2歳児の特徴について紹介!遊びや接し方はどうすればいい?

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2歳児について理解しよう

保育士の皆さんこんにちは!保育士くらぶ編集部です。

子どもは2歳ごろになると,言語能力や身体能力,生活する上で必要になる基本的な技能などの様々な能力を身に着けていき急速な発達を遂げます。

自我や好奇心も芽生えてくる時期なので,子どもの面倒を見る保育士さんや親御さんとしては時に手を焼いてしまうこともあるのではないでしょうか?

今回は,「魔の2歳児」とも言われる2歳ごろの子どもについての理解を深めるためにその特徴について紹介していきたいと思います!

また,それを踏まえたうえで2歳児との遊び方や接し方についても紹介します。

 

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2歳児の特徴は?

では,2歳ごろというのは子どもにとってどんな時期なのか,どのような特徴があるのかについていくつかの発達的な観点から紹介していきたいと思います。

言語能力の発達

2歳ごろの子どもは,それまでに周りの大人たちから吸収してきた言葉を一気に表出して話し始めます。

「ブーブー,乗る」などの2語文を話すようになり,発達の早い子は「ブーブー,こっち,来た」などの3語文も話すようになります。

自分の感じたことを言葉で表すこともできるようになります。

「きれい。」「かっこいい。」などの表現が豊かになり,語彙も増えてくるので言葉の世界が一気に広がりを見せる時期だということができるでしょう。

2歳後半ごろになるとおしゃべりも盛んで,周りの大人から話しかけるだけでなく子どもからも自発的に話しかけることが多くなり「○○ちゃん,パパとケーキ食べた。」などと自分のことを養育者に話す場面も出てきます。

好奇心が芽生えてきて「これは?」,「なあに?」などと尋ねることも多くなります。

様々なことに興味を持って誰かに疑問を投げかけることで語彙や知識が豊富になり,それが更なるその後の言葉,思考力,創造力の発達に繋がっていく と言うことができるでしょう。

 

ただし,この時期の子どもの言葉の発達には個人差があり,発達の度合に応じて対応を変えていくことも重要です。

▼詳しく知りたい方はこちら

運動能力の発達

筋力や体力も発達して全身運動が滑らかになり,動きがダイナミックになってくるのも2歳ごろです。

走る,跳ぶなどの運動ができるようになり,ボールや遊具を用いた遊びなどにも興味が出てきます。

また,階段の上り下りについても,手を使わずにできるようになります。

運動能力の発達や遊びのバリエーションの広がりは行動範囲の広がりにも繋がりますので,これまで以上に大きな事故やけががないように注意する必要があります。

生活能力の向上

2歳ごろというのは,生活能力の向上も著しいです。

手先が器用になってくるので,それまで手づかみで食べていたのがスプーンやフォークを使って食事ができるようになります。

また,個人差は大きいものの「うんち!」「おしっこ、でた!」などの言葉で自分から排せつ知らせたり,誰かに促されたうえでトイレでの排せつもできるようになってくる子もいます。

他にも衣服の着脱や片付けなども徐々に自分でできるようになることが増えてきます。

この時期の子どもは,言語能力,運動能力,自我の発達や好奇心などが連動して日常生活において様々なことを徐々に自分でやろうとし始めるので,発達の度合に応じてお子さんに任せること段々とを増やしてみるのがいいかもしれませんね。

自我の発達

2歳ごろというのは,自我が発達してくる時期です。

精神的,身体的な発達や好奇心の芽生えから,今まで出来なかったことにチャレンジしようとして時に頑ななまでに大人の手伝いを嫌がり自分でやろうとすることもあります。

自分でチャレンジして取り組んだことがうまくいけば,それは小さな成功体験となり自信へとつながっていき更なる自立心,自発性の発達につながるので一見わがままに見える態度も成長のために必要なことです。

子どもの発達の度合に応じてできそうなことであれば大人からも自分でやるように促してみたり,子どもが自ら何かをやろうとしている場合にはそっと見守ってあげて上手くいけば褒めたりご褒美を与えることが重要です。

2歳児の遊び

では,2歳児の遊びはどのようなものなのでしょうか?

以下では,2歳児の発達段階に適した遊びを紹介していこうと思います。

運動遊び

運動遊びの狙いは,「走る」「蹴る」「ジャンプする」「転がる」「ぶら下がる」「くぐる」などの様々な動きを経験することで体の動かし方やコントロールの仕方,柔軟性やバランス感覚を養うことにあります。

この項では,2歳児向けの運動遊びの一例を紹介していきます。

風船遊び

風船遊びは屋内でもできる遊びで,その名の通り風船を投げたり蹴ったりするものです。

風船は用途も広く,思いっきり投げても蹴っても周りの物が壊れる心配がないのでのびのびと遊べます。

この遊びを工夫するだけで様々な動きができるので非常におススメです。

▼風船遊び10種類

追いかけっこ

追いかけっこは定番の遊びですが様々な工夫ができます。

ただ追いかけるだけでなく,ズボンやスカートに尻尾を入れて追いかけあう尻尾取りゲームにしてみたり,捕まえたらこちょこちょするこちょこちょ鬼ごっこにしてみたりなど様々なバリエーションが考えられます。

楽しみながら走る運動ができてとてもおすすめです。

綱渡りごっこ

この遊びは何かの線を綱に見立てて渡る遊びで,地面に線さえあればどこでも行うことができるものです。

地面に線がなければタオルを地面に敷いてその上を渡って遊んだりすることも可能です。

バランス感覚が養われる遊びで,線の太さを変えてレベルを調整してみても面白いかもしれません。

ダンス

ダンスも楽しみながらできる運動です。

Youtubeなどで幼児向けのダンスや曲を流して大人と一緒に踊れば一緒に盛り上がることができます。

誰かの動きを真似て体を動かすことは自分の体をコントロールするいい練習にもなり,その後の運動能力に大きく貢献することになるかもしれません。

ごろごろ遊び

芝生や柔らかいじゅうたん,マットの上などでゴロゴロするだけの遊びですが意外と楽しい遊びです。

平衡感覚を鍛えるのにはもってこいの遊びです。

ただし,気持ち悪くならない程度にしましょう。

道具遊び

道具遊びの狙いは,集中力や思考力,創造力を養うことにあります。

ここでは,2歳児向けの道具遊びの一例を紹介していきます。

紙遊び

新聞紙,折り紙などの紙を使った遊びは入手も簡単で簡単なものから複雑なものまで様々な用途が考えられるのでとてもおススメです。

絵を描く,破る,細かくちぎる,切る,貼る,折って何かを作るなど紙一つでできることはたくさんあります。

紙遊びはただの紙を様々な形にアレンジしていく作業ともいうことができるので,創造力や思考力を引き出すのにも役立ちます。

▼新聞紙を使った10種類の遊び方

積み木

多くのお子様にとっての最初のおもちゃになることも多いと言われている定番のおもちゃです。

2歳ごろの子どもは高く積み上げる単純な作業が中心で,大きめのサイズのものがオススメです。

積み木では「ここをこうすればこうなる。」などの経験から計画性,想像力,思考の柔軟さなどの様々な力を養うことができます。

最初は単純でも歳を重ねるごとにだんだんとバリエーションが増えていく様は見てて面白いですよ。

お絵描き,塗り絵

お絵描きも定番の遊びですが,表現力,想像力を身につけるのに重要な役割を果たします。

また,自分の内面を自由に表現するという作業は感情や気持ちの表現などを必要とする人とのコミュニケーション能力にもプラスに働き,心の成長にもつながります。

他にもペンを持って指先を細かく動かすことにより,文字を書くという作業への移行もスムーズになるなどの様々なメリットがあります。

▼詳しく知りたい方はこちら

「子どもと楽しくお絵かきをしよう!メリット&注意点をご紹介」by ベネッセ 教育情報サイト

https://benesse.jp/kosodate/201709/20170927-1.html

粘土遊び

手でこねる,つぶす,丸めるなどの動きがあるので,指先の機能が発達途上にある2歳児にとってはピッタリの遊びになります。

手先での細かな作業は集中力を高めるので,外遊びができずに落ち着かない時などにももってこいの遊びです。

創作する楽しさも味わうことができるのでおすすめですよ(^^

ごっこ遊び

ごっこ遊びは何かを別の物に見立てて使う遊びで,他者とのコミュニケーション能力や思考力,言語の発達に寄与する重要な遊びです。

言葉の発展途上にある2歳児にとっても後の成長に大きなプラスをもたらします。

おままごとで積み木をケーキに見立てたり電車ごっこで家のドアを電車のドアに見立てて遊んだりしている時に,子どもは頭の中で様々なことをイメージ,想像しながら遊んでいます。

イメージすること,想像することは言葉を操ったり,他者とのコミュニケーションを取ったり,新しいことを考える上で基本となる作業です。

ごっこ遊びには様々な楽しみや奥深さがあるので,物事をどんどん吸収していく2歳児にはとてもおススメです。


2歳児との接し方

では,2歳児との接し方はどのようにすればいいのでしょうか?

以下では,関わる際の注意点なども含めて紹介していきたいと思います。

イライラしている時には気持ちを理解して受けとめてあげる

2歳ごろの子どもは自己主張が激しくなり,多くのことに自分で取り組もうとしますが,時にはうまくいかずにイライラして癇癪を起こしてしまうこともあり「魔の2歳児」という言葉もあるほどです。

やりたいという気持ちやイライラをぶつけられたときには,一旦「○○したかったよね。」や「○○は嫌だったよね。」などといったん受け止めて相手に寄り添ってあげましょう。

何を言いたいのかわからない場合には?

何を要求して癇癪を起しているのかがわからない場合には,「何で怒っているの?」と理由を聞くなどして子どもの思いを言語化してあげるようにしましょう。

乳幼児は自分の気持ちを言語化する能力が未発達であるため,自分の欲求を上手く伝えられないことにもどかしさも感じているようです。

これは大人にも当てはまるかもしれませんが, 自分の気持ちを自覚して言葉で言い表すことができるだけでもかなりすっきりしてイライラも収まるかもしれません。

子供の要求を聞いてあげられない場合には?

子どもの要求を聞いてあげられない場合には「いい加減にしなさい!」や「ダメでしょ!」というのではなく,子どもに理解できる言葉で理由をはっきりと伝えるようにしましょう。

例えば,「今日は○○だからこれ以上はダメなの。あと一回やったら帰ろうね?」などと子どもにもわかるルールで説得すれば理解を示してもらえるかもしれません。

また,子どもが興味のありそうな別の物を示して落ち着かせるのも効果的です。

やってはいけないこと

✖ 怒鳴りつける
✖ 委縮させて言うことを聞かせる
✖ 子どもの言いなりになる
✖ 子どもと決めたルールを破る

怒鳴ったり委縮させれば,一時的に癇癪が収まりはするかもしれませんが子どもはまた同じことを繰り返して根本的な解決にはなりませんのでやらない方がいいでしょう。

子どもの言いなりになるのも,癇癪を起せば親は言うことを聞いてくれると学習してしまう恐れがあるのでやめましょう。

また,約束を破るのも子どもの信頼を損なってしまい言うことを聞いてくれなくなる恐れがあります。

質問には根気よく答える

2歳児は非常に好奇心が強いので,「なぜ?」や「何?」という類の質問をよくしてくるようになります。

それに対して,「さっき答えたでしょ!」や「自分で考えなさい!」という風に突き放すのではなく,答えのわかる問いであればきちんと答えてあげるようにしましょう。

しつこく何回も聞かれたり,答えのわからない疑問を投げかけられた場合には「○○ちゃんはどう思うの?一緒に考えてみようか。」などと返して思考を促すのもいいかもしれません。

好奇心はその後の人生の大きな財産にもなるので,小さいうちから「知りたい」という思いを育むような返し方をするのがいいですね。

できることは子どもに任せる

様々なことを自分でやりたいと言い出すようになるのが2歳ごろだと言われていますが,いくら成長段階にあるとはいえできないことも出てきます。

大人の方からすれば,覚束ないことも多くあってつい自分で代わりにやってあげたくなるかもしれませんが,子どもができそうなことであれば時には手助けしつつも見守るようにしましょう。

もしできないことがあれば,「何でできないんだろうね?一緒に考えてみようか。」などと思考を促せば問題解決能力も育まれるかもしれませんね。

友達との関わりを大切にしてあげる

2歳ごろになると,同年代の友達への興味も出てきます。

まだ一緒に遊ぶということは難しいものの,一緒にいれば同じような遊びを模倣したりして互いに影響を与え合う姿を見ることができます。

まだ社会性が発達していないこともありトラブルもよくあることかもしれませんが,友達との関係を大切にしてあげましょう。

友達とのいざこざを繰り返しなが思いやりや自分の感情表現を学んで社会性が発達していくので,過度にトラブルを避けて人間関係を制限するのではなく, 時には大人が子どもの気持ちを代弁してあげるなどの手助けをしつつも長い目で見守ってあげるようにしましょう。

まとめ

今回は,2歳児の特徴について遊びや接し方とともに紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

2歳児との接し方には時に頭を悩まされることもあるかもしれませんが,もちろん可愛らしい側面もたくさんあり成長を見守るのはとても楽しいことだと思います。

保育士さんは,子どもに適切な対応を行ったり親御さんの悩みを聞く上で子どもがなぜそのような行動に出るのかということを理解しておく必要があります。

今回の記事がその手助けになったかどうかはわかりませんが,参考になれば幸いです。

「イヤイヤ期」も成長のために必要なことなので長い目で根気強く見守ってあげるようにしましょう!

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