【保育士の就活】内定辞退したいときどうしたらいい?内定辞退の期限やマナーについて解説!

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内定を辞退したい…

園からせっかく内定をいただいたけど、複数の園から内定をいただいてる場合などに内定を辞退しなくてはならないと思います。

でも、内定辞退ってどのタイミングですればいいのか?
失礼がないように内定辞退をするにはどうしたらいいのか?と悩む方も多いと思います。

今回は、そんな悩める未来の保育士さんに!
内定辞退のタイミングやマナーなどを徹底解説します!

最後までご覧いただき、ぜひ!活用していただけると嬉しいです😌

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内定辞退する時のマナー

内定辞退の連絡は基本電話

内定辞退の連絡は基本的に電話で行いましょう。
直接、園を訪れる必要性はありません。

また、電話で連絡する際は営業時間内にかけるのが常識です。
始業間近、昼休みの時間、終業間近の時間は避けるようにしましょう。

電話終了後に、念の為メールも送っておくとなお印象が良いでしょう。

内定辞退のタイミング

内定の返事保留は2〜3日までが一般的です。

内定を頂いたら、なるべく早く内定を受け入れるか決めるようにしましょう。
遅くても1週間以内には連絡したいところ。

他の園の選考を待つ場合は、「◯日まで待っていただいてもよろしいですか?」など保留の意思を伝えて確認する様にして下さい。
選考を待ってる園名は出さないのがベストです。

園の中には、内定承諾書を提出するよう要求するところもありますが法定拘束力はないので内定辞退をしても基本問題はないそうです。

法律上では、民法627条により雇用契約開始日の2週間前までと決まっています。

民法627条1項
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

しかし、あくまで法律上での話なので内定辞退は内定を辞退する事を決めたら早いに越したことはないです。
園に迷惑をかけない形での、内定辞退を心がけたいですね。

内定辞退の例文

電話で伝える時

「お忙しいところ恐れ入ります。私、先日内定の通知を頂きました(○○学校の)○○と申します。園長先生の○○様はいらっしゃいますでしょうか?」

(園長先生に変わる)

「私、◯◯学校の◯◯と申します。◯◯様、ただいまお時間よろしいでしょうか?」

「先日は内定のご通知をいただき、心より感謝しております。せっかく内定をいただきながら、身勝手なお願いで誠に心ぐるしいのですが、本日は内定を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。」

(園長先生に理由を問われる)

「並行して選考が進んでいた園に内定をいただきました。最後まで悩みましたが、自身の適性をあらためて鑑みた結果、その園とのご縁を感じ、このような決断となりました。」

—なるほど、そうですか。大変残念ですが、了解いたしました。
「本来ならば、園へ直接お詫びに伺うべきところですが、取り急ぎお電話でご連絡を差し上げました。申し訳ありません。」

メールで伝える時

「この度は、大変お忙しい中、園長先生の貴重なお時間を割いて面接の機会を賜り、誠にありがとうございました。
先日内定のご連絡を頂いてから、改めて私なりに熟考致しました。
その結果大変恐縮ではございますが、今回はご辞退申し上げたいと思います。

結果的に、園長先生のお時間を無駄にすることになり申し訳ございませんが、何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。」

内定辞退の理由はどう伝える?

具体的に伝える

内定辞退の理由ははっきり具体的に伝えるようにしましょう。
曖昧な理由で、断るのはあまりいい印象を受けません。

「給与が低い」や「休みが少ない」という理由は避ける

「給与が低い」「休みが少ない」などのネガティブな理由を伝えるのは避けましょう。
正直に伝えなくても大丈夫です。
実際に思っていても無難な理由で断りましょう。

本当は働きたいけどやむを得ず辞退する場合

家庭の事情や園で働きたい希望はあるけどやむを得ず、内定辞退する場合もあるかもしれません。
きちんと事情を説明して「機会があればぜひ改めて選考していただきたい」と誠意を込めて言うようにしましょう。
そうする事で、また落ち着いた時に応募することができます。

まとめ

今回は、就活で知っておきたい!内定辞退のマナーについてまとめてみました。いかがでしたでしょうか?

内定を辞退するということは、その園は貴方の他に働ける保育士を探さなくてはならなくなります。
園は、保育士採用のために膨大な費用と労力を掛けています。
必ず園に迷惑をかけないように、内定辞退をするようにしましょうね!

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