保育士あるある~保育士さんならではの大変なことやりがいをまとめてみました!~

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はじめに

今回は保育士さんあるあるということで、「大変なこと」と「やりがい」についてまとめてみました。

今年度もいよいよ終盤シーズンですね!コロナ渦を丸々経験した初の1年、いかがでしたでしょうか。大変なことや、やりがい等、是非共感していただき、1年を振り返ってみてください。

お仕事を頑張られている現役の保育士さんだけでなく、目指している学生の方にも見ていただけたらと思います!

保育士と幼稚園の先生の違い

「保育士」や「幼稚園の先生」というと、「大変そう」といったイメージを持たれませんか?

両者ともに小さな子供の面倒を見る仕事であることからぬぐい切れないイメージがありますよね。そこで一見、区別がつきにくい「保育士」と「幼稚園の先生」の違いについて簡単にまとめてみました。

保育士:厚生労働省の管轄、「保育」を目的に仕事で忙しい保護者に代わり援助
幼稚園教諭:文部科学省の管轄、「教育」を目的に生活に必要な知識を教える

意外と基本的なことから違いますね。最近は、保育士も幼稚園の先生も男性の方が増えてきているとのことで男女とも活躍できる仕事に変わりはないです。

また、保育園の大きな特徴としては下記の例があります。※保育園によって違いあり

保育園:0歳児~就学前、長時間預かる、おやつ、お昼寝タイムあり、日常の所作の教え

これらから、保育士さんは体力と忍耐力、そして責任感が人一倍必要であることがわかります。また、幼い子供たちから、「見られている」という意識を持つことも必要です。(いつでも子どもたちのお手本でもあることを忘れずに、、、!)

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保育士さんが大変なこと5選!

ここからは実際に保育士として仕事をする中で大変と言われていることについてまとめていきます。保育士さんの目線でお伝えします。

子どもたちとの関わり

保育士さんは子供の面倒を見るかつ触れ合うことが仕事です。どんなに子供が好きで働いていても、十人十色の幼い子供たちの面倒を見ることは非常に大変で疲れることと思います。特に、乳幼児を扱うという点では、親に代わり日常の所作を教えていかなければなりません。食事排せつ着替えお昼寝と、行うだけでなく覚えさせていく必要があります。

体力勝負

保育士さんのお仕事は体力勝負です。泣いてわめく乳幼児から元気な幼児まで幅広い子供の相手をします。特に、実際に子供を抱っこしたり子供同士のもめごとの仲裁に入ることもあります。また、イベントなどの行事を企画、実行するということも多いため、体力は必須です。

女性が多い職場特有の人間関係

保育の職場は基本的に女性が多いです。以前に比べ男性の保育士も増えたとはいえ、まだまだ女性が多くの割合を占める業界と言えます。実際は、漫画に出てきそうな同性同士ばかり特有のやりにくさなども時と場合によってはある事にはあるようです。

保護者との関係

保育士さんではあれば必ず必要となる保護者との関係。子供たちの行き帰りの挨拶だけでなく、子供の様子について話したり、文面でコミュニケーションを取ったり、、、といったことが日常的に必要です。保護者の方もそれぞれの性格があるため、フィーリングが合う合わないもあります。時にはよくない意見を貰うかもしれません。子供を預かる立場として良好な関係を築くというのも大変な事の一つなようです。

長時間労働

保育士の仕事は長時間労働と言われています。そもそも保育園は、働いている親の代わりに子供を預かる施設という意義がある保育施設です。園ごとに異なりますが、基本的には仕事終わりの保護者のお迎え時間まで対応します。0歳から6歳といった年齢幅のある子どもたちを、長時間預かり面倒を見ることは決して容易ではなく、大変な大きい理由の一つです。

もちろんやりがいもある!

保育士という仕事は大変な分、やりがいも多く感じられます。その一例をご紹介します。

子供たちの成長を見れる

保育士の仕事は子供の成長を見守る役目でもあります。保護者に代わり、子どもたちの大事な成長期間を共に過ごすことが出来るので、とてもやりがいがあると言えます。自分以外の子供を0歳の頃から成長を見守れるのは、保育士さんならではかもしれませんね。

保護者からの感謝

忙しい保護者に代わり子供たちの面倒を見守る役目の保育士さん。そのため保護者の方からは直接言葉で感謝を受けることも少なくないようです。小さな子供を見る大変さも、感謝をされることでやりがいやモチベーションに繋がるというメリットがあります。

社会貢献

保育園は、直接的ではないですが働く大人たちを支援する役割を担っていると言えます。「保育園があるから私も働けるかな」といった労働の支援にもつながっているのです。子供の面倒を見てくれる保育士さんたちは出産、育児を経験し、働く女性にとって強い味方です。

イベントの企画・実行を通じて達成感

保育園では年間を通じて様々なイベントが行われます。そのたびに、保育士さんたちが自分たちで企画を考え、実行します。子どもたちに楽しんでもらうために、また忙しい合間を縫って身に来てくれる保護者のために、誰かのためを思いながら1から考えることが出来ます。また、実際にやり終えたあとには、子どもたちの思い出を創ったという大きな達成感を得られます。

辛くなったら無理せずに

それでも辛かったら

ここまで、大変なこと、やりがいを示してきましたが、それでも辛いこともあると思います。保育士って辛い、辞めたいといった場合、我慢することなく、誰かに相談し最終的には自らで続けるか辞めるかの選択をしましょう。

少しでも悩み事や退職を検討されている方は、本サイトで以前に出した記事も合わせて参考にしてみてください。

おわりに

いかがでしたでしょうか。保育士さん大変な職業ですよね。特に今はコロナ渦ということもあり、苦労は倍以上なのではないでしょうか。しかし一方で、やりがいも多い素晴らしい仕事です。保育士さんは、社会としても働く保護者としてもなくてはならない存在です。

この記事が、現役の保育士さんにとっては共感、そして頑張る源に、学生の方には職業選びの参考になっていると大変嬉しいです。

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