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保育士・幼稚園教諭として日々お仕事を頑張っていらっしゃる皆様、こんにちは!
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保育士くらぶでは、保育士・幼稚園教諭の方にとって役立つ転職・キャリアノウハウ記事を配信しています。
保育者の役割とは
皆さんは保育士の役割について考えたことはありますか?
保育士の主な役割については「社会的役割」と「仕事上の役割」の2つが挙げられます。
保育士の皆さんは前提として「子供が好き!」で子供に携わるお仕事がしたい!という気持ちで保育士になる方が多いのではないでしょうか。
でも、「保育士さんって大変な仕事だって聞くから…」と躊躇してしまっている方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、保育に興味のある方、あるいは、現在保育士に向けて勉強中という方のために、保育士さんの役割についてまとめました!
早速、保育士さんの役割についてもっと詳しく見ていきましょう!
ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです!
社会的役割
保育士不足・待機児童問題の改善
保育士不足や待機児童問題は、社会問題として挙げられています。
待機児童問題は、女性の社会進出の増加で共働きの家庭が多くなったこと。
住む環境や、仕事の影響で都心に人口が集まりやすく、都心での保育園の競争率が激しくなっていること。
「核家族化」で仕事をしてる間に祖父祖母に自分の子供の面倒を見てもらう事をしない世代が多くなったこと。
このような理由で、需要と供給が見合わなくなってきた事が待機児童問題の原因です。
保育士さんになる方が多くなれば多くなるほど、保育士不足や待機児童問題への改善に繋がり社会貢献ができます。
お子さんがいる家庭への支援
保護者の方がスムーズに仕事と育児が両立できる支援ができるといった点で保育士さんは社会に貢献することができます。
保育園・幼稚園で起こったことや子供の成長過程について保護者の方へ共有することも大事です。
また、保護者はいろんな悩みを抱えています。
そんな時、保育士は子供への専門知識が豊富なため保護者が子育てに困ったときにアドバイスができるといった点でも支援ができます。
普段から保護者への信頼関係を保つようにしましょう。
保護者とどう関わったらいいか悩んでいる方は是非「保育士くらぶ」のこちらの記事をご覧ください❕
仕事上の役割
生活習慣を身につける
食事やトイレ、着替えなど身の回りのサポートをして生活する上での基本的な生活習慣を身につけられるように指導します。
子どもたちが毎日安心安全に生活し、健やかに・情緒豊かに育っていけるよう導いていくことが大事です。
その為の環境づくりやサポートをしていくのが保育士の役割になります。
社会で生活できるようルールを身につける
保育園や幼稚園では、遊びや課題などを通して社会性や協調性を身につけられるようにサポートします。
挨拶、子供にきちんと基本的なルールを教えてあげることで規則をちゃんと守れるようになります。
鬼ごっこやおままごとなどの遊びの中で自然とルールを覚えさせる事もおすすめです。
子供の健康管理
園児たちの健康や精神状態を常にチェックし、管理するのも保育士さんの重要な役割です。
子供はまだうまく自分の健康や精神状態のことを伝えることができません。
なので、保育士さんがきちんと確認することが大事です。
コロナが流行ってる今は特に気を配らなければなりませんし、赤ちゃんは午睡の際にSIDSといって病気も何もない普通に暮らしてた赤ちゃんがなんの予兆もなく亡くなってしまう『乳幼児突然死症候群』と呼ばれている病気に突然なってしまうことがあります。
また、アレルギーにも要注意です。
アレルギーチェックをしていても、子供に家庭で食べたことのない食品は保護者が申告を入れてない場合があり、実際にアレルギーを発症してしまい救急車で運ばれてしまう‥ということもあります。
参考:おやつを食べた園児が突然嘔吐…幼稚園教諭が体験した「食の落とし穴」- 現代ビジネス
アレルギーはとても怖いものです。
アレルギーに関しての記事はこちらにまとめています。是非チェックして、いざという時に対応できるように備えておきましょう!
コミュニケーションをきちんと取る
幼児は言語能力がまだまだ低いので、非言語コミュニケーションで接してあげることが大切になってきます。
例えば、口だけで「大きい」と言葉で伝えるより、身振り手振りで大きく手を広げて「大きい!」と伝えてあげたほうが幼児は理解しやすいです。
また、ハグや手を握る、というようなボディランゲージは、幼児が安心し、情緒が発達する大切な一つのコミュニケーションです。
また、自己肯定感が低い子供はコミュニケーションが苦手な子が多いです。
具体的な原因としては、自己肯定感が低いことで消極的になりコミュニケーションを自ら取ったりお友達を作って一緒に遊ぶ意欲の低下から苦手意識が生まれてしまいます。
そのため、自己肯定感が上がることでコミュニケーション能力が上がるかもしれません。
自己肯定感の高め方についてはこちらから❕
体力を向上させる
幼児にとって遊ぶことはとても大切です。
体力、運動能力の向上、社会適応能力の発達、認知的能力の発達など遊ぶことで幼児はたくさんのことを学び成長します。
「外で遊ぶこと」についてのねらいを厚生労働省の保育所保育指針ではこのように定めています。
- 周囲の様々な環境に好奇心や探求心を持って関わり、それらを生活に取り入れる力を養う。
- 季節により自然や人間の生活に変化のあることに気づく
とあります。さらに現実的な効果としては、以下のような効果があります。
・体力づくり
室内で遊ぶだけよりも、外に出て駆け回る方が子どもたちの身体の発達にいいのは言うまでもありません。
・感覚、コミュニケーション力を養う
普段保育園内では触れることができないことに出会うことで、視覚や聴覚、触覚といった全身の感覚を養う狙いもあります。また、そこで出会う近隣の人たちと関わることで「コミュニケーション力」も養われます。
・良い人格の形成
四季折々の自然の中で街並みや植物、そしてそこで暮らす人達の変化が身をもって感じられることは、子どもたちの人格形成に良い影響を与えると思われます。
外遊びは、体力の向上だけでなく「人間」として大切なたくさんのことを子ども達に教えてくれます。
積極的に取り入れたいですね。
保育士に求められること
コミュニケーションを問題なくとれる
保育士さんは子供・職場の人・保護者…など人によって臨機応変にコミュニケーションを取らなくてはなりません。
人見知りや人と話すのが苦手な人は保育士になるのはなかなか難しいです。
そのため、どんな人でも隔てなくコミュニケーションをとれることが求められます。
気を遣える
気を遣える人というのは、他の人が気付かないところに気づいて積極的に自分から対応できる人の事を言います。
自分のことだけでなく、常に周りにも意識を向けられることが保育士として重要です。
仕事に対して責任感がある
保育士の主なお仕事は子供たちのことを見守らなくてはなりませんよね。
責任を持って子供たちを守れる自信がある人が求められます。
大切な子供達に真剣に向き合う事ができ、責任感が強い人が向いてると言えるでしょう。
最低限ビジネスマナーを守れる人
最低限のビジネスマナーは守れてますか?
社会人として、ある程度のビジネスマナーは理解しておきたいものです。
新人であればあるほど、ビジネスマナーがまだ身についてなく、知らないうちに失礼な行動をとっていて相手に不快感を与えているかもしれません。
やってしまいがちなのが上司の指示を聞くときに「了解しました」と相槌を打ってしまうこと。
「了解しました」を目上の人に使うのはNGです。
「承知致しました」や「かしこまりました」という言葉を使うようにしましょう。
まとめ
今回は、保育士の役割についてまとめました。
いかがでしたでしょうか。
保育士として仕事を円滑に進めていくためには、さまざまな能力が必要ということがわかりましたね。
保育士という仕事は決して楽なお仕事ではありません。それでも、子どもたちが多くのことを吸収し成長していく姿を親御さんと同じ近さで見守ることが出来るやりがいがある仕事です。一つ一つの仕事に意味があります。魅力的な保育士さんになれるようにこれからも頑張りましょう🎶
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