やる気アップ!保育士さんが出来る!園児がすくすく育つ声かけとは?

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声かけで子供のやる気をアップ!

幼児期は、人間形成の基礎が築く非常に大事な頃。
暮らしを通して多いのことを吸収し、急速に成長します。
特に3歳までの子達は1日1日がとても大事な期間です。
「幼児期の子どもの1日=大人の1カ月」と言われるくらい価値があります。

子供たちとの信頼関係を生むのにとても大事にしたいのはコミュニケーションです。

その時に気をつけたいのが、声かけ。
言葉遣いには特に注意したいところです。
子供のやる気が削がれてしまうのも声かけ次第です。

保育士さんは日々の保育活動でどんな言葉をかけてあげたらいいのでしょうか?
今回は、子供がすくすく育つ声かけのポイントやNGな声かけについてご紹介します!
最後までご覧いただき、ぜひ!活用していただけると嬉しいです😌

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子供がすくすく育つ声かけのポイント

子供の気持ちを考えて声かけをしよう

子供の気持ちを考え、ちゃんと子供の意見を聞いてあげて声かけをすることは子供たちがすくすく育つでの基本です。
ときには、気持ちに寄り添い代弁してあげることも大切。特に園児が泣いてるときや悲しい思いをしているときは優しい声かけをしてあげましょう。
「僕(私)の気持ちを理解してくれた」と感じてもらえる声かけを意識しましょう。

園児の顔をちゃんと見て褒める

褒めるときは、園児の顔をちゃんと見てあげることが大切です。

子供の目線で褒めてあげるようにしましょう。

具体的に伝える

曖昧な言葉で伝えるのではなく、具体的に声をかけてあげましょう。
曖昧な言葉で伝えても言葉が子供達に響きません。
また、褒めるタイミングを逃さず、具体的に伝えてあげると更に良いですよ。

「ありがとう」の気持ちを伝える

「ありがとう」「嬉しい」などの感謝の気持ちを伝えてあげましょう。
感謝の気持ちを保育士さんが伝えてあげる事で子供たちも感謝の気持ちを自分から伝えられるようになります。

こんな声かけはNG🙅‍♀️

園児たちに対して普段マイナスな言葉を使っていませんか?
肯定的な声かけとは逆にNGな声かけもあります。
では、NGな声かけとはどんなものがあるのでしょうか?
避けたい言葉をチェックして使わないように心がけましょう。

否定的な言葉を使わない

できないと決めつけたり、恐怖心を煽るような言葉を使ったり…否定的な言葉は使わないようにしましょう。

否定的な言葉を使わず、どんな事でも決めつけをしないで、園児が言ってる事を一度受け入れてあげましょう。

押し付けをして無理強いをすると、大人の言う事が正しいと思い込み自分で考える事をしなくなり意見を言わない子に育ってしまいます。

では、どんな言葉を使えばいいのか?一例を下記に記載します。

たとえば、「牛乳を飲まないと大きくならないよ」という否定的な言い方ではなく、「牛乳を飲むと大きくなるよ」と伝えます。
「走っちゃダメ」ではなく、「歩くと格好いいな」「歩いてくれたらママは嬉しいな」と伝えます。もちろん危険な場面では園でも「危ないよ」と言ったりしますが、「ダメ」という言葉は単独で使い出すと「あれもダメ」「これもダメ」と多用してしまう傾向があるので、「〇〇だからいけないよ」と理由を説明してあげると、子どもも理解するようになってくれます。

保育のプロに聞く、子育てのコツは肯定的な言葉かけ、子どもに選択させる、日常を遊びに変える – Yahoo!ニュース

ネガティブワードはもうやめましょう!子どもが伸び伸びと育つには認めてあげることが重要です。
認めてあげると、子ども達は自分から物事を考え挑戦することができるようになります。

他の子と比較する言葉を使わない

ときに、子供同士で競わせることもあると思いますが他の子と比較するのはあまりおすすめしません。

これは、子供の性格にもよります。
他のこと競わせた方が、モチベーションが上がる子供もいます。

しかし、競わせることで他人の評価を気にして常に他人の顔色を伺うようになり他人に依存して生きるようになってしまう子供もいます。

ついつい「◯◯ちゃんができたから〜」と言いがちかもしれませんが、比べる対象を過去の子ども自身に変更してマイペースに頑張る子を見守ってあげましょう。

他の子との比較をしない方が、他人を卑下せずに尊重できて良好な人間関係が築ける子どもに育つ のでおすすめです。

感情的に言葉を使うのは控える

つい、感情的に言葉を使っていませんか?
感情的になるのではなく、一回冷静になってみましょう。
感情のコントロールが難しい子に育ってしまい、何事にもモチベーションが下がってしまい、言った事が治らない…といった負のスパイラルに陥ってしまいます。
無理に子どもを正すのではなく、子どもが自分で自立できるようにサポートしたいですね。

「頑張って!」という声かけは時にプレッシャーに

「頑張って!」という声かけはよくすると思いますが、使い道を間違えるとかえってその言葉が園児たちのプレッシャーになってしまうことも。
おすすめの声かけとしては「頑張ってるね」と声をかけてあげましょう。
同じ「頑張る」でも少しニュアンスを変えるだけで捉え方が違います。
「頑張ってるね」と言われた子供たちは、「自分の頑張ってる姿を褒めてくれてるんだ!」と承認欲求が満たされます。
そして、更に褒められるように頑張ってくれることでしょう。

上手に声かけをすると自己肯定感が上がる!

前述でもあったように、否定的な言葉を使わず肯定的な言葉に直すことで自分に自信がつきます。

自分に自信がつくことで子供の自己肯定感が上がります。
自己肯定感とは、「ありのままの自分を素直に受け入れられることができる。自分の価値観や存在を肯定できる感覚」の事です。

保育士でもできる!自己肯定感の育て方はこちらの記事に詳しく書いてますのでチェックしてみて下さい!

まとめ

今回は、子供がすくすく育つ声かけについて解説しました!
この記事で特にお伝えしたいことは以下の3点です。

  • 肯定的な声かけをしよう!
  • 子供の気持ちを考えて声かけをしよう!
  • 声かけをするときは具体的に伝えよう!

特に、肯定的な声かけは子供の自己肯定感にもつながるので意識したいところ。
子供の心に響く声かけができるといいですね。

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