小規模保育園とは?その特徴・メリット・デメリットまとめ

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小規模保育園と小規模保育を知ろう

「小規模保育」または「小規模保育園」といった言葉を耳にすることがありますね。

小規模保育園は、子ども・子育て支援新制度において規定された認可施設です。

規定の背景には、待機児童の問題があります。

都市部では、認定こども園等を連携施設として、小規模保育等を増やすことによって、待機児童の解消を図り、人口 減少地域では、隣接自治体の認定こども園等と連携しながら、小規模保育等の拠点によって、地域の子育て支援機能 を維持・確保することを目指す。

参考:内閣府 地域型保育事業

では、この小規模保育とは、具体的にどんな保育のことで、どういったメリットがあるのかご存知でしょうか?

今回は、小規模保育の内容について、一般的な保育と違ったその大きな特徴から、メリット・デメリットまでをまとめました。

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小規模保育とは?その主な特徴3つ

さて、小規模保育園とは、具体的にどんな保育園なのでしょうか。

ここではその特徴的なポイントとして

  1. 3つのタイプについて
  2. 具体的な規模
  3. 対象となる年齢

について解説していきます。

特徴①3つの型がある

一口に小規模保育園といっても、そこには大きく分けて3つのタイプがあり、それぞれA型・B型・C型と呼びます。型によって、職員・面積などが変わってくるのです。それぞれの内容を見ていきましょう。

A型

保育所分園・ミニ保育所に近い類型
資格:すべての職員が保育士資格を有する
職員数:保育所の配置基準+1名
※保育所の規定人数は、0歳児で3:1、1〜2歳児で6:1
設備・面積:0歳・1歳児 1人当たり3.3m2 、2歳児 1人当たり1.98m2

B型

A・Cの中間型
職員数:保育所の配置基準+1名
資格:職員の半数以上が保育士資格を有する
設備・面積:0歳・1歳児 1人当たり3.3m2 、2歳児 1人当たり1.98m2

C型

家庭的保育に近い型
職員数:0~2歳児でいずれも3:1 、また、補助者を置く場合は5:2
資格:家庭的保育者
※家庭的保育者とは、市町村長が行う研修を修了した保育士、保育士と同等以上の知識及び経験を有する者
設備・面積:0〜2歳児いずれも 1人当たり3.3m2

参考:内閣府 地域型保育事業


特徴②どのくらいの規模なの?

3つの型があることについての説明でも面積や職員数などについて触れましたが、ここで改めて、小規模保育園の規模感について解説します。

小規模保育園は、 利用定員が具体的に6人から19人まで と定められています。

ここで、一般の保育園の利用人数の規定は20人以上なので、「小規模」という名称の通り規模が一般と比べて小さいことがわかります。

また、C型の特徴の説明にて併せて紹介した、家庭的保育の利用人数は5人以下です。


特徴③何歳くらいまでが対象?

さらに、小規模保育園の大きな特徴として、対象となる年齢が挙げられます。

一般的な保育園の対象年齢が0歳児から年度内に6歳になる5歳児であるのに対し、小規模保育園の対象年齢は0歳から年度内に3歳になる2歳児となっています。

小規模保育園で働くメリット

メリット①子どもたち一人一人に手をかけられる

小規模保育園の特徴は、一般的な保育園よりも子どもの人数が少ないことでした。それにより、保育士さんが相手にする子どもの数が少なくなるので、一人一人の子どもに注意をかけることができます。

より子どもたちに寄り添い、気持ちを汲み取りながらじっくり保育ができることはとても望ましいことですね。保育士さんとしてもやりがいを感じやすいと言えるかもしれません。

また、子どもの数が少ないことで、保護者の方の数も当然少なくなります。より丁寧な保護者の方への対応につながることが期待されます。


メリット②乳児保育に強くなれる

これも、小規模保育の大きな特徴として挙げましたが、対象年齢が0歳から2歳となっているので、乳児に特化した保育に強くなれることもメリットとして挙げられます。

保育士さんが自身のキャリアや負担、個性などを考慮して働く際に、こうした特徴はメリットになるでしょう。


メリット③保育士の体力負担が軽減

対象年齢が低いということで、大きくなってきた子どもたちを相手にするほどの体力の消耗がないという点がメリットの3点目です。

5歳児くらいになると外で遊んだり、活発的な行動を一緒にすることが増えて、やはり疲労が溜まります。

一方で乳幼児は、室内での保育が中心になりますから、動きの幅がコンパクトであり、体力的な消耗は抑えられますね。


小規模保育園で働くデメリット

デメリット①保育士のスキルにバラツキがある

小規模保育園では、B型・C型など、保育士資格を有さない職員や家庭的保育補助者の比率が多いことがあります。

こうした場合、仕事の重要なものや、心理的負担が保育士資格を有している少人数に集中してしまう可能性があります。

こうした側面を理解し、職場全体で仕事の分担を意識する必要があります。


デメリット②幅が狭い

メリット②の裏返しにはなりますが、対象年齢が0歳から2際に限定されているが故に、こうした乳児保育がメインの働き方になってしまいます。

また、大人数を相手にするという経験も、一般的な保育園と比較すると少なくなります。

幅広い年齢の子どもたちと接していく中でスキルをつけていきたいと考えるとなると、この点には注意が必要です。


デメリット③保育士の人数も少ない

子どもの数も少ない分、保育士の数も少ない小規模保育では、一人一人にかかる責任が大きくなります。

具体的には、一人が風邪や病気で出勤できないとなった際に、他の職員にかかる負担がより重くなるなどが考えられ、こうしたリスクをいつも背負いながら働くことになります。

一人居ないことで突然園全体がうまく機能しなくならないように、日頃から小さな気づきなども共有しておくことが大切ですね。

まとめ

小規模保育、また小規模保育園について解説してきました。いかがでしたか。

小規模保育園の大まかな特徴をおさらいすると、

  • 待機児童問題解消を意図して設定された
  • ABCの3つの型があり、資格や規模がそれぞれ異なる
  • 対象となるのは、0歳から2歳の乳児
  • 規模としては、6人から19人
  • 魅力として、子どもたち一人一人に手をかけられること、乳児保育に強くなれること、体力の負担が少ないことが挙げられる
  • ただマイナス面として、そもそも保育士が少ない、スキルにバラツキがあるなどの負担、また、身につくスキルの幅が比較的狭いことが挙げられる

このような内容でした。

魅力的な面も多い小規模保育ですが、様々な注意点もありました。それらを理解しつつ、キャリア形成の一つの材料にしてみてください。

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