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春から保育士の方必見!1年目の疑問をまとめました
だんだんと気温もあたたかくなってきましたが、これから新社会人になる、新生活をスタートさせるというかたもいらっしゃるかと思います。
今回はそんな、春から保育士1年目というかたに向けて、1年目の疑問のあれこれについて、解説していきたいと思います。
学生から社会人になるにあたって、
- 1年目はどんな目標をたてて行動すればいいの?
- よくある失敗について知っておきたい!
- 実際1年目の給料ってどんなものなの?
といった疑問を抱く方は多いです。
しっかりと事前に理解しておいて、余裕をもって新生活を始めましょう!
関連記事も見る▽保育士1年目の目標例
保育士としてのキャリアをスタートさせたばかりで、まだ仕事についてわからないことだらけですよね。
これからの長期的なキャリアプランを考える前に、まず保育士さんが1年目にどのようなことを意識して過ごせばいいのか、目標の具体例をご紹介いいたします。
園の方針に慣れる
最初に、環境面です。
1年目ということで、お世話になる環境について、その特徴や考え方をしっかり理解することに意識を向けてみましょう。
園によって、保育の考え方や方針は違うものです。
資格の勉強をして、保育のお仕事について十分に理解していても、こうした環境面についてはやはり実際に働いてみないとわかりません。
仕事で苦手なものを自覚する
仕事面では、まずは自分が苦手だなということを見つけましょう。
- 大勢の子供たちの前だとどうしても緊張する
- 保護者さん対応が苦手
- 日誌の記入が苦手
など、個人によって苦手なものは違ってくると思います。
その、自分の不得意なものが何なのかまずは知ることを意識することで、今後改善し、働きやすくしていくことができます。
ときには、まわりの同僚は先輩などから、自分の仕事っぷりを客観的に見てもらうなどして、積極的に苦手を把握することも、1年目でできるといいですね。
わからないことをそのままにしない
また、仕事面で意識することとして、わからないことをそのまま放置しないということは非常に大切です。
・先輩が忙しそうだから、、、
・こんなことまで聞いていいのかな、、、
と、わからないことをついつい聞けずにその場をしのいでしまうと、後々までわからないままになってしまいます。
まだわからないことだらけであり、わからないことを積極的に聞いて解決できるのが、1年目という期間です。
保育士1年目失敗あるある
子どもを前にうまく立ち回れない
子どもたちの成長を促し、彼らの行動のサポートをするということが保育士さんの仕事の中心です。
実際の子どもたちの行動は、どんなクラスを担当するのか、どんの子がいるのかによって違ってくるので、非常に難しいですよね。
1年目では、うまく子どもたちの対応ができないという困難が多くあるかと思います。
そうした時に不安からさらに不注意が生まれてしまうなどの失敗が起こり得ます。
また、
・話している最中に騒いでいる子がいて、声が届かない。
・お弁当を全然食べてくれない。
など、各シーンにおける困難も日々直面することになります。
そうした際は、一人一人の性格などを根気よく理解し、その子に合った対応ができるように工夫しましょう。
保護者対応がうまくいかない
保護者の方とのコミュニケーションも、最初は難しいですね。
大切なわが子を日中預けているという保護者の方の気持ちに寄り添い、伝えることをもれなくしっかり伝えるということが大切です。
しかし、それでももしかしたら、無理なことを要求されたり、とても対応できないようなことを言われてしまうこともあるかもしれません。
そのようなときこそ、周りの慣れている先輩に相談するなど、吐き出すことが大事です。
徐々に保護者の方とのかかわり方に慣れていきましょう。
関連記事も見る▽職場の保育士さんとの人間関係
また、同じ職場のかたとの人間関係でも、トラブルになることもあり得ます。
日々大切な子どもたちと向き合い、考えながら行動している中で疲労がたまり、どうしてもお互いに気を使い合うということが難しくなるかもしれません。
また、園によっては、見えない上下関係やいがみ合いなど、よくない雰囲気が生まれてしまっていることも、、、
そうした雰囲気にのまれて精神的に追い詰められてしまう新人もいます。
また新人さんを集中的にいじめたり、逆にまったく相手にしないなどといった新人への攻撃もあるかもしれません。
なので、1年目は特に、自身のメンタルヘルスを十分に気遣ってあげましょう。
他の趣味を意識的にもつなど、自分にあった対処法を見ついていくもとも重要です。
保育士1年目の給料って?
保育士の平均的な初任給
さて、新生活をスタートさせる上でも、保育士さん1年目のお給料についても、やはり気になりますよね。
新卒の保育士さんの初任給はと言いますと、各種手当を含んだ月給が16~19万円くらいであり、ここから年金や税金保険などが引かれていくと、手取りは14~17万円となります。
保育士1年目のボーナスはある?
給料に続いて気になるのが、ボーナスですよね。
ボーナスの支給については、1年目のボーナス事情は園によってそれぞれのようです。
1年目の夏から支給のある園、1年目の年末から支給のある園、寸志だけの園、また、最初の年はもらえない園もあります。
確実にあるとは限らないので、各園に確認する必要があります。
関連記事も見る▽まとめ
新人の保育士さんが意識すべきこととして。
- 具体的な目標
- よくある失敗
- 給料事情
の観点からまとめてきました。
保育士さんというお仕事は困難が多く、実際に毎日働く中でやはり様々な困難に直面するかと思います。
また、保育士さんに限らず、学生から社会に出て新しい生活を始めるという時期は、不安がたくさんあるかと思います。
気おいしすぎず、素直に立ち居ふるまうことを意識し、自分のできないことを把握してこれから改善していくことを念頭に置いてみてください。