札幌で保育士派遣で働くってどうなの?【メリット・デメリット】

札幌市で派遣保育士として働いてみませんか?札幌市では現在深刻な保育士不足に陥っており、保育士の需要が高まっています。しかし正社員で保育士として働くのはプライベートとの両立が難しいからと諦めている人もいるかもしれません。そのような方におすすめなのが派遣保育士という働き方です。そもそも派遣保育士とは派遣会社と雇用契約を交わし、一定期間派遣先の保育園で働く保育士のこと。今回は札幌市の保育園の状況や派遣保育士の概要について詳しくお話していきます。

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札幌市の保育園の状況は

4月時点では待機児童ゼロが続いている

札幌市の保育園は4月時点で待機児童ゼロが続いています。待機児童問題が深刻化している日本ですが、札幌市の場合は令和元年4月、令和2年4月と2年連続待機児童数はゼロ。しかし特定の保育園への入園を希望し、どこの保育園にも通えていない児童数は1244人もいるという結果が出ました。表面的には札幌市の待機児童数はゼロですが、かなりの数の隠れ待機児童がいると言えるでしょう。このことからも4月時点では札幌市の待機児童問題はそれほど深刻ではないものの、依然として保育士の数が足りていないと考えられます。

年度途中では待機児童が発生している

札幌市の保育園では年度途中で待機児童が発生していることが問題となっています。令和元年10月時点の待機児童数は507人、平成30年10月時点の待機児童数は654人という結果が調査により判明しました。それぞれ同年の4月時点では待機児童数がゼロだったのにも関わらず、10月になるとかなりの数の子ども達が保育園に通いたくても通えない状況になっています。このことから札幌市では保育園に通いたいと思ったときに通える保育園がなく、次の年度になるまでは家で待機するしか方法がない状態になっていると言えるでしょう。

保育士不足で定員割れする保育園もある

札幌市では保育士不足により定員割れしている保育園が多いことも問題視されています。札幌市内にある277保育園で保育士不足が原因による定員割れを起こしていることが明らかとなりました。これまで札幌市では待機児童数を少しでも減らすため、新しい保育施設の整備が行われてきました。しかし保育施設数は毎年多くなっているのにも関わらず、札幌市の保育園の多くで保育士が足りないため子どもを受け入れられない状況が続いています。保育士がいないという危機的な状況から札幌市では現在保育士の確保を進めています。

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派遣で保育士として働くためには

派遣会社に登録する

派遣保育士として働くためには、まず派遣会社に登録しなければなりません。派遣保育士として初めて働く場合、不安な点や疑問点が出てくることもあるでしょう。初めて派遣保育士として働くという人は派遣保育士を専門に扱っている派遣会社を利用するのがおすすめです。保育士専門の派遣会社を利用することで疑問点の解消はもちろん、派遣保育士として働く際の注意点や一般的な待遇まで詳しく教えてもらうことができるでしょう。また報酬や福利厚生は勤務先となる保育園ではなく、登録した派遣会社のものが適用されます。給料や福利厚生、フォロー体制などを比較しながら利用する派遣会社を選定するといいでしょう。

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原則保育士や幼稚園教諭の資格が必要

派遣形態で保育士として働きたい場合は、原則保育士や幼稚園教諭の資格が必要となります。中には資格がなくても経験があれば働くことができる保育園もあります。しかし基本的には保育士や幼稚園教諭の資格を必須とする保育園が多いのが現状です。逆にこれまで保育士として働いた経験が長い人や資格を多数保有している人は自分をアピールする1つの武器になり、派遣保育士として働ける場所も多いことでしょう。またブランクがある人でも資格を有している場合であれば、派遣保育士として問題なく働くことができると言われています。

そもそも人材派遣とは

派遣会社に雇用されて派遣先で勤務する

人材派遣とは派遣会社に雇用されて派遣先で勤務する働き方になります。これまでは直接保育園と雇用契約を結び働いてきたという保育士の方が多いかもしれません。正社員やパートタイム形態で保育士として働く際は直接保育園と雇用契約を結ぶ必要があります。しかし派遣保育士の場合雇用関係にあるのは保育園ではなく派遣会社であり、勤務先の保育園は派遣先になります。保育園は派遣会社と派遣契約を結び、派遣会社より派遣労働者を派遣してもらうのが派遣契約であることを覚えておきましょう。

登録型派遣と紹介予定派遣の2種類がある

登録型派遣とは

登録型派遣とは派遣先に勤務する期間のみ、派遣元である派遣会社と雇用関係が生まれる雇用形態のことを指します。登録型派遣は派遣形態の中でも最もポピュラーな働き方。登録型派遣はあらかじめ派遣会社に自分の情報を登録しておき、勤務先となる派遣先との就業期間が始まれば派遣会社と有期雇用契約を結ぶ働き方になります。派遣先との就業期間が終了すれば、また新しく勤務先となる企業を派遣会社に紹介してもらう必要があるでしょう。今後も派遣形態で働きたいと考えている人は、この登録型派遣で働くのがおすすめかもしれません。

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紹介予定派遣とは

紹介予定派遣とは正社員を目指しながら派遣形態で働く方法のこと。自分の目で確かめたうえで正社員として働く勤務先を決定したいと考えたことがある人もいるかもしれません。そのような人におすすめなのが紹介予定派遣。紹介予定派遣を利用すれば派遣期間は派遣形態で働き、派遣期間終了後は派遣先と労働者が合意すれば、勤務していた企業で正社員として働くことができます。雇用する企業も雇用される労働者もミスマッチを防ぐことができるのが紹介予定派遣のメリットと言えるでしょう。

お給料は派遣会社からもらう

派遣形態で働く場合、お給料は派遣会社から支給されることを覚えておきましょう。派遣保育士として働いている勤務先の保育園は派遣先であり、派遣保育士と保育園との間に雇用関係はありません。そのためお給料は勤務先の保育園ではなく派遣元である派遣会社からもらうことになります。同じ保育園で働いている保育士と給料日や給料の額が異なることを知っておきましょう。また一般的に派遣として働く場合ボーナスがないことが多いです。給料面で疑問な点がある場合は派遣先の保育園ではなく、派遣会社に伝える必要があるでしょう。

正職員と派遣保育士の違いは?

保育士としての仕事内容は変わらない

派遣保育士として働く場合、ベースとなる保育業務は正職員の保育士と変わりません。派遣であっても保育士は保育士。正職員の保育士も派遣保育士も子どもたちから見ればみな同じ先生です。お昼寝や外遊びの見守り、食事や着替え、排泄の補助など基本的な保育業務は正職員の保育士と変わらないことを覚えておきましょう。派遣される保育園によっては正職員と派遣保育士の業務を完全に分けている保育園もあるかもしれません。場合によっては保護者対応や会議への参加はしなくていいということもあるでしょう。

派遣保育士はフリー保育の業務になることが多い

派遣保育士はフリー保育の業務にあたることが多いでしょう。派遣保育士の場合、一定期間しか同じ保育園で働けないため担任を持たないフリー保育の業務にあたることが多いと言われています。担任を持たない保育士の場合、持ち帰り仕事や残業が比較的少ないことが予想されます。家庭との両立を図りたいと考えている人には派遣保育士はおすすめかもしれません。しかし紹介予定派遣で保育園に勤務する場合、派遣保育士の保育経験を見るために担任を任されることもあるので注意しておきましょう。

派遣保育士になるメリットは

勤務時間などの融通が効く

派遣保育士になるメリットとして勤務時間などの融通が利くことがあげられます。正職員の保育士の場合シフト制で勤務している人が多いでしょう。それに対し派遣保育士は勤務時間が固定されていることが多いです。シフト制で働くとなると家庭との両立が難しいと思ったことがある保育士の方もいるかもしれません。派遣保育士ならプライベートの時間をしっかり確保しながら働くことができるでしょう。また派遣保育士は一定期間働くという雇用形態のため、家庭の事情に合わせて気軽に勤務先を変えられる点もメリットかもしれません。

パートより派遣の方が時給が高い

派遣保育士はパートタイム保育士に比べ時給が高い点がメリットでしょう。せっかく働くのなら少しでも高い時給で働きたいと考えている保育士の方もいるかもしれません。地域にもよりますが、パートタイム保育士の時給相場は900円~1200円。それに対し派遣保育士の時給相場は1000円~1500円と言われています。また場合によれば正職員の保育士の時給相場とあまり変わらない時給額で働くことができる保育園もあるようです。派遣保育士として働きたいと考えている人は求人をよく見比べながら勤務先を決めるといいでしょう。

残業が少ない

派遣保育士は残業が少ない点もメリットです。これまで保育士として働いた経験がある人の中には、毎日のように残業や持ち帰り仕事があった人もいるでしょう。また残業をしたのにもかかわらず残業代の全てが支払われず、サービス残業ばかりだったという人もいるかもしれません。派遣保育士は保育園と直接雇用契約を結ぶのではなく、派遣会社と雇用契約を結ぶ働き方。派遣保育士は派遣会社と派遣先となる保育園がきちんと契約を結んだうえで派遣されるため、正社員に比べ残業は少なくサービス残業もないでしょう。

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派遣保育士のデメリット

契約期間に限りがある

派遣保育士として働く際のデメリットとして、契約期間に限りがある点があげられるでしょう。一般的に派遣の場合、3か月単位で契約を更新することが多いと言われています。しかし、派遣保育士の場合は保育士の仕事が年度単位であることから勤務開始から年度末までの契約が多いでしょう。例えば、4月に入社すれば翌年3月末までの1年契約ですが、10月に入れば6か月間の契約になることが多いようです。派遣で働く場合、同じ職場での勤務は原則3年までです。しかし、その後も同じ職場での勤務を派遣社員が希望する場合は常用雇用という派遣形態に切り替えるか、直接派遣先の企業と雇用契約を交わし正社員やパートタイムで働くことになるでしょう。

長期休みなどで収入が不安定になりがち

派遣保育士で働くデメリットとして、長期休みが原因で収入が不安定になりやすい点もあげられるでしょう。派遣形態で働く場合、勤務できる期間が決められています。そのため勤務期間終了後も自分の条件に合う職場が見つけられなかった場合、収入がなくなってしまう可能性もあるでしょう。しかし派遣会社との雇用関係が通算5年を超えている場合、例外として派遣会社と無期雇用契約を結ぶことができます。無期雇用契約を交わせば働く職場を選ぶことはできませんが、次の職場が決まらない場合も派遣会社から安定して給料をもらうことができるでしょう。

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札幌市では派遣保育士として働く保育士が増加しています

札幌市では派遣保育士として働く保育士が増加しています。札幌市は待機児童問題もあり、新しい保育施設の設置や保育士の確保が急速に進められています。そのこともあり札幌市で現在保育士の求人数が急増しているのでしょう。保育士の需要が高まった今、家庭と両立させながら保育士として働くことができる派遣保育士という働き方が札幌市でも注目されています。パートやアルバイトと比べ高い時給で働くこともでき、プライベートも確保できる派遣保育士としてあなたも働いてみませんか?

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保育士くらぶは保育士の転職キャリアサポートを行うアスカが運営しています。保育士くらぶ編集部のメンバーは元保育士や幼稚園教諭出身のメンバーを中心に「保育業界をもっと良くしたい!」という思いがあるメンバーが在籍し、日々執筆しています。保育士くらぶでは現役保育士さんが職場で活かすことが出来る、保育のノウハウやネタ、保育学生にとって必要な知識などを発信しています。 アスカは保育士の就職支援を行う会社です。1994年創業。全国で約10万名の保育士、幼稚園教諭の皆さまが登録しています。年間約1万名がアスカを通じて保育園や幼稚園、学童などの施設への就職を決めています。 保育士の求人情報は 【保育求人ガイド】 https://hoikukyuujin.com/ プロフィール入力で園からスカウトを受ける 【保育士スカウト】 https://www.hoikushiscout.com/