食べ物の好き嫌い どう対応するべきなのか【給食・子供・食べさせ方・克服】

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食べ物の好き嫌い。子供たちにどう対応していますか?

子どもとの生活の中で何かと気になるのが、食べ物の「好き嫌い」

食べ物の好き嫌いって、一筋縄でいかないですよね。

極端に嫌いな物を嫌がる子…

食べ物への関心が極端に低い子…

えり好みが激しい子…

子供によって様々なタイプがあります。

バランスよく食べてくれないので栄養面が心配だったり、時にイライラしてしまう事もあるのではないでしょうか。

みなさんは給食における好き嫌いする子どもに対して、どんな対応を取っていますか?

今回は子供たちによる食べ物の好き嫌いについて克服法のアイディアを含めて紹介します。

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好き嫌いが出てくるのは成長の証


一般的に、1歳6ヶ月以降になると、ある程度離乳食が完了して幼児食に移行していきますが、この頃には今まで食べていた食べものでも食べなくなってしまうといった「食べ物の好き嫌い」が増えてくる傾向があります。

これは順調に離乳食が進んでいたお子さんでも起こることなので、「どうしてだろう」「自分の味付けや与え方に問題があるのだろうか……」と悩んでしまう方も多いことでしょう。

しかし、幼児期における食べものの好き嫌いは、実は子どもたちの成長と発達にその要因があることが多いのです。

本来、好き嫌いは「出てくることがあたりまえ」なのです。

それを理解したうえで、対策を考えていくことが大切になってきます。

どうして好き嫌いがでてくるの?

好き嫌いがでてくる原因はいろんな側面が考えられます。

今回はその中で考えられる3つの原因を紹介します。

【原因1】自我の確立のため。

心身が発達すると、味覚も発達してくるため、味をしっかりととらえることができるようになります。

その上に自我も確立されるため、自分が好きではないと感じた食べ物に対して、「この食べものは食べたくない」という意思もでてきます。

こういった自我の確立が好き嫌いを生んでしまっている可能性があります。

つまり、食べ物の好き嫌いは自我が発達し自己主張ができるようになってきたという証拠なのです。

【原因2】子どもの味覚は大人より敏感であるため

私達の舌には、味蕾(みらい)とよばれる味を感じるセンサーが存在します。

生後3か月頃には1万個にもなるというこの「味蕾」ですが、大人になるにつれて数が減少してしまいます。

つまり、子どもは大人以上に味に敏感だということです。

苦手な味が、大人以上に感じやすいということも、幼児期に食べものの好き嫌いが生じやすい理由のひとつでしょう。

【原因3】経験によって嫌いになることがあるため

単に「味が嫌だ」という理由以外に、経験によってその食べものが嫌いになってしまうことがあります。

「以前は好きだった食材がある経験によって食べられなくなってしまう」というケースもあり得ます。

例えば、家庭でお母さんが「食べさせたい」と思う食材を、険しい顔つきで無理やりにでも食べさせようとした場合、子どもは嫌な経験として記憶してしまいます。怒られたりすれば尚更です。

上記のようなことがあった場合には、味よりもむしろ、食べるときに抱いた感情がもとで、その食べものを嫌いになってしまうことがあります。

このケースは「食物嫌悪学習」といわれ、研究の結果からも好き嫌い発生の原因となることが明らかにされています。

経験としての記憶は、好き嫌いのきっかけになったり、悪化させてしまったりすることにつながります。

保育士さんは、その点も意識したうえで、保護者への声かけをしてあげたいものですね。

居残り給食は体罰になる?


一昔前であれば「残さずに食べなさい」と教えたり、家庭でも同じように教わってきている保護者が多いと思います。

私自身も子どもの頃に「給食は残さず食べるもの」と言われ、無理やり最後まで食べさせられた記憶が残っています。

そのため、嫌いな食べ物が出てきたときにはどうすれば食べなくて済むかということで頭がいっぱいになっていました(笑)

現在では、嫌いな食べ物を食べきるまで居残りさせることは体罰にあたる可能性があります。

そのためそういった習慣はなくなりつつあるみたいです。

また、食べられる量や、食べるスピードには個人差があります。

この個人差は離乳食の段階から現れ始め、幼児に食事を与えると10人に約2人は他の子の倍以上の時間が掛かる子が出てくるという結果が出ています。

叱られたり、残すのが怖くて給食が「苦痛」となってしまうのは子どもの心に大きな傷を与えてしまいますので、給食は楽しい時間と認識してもらえるような雰囲気作りや声掛けが大切になってきます。

子どもに好き嫌いなく食べてもらう克服方法


1絵本や手遊びで興味を持たせる



食べて欲しい一心で無理に食べさせるのはNG!
食べることからではなく、まずは野菜と触れ合い、野菜を知り、好きになってもらうことが大事です。

そのため、野菜の手遊びや絵本を使いながら、少しずつ興味を持ってもらえるようにするのもいいかもしれません。

現在では野菜のキャラクターがでてきたりしているので、そういったキャラクターを活用するのもありでしょう。


2「一口ルール」を作ってみる



苦手意識につながらないためには、いかにストレスを感じさせず食べてもらうかが重要です。

そのため、もし嫌いなものが出たら『一口だけ食べる』というルールを約束してみましょう。

一口だけというルールなら、案外子どもも食べてくれるかもしれません。

そして、食べたらたくさん褒めてあげてください!

定期的に一口ずつ食べることによって、いつか味覚が変化して好きになる日がくるかもしれません。



3一緒に作ってみる



嫌いなものは敬遠しがちですが、あえて一緒に育ててみるという方法もあります。

一緒に野菜を栽培してみることで自分が作ったという興味と愛着がでてくるはずです。

そしてできたら収穫~調理まで一緒に体験することで食材に対する見方が変わり、嫌いなものを克服することができるかもしれません。


楽しみながら食事をしよう


いかがでしたでしょうか?


好き嫌いなく食べる子に育ってもらうのが一番ですが、あまり神経質になりすぎず大らかな気持ちで食事を楽しむことが大切です。

子供にとって、食べる事=楽しい時間になってくれるといいですね!

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