子供の爪の噛み癖は愛情不足だけじゃない?保育士さんが出来る6つの対策

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子供が爪を噛むのを辞めてくれない…

子供の爪がでこぼこになっていませんか?
『爪を噛む事』は子供の気になる癖の一つです。
実は『咬爪症(こうそうしょう)』という立派な病気でもあります。

子供の頃に爪を噛む癖が治らない子は大人になっても治らない事があります…
あの徳川家康も爪を噛む癖があったほど、爪を噛む事は一度癖になると辞めるのが困難です。

子供が、自分から爪を噛む癖を治すのはなかなか難しいでしょう。

では、子供はなぜ爪を噛むのでしょうか?
今回は、子供が爪を噛む理由や爪を噛む子供の割合、対策などを解説します!
最後までご覧いただき理解していただけると嬉しいです😌

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なぜ爪を噛んでしまうのか…?

子供の爪を噛む癖はなぜ辞められないのか?
対処法を知る前に、爪を噛む理由や心理についてしっかり理解しておきましょう!

ストレス

一見ストレスがなさそうな子供たち。まだ自分から相談をする事が難しい子供は表に出さなくても、実は何かを抱えてる事もあります。

子供の心はとても繊細です。大人にとってはすごく些細な事でも子供にとってはとてもストレスだったりします。
何がストレスなのか?を原因を探って爪を噛む癖を辞めさせましょう。親御さんとも協力したいですね。

また、爪噛み癖がなくなっても根本のストレスを取り除かなければまた別の自傷行為に走ってしまう場合も…

スキンシップを取ったり、好きな遊びをさせたりしてストレスを発散させましょう!

🌼子供の繊細さん『HSC』についての記事はこちらから⏬

癖になっている

癖になって無意識にやってしまってる子供もいます。
無意識に安心感を得るためにやってしまってる事も。

不安・寂しさ・情緒が不安定

爪を噛むと安定するという理由で辞められない子供もいます。
また、愛情不足で寂しさや不安を抱えている事もあります。

子供の欲求不満をなるべく解消してあげましょう。

子供の爪噛みは何歳ごろから?

椎名さんはまず、子どもの爪を噛む行為の裏にある「ストレス」について教えてくれた。

「子どもが爪を噛む行為は、4歳頃から始まることが多いです。乳児期の授乳や指しゃぶりの延長のようなもので、それらを卒業する心の準備が整っていないのに、やめさせられてしまったことが発端になることが多いです」(椎名さん)

livedoor NEWS – 心理士に聞いた!爪を噛む行為の裏にある心理

爪を噛む行為は4歳から。つまり、保育園・幼稚園の頃に噛み癖が始まってしまう子供が多いそうです。

これは、入園してから慣れない環境下に適応するのにストレスが溜まってしまい、衝動的に爪を噛むようになってしまう事が原因です。

大人になって悪影響を及ぼさないようにしっかり指導したいですね。

保育士さんが出来る爪を噛む癖の対策

保育士さんが園で出来る子供の爪噛み癖の対策を6つ紹介します。

・爪を噛む原因をなくす

子供が自傷行為してしまう原因を見つけてあげましょう。
爪を噛む原因はストレスである事が多いです。
きちんと原因を解決しないと他の自傷行為に移る場合もあるので、爪を噛む行為を辞めたからといって油断はせず園児のことを見守ってあげましょうね。

・爪を噛む事についてキツく叱らない

爪を噛んでいる園児を見つけても、感情的に叱るのはやめましょう。
ちゃんと理由を言わずに叱っても子供たちはなんで怒られてるのか?なんで爪を噛む事がダメなのか?を分かってもらえません。

・爪を噛んではいけない理由をきちんと説明する

爪を噛んでると病気になってしまうことを子供に指導しましょう。

爪を噛むことの怖さを教える事で自然と爪を噛む事をやめる事ができます。

・苦味のあるマニキュアを塗る

苦味のあるマニキュアを塗ってみるのも効果的です。
舐めても害はないけど、苦い爪噛みを予防できるマニキュアがあります。是非試してみましょう!

・『爪を噛む事』についての本を読み聞かせする

爪噛み癖の改善にぴったりな絵本を読み聞かせの時間に読んで爪を大切にする事を身に付けさせましょう。

読み聞かせで自然と爪の大切さを子供たちに教えることができます!ぜひ試してみましょう!

・親御さんに協力してもらう

親御さんに爪を短く切ってもらったり、噛んではいけない理由をしっかり伝えてもらったり…と協力してもらい爪噛み癖を無くしましょう。
爪を噛む事でのリスクを親御さんにも伝えるようにしましょう。
次の章で、爪を噛む事のリスクを紹介していますので是非参考にしてみてください!

爪を噛むのを辞めないと大変なことに…

・大人になってからも癖が残ってしまう

大人になってからも癖が残ってしまい、無意識のうちに人前で爪を噛んでしまったら…
恥ずかしい思いをしてしまう事があるかもしれません。

もし、社会人になって会社の中で無意識にやってしまっていたらどうでしょうか?
印象がかなり下がってしまいますよね。
鼻ほじりなども同様です。
恥ずかしい癖は子供のうちに矯正して直しておきたいです。

・感染症などの病気

炎症、化膿、感染症、骨髄炎など…といった病気が爪を噛む事によって発症してしまう事もあります。
目には見えない手についているバイ菌も口に入れてしまい病気にかかりやすくなってしまいます。

最近はコロナウイルスの事もありますので、特に気をつけたいですね。

まとめ

無意識にしてしまう『爪を噛む』という行為。

子供の爪噛みは、大体4歳ごろから始まります。


子供が爪噛みしてしまう原因は「愛情不足」と考える人もいますが、「愛情不足」だけが原因ではありません。
爪を噛む事が、子供の精神安定になってる事もあります。


他の事で子供のストレスが改善できないか?を考えましょう。
爪噛みの一番の原因はストレスです。

爪を噛む原因を取り除く事で自然と爪噛み癖がなくなります。


また、爪噛み癖がなくなっても根本のストレスを取り除かなければ鼻ほじりや歯軋りなどまた別の自傷行為に走ってしまう場合もあります。
大人になってから癖が残らないように今から爪噛み癖を辞めさせたいですね。
将来に悪影響を及ぼさないよう、親御さんにも協力してもらい子供の爪噛み癖をSTOPしましょう!

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