突然のゲリラ豪雨や台風にどう対応する?園でできる水害対策

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突然のゲリラ豪雨や台風…

昨今、ゲリラ豪雨や台風による様々な二次災害が各地で起こっており、不安に感じる方も多いと思います。
子供たちと遊んでるときに晴れてたのに急にゲリラ豪雨で室内に戻る…なんて事もありますよね。
雨だと滑りやすく、普段より怪我もしやすいので保育士さんたちもより一層気が気でないかと思います。

では、突然の水害に保育園・幼稚園ではどんな対策をしたらいいのでしょうか?
今回は、園でできる水害対策についてまとめました!
ぜひ最後までご覧いただき参考にしてくださると嬉しいです😌

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どんな水害対策をすべき?

普段からできる水害対策は、どのようなものが挙げられるでしょうか。
もしもの時のために、事前知識を入れて備えておきましょう!

マニュアルを作成しておく

水害が起こった際の動き方について、予めマニュアルを作成しておきましょう。
マニュアルを作成しておくことで、すぐに動くことが出来ますし、入ってきたばかりの新人保育士さんもマニュアルがあれば動き方を即座に把握することが出来ます。
マニュアルを作成するときは、大人の目線だけで考えるのではなく子供達が動きやすいよう、子供の目線で考える事も大事です。

連絡網を整えておく

水害が起こった際、保護者への連絡はスムーズにできるようにしておきたいですよね。
保護者への連絡やスムーズにお子さんをお迎えできるよう、連絡網を整えておきましょう。

どういった手段で連絡するかも大事になってきます。
最近では、園内でアプリで連絡して情報を共有するICTシステムを活用してるところも増えてきました。
いざというときにきちんと保護者の方に連絡できる体制にし、受け渡しをスムーズに行いたいですね。

ハザードマップを把握しておく

ハザードマップとは、身の回りの自然災害を予測し、どんな被害が出るかを地図で表したもの。
これを見ることで身の回りでどんな災害が起こるかを調べることが出来ます。
ハザードマップを参考に、避難場所・避難ルートを決めておきましょう。

自分の地域のハザードマップを調べるなら、『ハザードマップポータルサイト』がおすすめです!
ぜひアクセスして万が一に備え、把握しておきましょう!

防災グッズ・備蓄品の用意

防災グッズの用意を事前にするのも忘れずに。
職員・園児分の備蓄品も十分に用意しておくと安心です。
非常食はアレルギーに対応できるものを用意しておきましょう。
また、用意しても取り出すことが出来なかったら意味がないので分かりやすく、取り出しやすいように保管しておきましょうね!

定期的に避難訓練を実施

定期的に避難訓練を実施するようにしましょう。
避難訓練とは実際の災害にあった時の対処方法を日頃から知っておく、意識しておくためにあります。

定期的に避難訓練をしておく事で、実際に被害に合った時に園児たちのパニックを抑え、円滑に行動することが出来るようになります。

訓練後は、反省会もきちんと行いましょう。
具体的には以下のポイントを話し合い、次の避難訓練や実際に災害があったときに活かせるといいでしょう。

  • 計画通りに進行できたか?
  • 避難経路は正しかったか?
  • 備品などは用意できていたか?
  • 誘導はスムーズだったか?
  • 指示や連絡は的確だったか?
  • 危険はなかったか?
  • 子どもたちにちゃんと伝わったか?

次の章では避難についてまとめています!
もしものために備えてぜひチェックしてみましょう!

ゲリラ豪雨や台風が起きた時

ゲリラ豪雨の場合

ゲリラ豪雨の場合は、台風ほど水害の危険性はありませんが、場所によっては土砂崩れの心配があります。
ハザードマップで園の周りは土砂崩れするポイントがないか?を確認しましょう。

今年から避難情報をよりわかりやすく伝えられるようにと、避難勧告の情報の出し方が変わりました。
ハザードマップを確認し、警戒レベル4までに必ず安全な場所へ避難をしましょう。

また、先生たちは急な天候の変化を感じたら速やかに室内に園児たちを室内に入れるようにしましょうね。

台風の場合

台風の影響で警報が発令された場合に、園児を帰宅させれば保育園としては安心ですが、園児がいる状態で近隣の川などが氾濫するなどの事態になったら…という想定で避難訓練をしておくと良いかもしれません。

浸水などに備えて上階に避難する、停電に備えて懐中電灯を用意しておくといったことが重要ですが、危ない場所に近づかないように園児たちにしっかり伝えることも必要です。

台風の場合も同じく、ハザードマップを確認し、警戒レベル4までに必ず安全な場所へ避難をしましょう!

まとめ

今回は、園でできる水害対策についてまとめました。
いかがでしたか?

日本では毎年大小問わずの水害が起きています。
どこでいつ水害が起きるかわかりません。
園児たちを守れるように定期的な避難訓練・防災教育・避難ルートの把握をしっかり行いましょう。

避難訓練がとても大切なことはもちろんですが、子どもたちには災害の危険や怖さはなかなか実感できないと思います。
危険さを伝えるには、とにかく写真やイラストで「視覚的に」訴えかけることが重要です。
防災について書かれた絵本の読み聞かせや紙芝居や劇などで防災教育を行うのもいいですね。

避難訓練はどうしても緊張感がなくなります。
大きい災害が起こって初めて、避難訓練の必要性、重要性に気づくのです。
しかし、それでは遅すぎるので常日頃から意識して備えておくことがベストです!

急な天候の変化を感じたら、すぐに室内に園児たちを入れて室内での遊びに切り替えましょう。

また保育士くらぶでは雨の日でも楽しめる室内で退屈しない遊びが沢山載っています!ぜひ活用してみましょう!

https://hoikukyuujin.com/hoiku_club/23707

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