書き出しの部分で、新年のあいさつをきちんと添えることが重要です。例えば、「明けましておめでとうございます」「本年も宜しくお願い致します」等が挙げられるかと思います。年賀状に書くような文章を思い浮かべると想像しやすいかもしれません。正しいあいさつで、残りの学期も保護者の方と気持ちのいい関係を築きたいですね。
学期末であることのお知らせ
新年を迎えるといよいよ学期も残り3カ月となります。3月には卒園や進級を迎えるため、残りの過ごし方やまとめの内容などを書くことがおすすめです。早いところでは、1月ごろには進級、卒園式に向けた取り組みが始まる園もあります。学期はじめにクラスで掲げた目標などがあればそれについて言及してもいいかもしれませんね。2022年の抱負についても掲げるとよいでしょう。
健康に触れる
1月と言えば、本格的な寒さや感染症の流行によって体調を崩しやすい季節でもあります。特に年末年始は、頻繁な外出や食生活の乱れによって体調不良に陥りやすい時期ですよね。あらゆる原因で不調が起きやすい年明けだからこそ、おたよりを通じて風邪予防や感染症対策などのお知らせや声掛けをすることが大切です。また、コロナウイルスの流行が続く中で迎える年末年始なので、コロナ関連の対策を呼び掛けることも必要です。
1月の連絡事項
新年に関係なく1月にも通常通り連絡事項があるかと思います。保護者会や1月の行事関連など様々なお知らせが挙げられ、年末年始の長期休み明けに早急に伝えるべき項目もあります。年始ムードだけのおたよりにしてしまうのではなく、園やクラスからの連絡事項やお知らせを忘れずに記載しましょう。保育士だけでなく、保護者からの連絡も多い時期なので、「何かございましたらお気軽にご連絡、ご相談ください」などの文を添えてもいいかもしれません。
季節感のある文例集
文例①
ベターな文ですが、最も使いやすいのではないでしょうか。「お正月はお餅を食べすぎてしまいました」「年末年始はこたつでみかんで過ごしました」など、保育士さんならではのお正月エピソードを盛り込んでもいいかもしれません。反対に、「ご家庭ではどのように過ごされましたか」「子どもたちの笑顔が思い浮かびます」といった、各家庭の年末年始の様子をうかがう言葉を載せることもいいですね。
文例②
当園では、本年も子どもたちが快適に過ごせる園の環境づくりに従事して参ります。
残りの学期はわずかですが、2022年も何卒宜しくお願い致します。
少々堅く見えますが、今年の抱負が垣間見れる新年らしい文章となっています。書き出しにピッタリです「元旦にお送りした年賀状は無事に届きましたでしょうか。」「皆様からの年賀状、楽しく拝見させていただきました。」など年賀状関連の話を添えてもいいですね。
文例③
お正月休みが明け、子どもたちの笑顔が園に戻ってくることを心より嬉しく思っております。
年末年始の様子をうかがう文脈や、お正月休みが明け子どもたちとの再会を喜ぶ文脈など思わずほっこりするような文章となっています。「子どもたちの話が聞けることが楽しみです。」「年末年始の思い出を話す会を開催する予定です。」などの文章に置き換えることも出来ます。
健康に関する文例集
文例①
2021年の終盤には新たな変異種、オミクロン株の発生により世の中がさらなる困難に陥りました。そのような状況下においても、保護者の皆様におかれましては、園での感染症対策へのご理解やご協力、誠に感謝申し上げます。
本年は、より一層健康対策に注意しながらも、継続して子どもたちが安心安全に過ごせる園作りに取り組んで参りたいと思います。
新型コロナウイルスの話に触れながら、保護者の方への昨年の感謝の気持ちも述べています。また、今後の取り組みにも触れ、子どもたちが安心して通える保育園であると改めて実感できますよね。
文例②
この時期は例年、年末年始にかけての急激な寒さや生活習慣の乱れにより体調を崩すケースが多くなっています。早寝早起きや食生活を心掛け、体調管理にはより一層注意しましょう。
年末年始によって乱れがちな規則正しい生活習慣について呼びかけています。毎年、体調を崩す人がいることに触れることで、危機感を募らせることが出来ますね。寒さだけでなく昨年に引き続き流行中の新型コロナウイルスに絡めた健康対策を促してもいいですね。
文例③
新型コロナウイルスだけでなく、他の感染症にも注意するよう促していますね。生活習慣を注意するよう呼びかけることで、家庭での意識がぐんと高まりそうです。手洗いうがい、早寝早起きなど具体的な取り組みを提示することがポイントです。
イベントに関する文例集
文例①
子どもたちの練習の様子をより詳細に伝えてもよさそうですね。○○大会の部分は各予定に合わせて置き換えてみてください。園によっては、既に卒園式に向け動き出しているところもあるかと思います。卒園式に向け取り組んでいることについて触れることもいいですね。
文例②
「お楽しみに!」という表現がわくわくしますね。景品のお知らせなど、保護者や子どもたちがあらかじめ知っておくと楽しみになるような情報をさりげなく載せることがおすすめです。
文例③
1月は、このような日本の伝統遊びを通じて子どもたちの知識や感性を豊かにしていきます。
遊びを通じて子どもたちの発育につなげるといった抱負を示していますね。保育園でどんな遊びをするのかが想像でき、保護者の方も興味深いことかと思います。新年は、今月、学期末、2022年などあらゆる区切りがしやすい時期でもあります。園やクラス、保育士さん自身の抱負を載せ、保育活動へのさらなる意欲を示しましょう。
おすすめのイラスト集
お正月らしく
お正月と言えば、お正月飾り・しめ飾りや、鏡餅、張り子犬など。。。。さまざま思い浮かびますよね。その他、お正月の食べ物や伝統遊びなど様々挙げることが出来ます。このような日本のお正月らしいイラストは定番で新年にふさわしい仕上がりになるので、1月のおたよりのデザインにとてもおすすめです。めでたい意味を込めて使ってみてはいかがでしょうか。
冬らしい雪模様
冬らしい雪模様のイラストでデザインをすることも1月のおたよりらしくて素敵です。雪だるまや結晶、雪模様の付いた手袋やマフラーなどがありますね。土地によっては、既に雪景色な場所もあるかと思います。保育士さんが撮影した雪の所信を実際に載せてもいいかもしれません。雪模様を取り入れることで、1月のおたよりに冬らしさを表現してみましょう。
2022年干支の寅年
2022年の干支は「寅」です。年賀状などのデザインにも使われやすい干支のイラストですが、おたよりにもぴったりです。寅など動物は、フリー画像でも検索しやすく気軽に使用しやすい特徴もあります。思わずほっこりするようなキャラクターデザインとしておたよりにつけてみてはいかがでしょうか。
新年も気持ちのいいおたよりを
今回は1月のおたよりについて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。新年最初のおたよりは、記入事項も多く注意しなければならないポイントもあるので大変ですよね。また、忙しい12月に考え作成しなければならない点も保育士さんを悩ませますよね。まさに今、追い込みの時期かもしれません。しかし、ポイントを押さえることで、誰でも簡単にとても素敵なおたよりを完成させることが出来ます。新年のおたよりで気持ちのいい1年をスタートさせましょう!
よくある質問
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