北海道に移住して保育士をするには?【支援金・おすすめ求人情報】

目次

北海道に移住して保育士として働く際、補助金制度や無利子の貸し付けを利用できることをご存知ですか?北海道は広大な土地に広がる花畑や雪景色、湖など、有名な観光スポットがたくさんあることでも有名ですよね。2018年移住希望地域ランキング3位が北海道だったという結果からも、北海道は大変人気のある場所です。今回は、保育士の求人も多い北海道へ移住したときのメリットや、北海道に移住したときに利用できる制度についてお話しします。

北海道ってどんなところ?

北海道の基本データ

旭山動物園 ペンギン

北海道は日本の最北端にあり、面積は8万3456平方キロメートル。北海道の面積は日本の都道府県の中で一番大きく、日本全体の約22パーセントにあたります。また、北海道の市町村の数は35市129町15村で、たくさんの市町村から成り立っています。そして、北海道の人口は526,0525人(令和2年2月末現在)。日本の都道府県の中でも北海道は8番目に人口が多い場所と言われています。北海道は観光客も多く、旭山動物園や札幌市時計台、ラベンダー畑などたくさんの観光名所があることでも有名です。

北海道の気候

北海道の年平均気温は8.9度。全国平均気温と比べるとかなり気温は低いと言えるでしょう。7月8月でも平均気温は20度から22度、最高でも26.4度と真夏も比較的涼しく過ごすことができます。夏の暑さに弱い人には北海道はおすすめの土地でしょう。北海道は特に1月の気温が低く、平均でも-3.6度、最低気温は-7.0度という結果が出ています。また、北海道の年間降水量は1106.5ミリと全国的に見てもかなり少ないです。北海道には梅雨がないことや、台風が上陸しにくいことが降水量に影響していると考えられるでしょう。

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保育士が北海道に移住するメリット

保育士の求人が多数ある

ラベンダー畑

保育士の求人が多いことが北海道に移住する際の最大のメリットです。令和元年10月時点で北海道の保育士の求人数は2,798件。全国的に見て5番目に求人数が多いのが北海道です。しかし、北海道の求人倍率は3.07と全国平均値とさほど変わりません。このことからも北海道は保育士の求人数が多く、求人に応募しやすい環境とも考えられるでしょう。また現在札幌市の人口が増えていることもあり、保育所も札幌市に集中しています。そして北海道にはたくさんの過疎地域が存在しています。北海道の都市部も、過疎地域も保育士が不足している状況だと言えるでしょう。

北海道の大自然を楽しめる

オシンコシンの滝

北海道の大自然を楽しむことができるのが、北海道に移住したときのメリットの一つです。春はかみゆうべつチューリップ公園や百合が原公園、芝ざくら滝上公園などでチューリップや桜を楽しむことができ、観光客で賑わいます。花以外にも、澄海岬や神の子池、オシンコシンの滝など、岬や湖、滝などの迫力のある自然も楽しむことができますよ。冬になると、層雲峡や青い池、白ひげの滝などの大絶景を近くで見ることもできます。一年中大自然を楽しめるところが他の県にはないメリットと言えるでしょう。

北海道は家賃が安い

北海道に移住したときのメリットとして、家賃が安いことがあげられます。北海道は土地が広大な分、土地の値段が安いことでも有名ですよね。ワンルームや1Kの物件の場合、札幌市でもおよそ4万円から6万円ほどあれば十分綺麗な物件に住むことができます。ファミリー向けの物件でも6万円から8万円ほどあれば住むことができるでしょう。人口が10万人以上の苫小牧市や小樽市、札幌市南区、旭川市なども家賃相場が安いと言われています。観光やグルメを楽しめる場所でも安い家賃で暮らすことができるのはお得に感じますよね。

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保育士が北海道に移住するデメリット

北海道は交通事故が多い

交通事故には注意!

北海道に移住するときのデメリットとして、北海道は交通事故の件数が多いことがあげられるでしょう。北海道は、千葉県、愛知県に次いで3番目に交通事故による死者数が多い都道府県です。令和元年は152人の方が北海道で交通事故に遭い亡くなっています。また北海道は、過去に交通事故による死者数がワースト1位になったこともありました。雪の影響もあり、移住してすぐは交通事故を起こしやすいとも言われています。車移動の人が多い北海道に住む際は交通事故に十分注意しましょう。

北海道は物価が高い

北海道に移住するときのデメリットとして、物価が高いこともあげられます。令和2年1月に行われた調査では、北海道内で野菜や果物、魚介の物価が高騰していたことがわかりました。食料品の他にも、交通にかかる運賃や住居にかかる費用、水道光熱費等も高騰傾向にあったようです。一方、衣料品や教育娯楽費、家具などは下降傾向にあったこともわかりました。札幌市など都市部に行くと物価は抑えめですが、過疎化が進んでいる地方は物価が高くなりやすい傾向にあります。できるだけ安く生活用品を購入したい方は、都市部に住むのが良いでしょう。

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北海道への移住がおすすめな理由

北海道はスギ花粉がありません

北海道はスギ花粉が少ない!

北海道にはスギ花粉がほとんどないので、花粉症で悩まされている方にも北海道への移住はおすすめです。花粉による鼻水や目のかゆみ、くしゃみに悩まされている人も多いでしょう。北海道はスギが自生していないため、スギ花粉を感じる人がとても少ないです。道南はスギの分布が一部見られますが、道南以外の地域ではスギ花粉は飛んでいません。また、道南でも日本の本州ほど、花粉に悩まされることはないでしょう。花粉に日頃悩まされている人は、北海道に移住することで花粉が飛来する時期も楽に過ごせるかもしれません。

北海道はゴキブリがいません

北海道にはゴキブリが少ないので、虫が苦手な人にとっても北海道への移住はおすすめでしょう。温かい場所や気候を好むゴキブリとって、寒い環境である北海道は住みにくい土地です。気温が氷点下になることも多い北海道では、ゴキブリはひどい寒さに耐えられず繁殖することができません。そのため温暖な気候の沖縄県と比べると、圧倒的にゴキブリの数は少ないでしょう。女性の方や、移住を機に一人暮らしを始めようと考えている人も、北海道への移住することでゴキブリにおびえることなく安心して暮らすことができるかもしれません。

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北海道へ移住して働く注意点

中心地以外は車通勤が必須

北海道の保育園は車通勤が多い

北海道へ移住し働く際は、北海道の中心地以外では車通勤が必須になることに注意しておきましょう。札幌などの都心部で仕事をする場合は交通手段に困ることはないでしょう。しかし、札幌以外の土地に通勤する場合は、バスや電車などが通っていても1時間に1本しか本数がないところもあります。また、冬になると雪の影響で公共交通手段でさえも遅れが生じることがあります。確実に通勤したい人にとっては、車通勤が一番安心できる通勤方法かもしれません。特に冬の場合は、雪により混雑する可能性が高いので時間に余裕をもって家を出るように心がけましょう。

北海道暮らしは雪かきが大変です

雪かきも楽しもう!

北海道へ移住して働くときは、雪かきをしなければいけないことを覚えておきましょう。北海道は年間降雪量が全国1位で、とても雪が多い地域です。一日中雪が降ることもあるため、家に入るために雪かきをこまめにする必要があります。一軒家に住む場合は、自分の家の敷地を毎日雪かきする必要があるので、少し面倒に感じる人もいるかもしれません。また、マンションやアパート、団地に住む場合は、住人が順番で雪かきをすることが多いです。雪かきを協力して行うことで、近所の方とも交流できるかもしれませんね。

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保育士の移住補助金:札幌市の場合

札幌市保育士就職準備金貸付

札幌市 時計台

北海道の札幌市に移住して保育士として働く場合、札幌市保育士就職準備金貸付を利用することができます。現在保育所で勤務していない人に就職のための費用を貸しつけてくれる制度です。いざ移住しようと思っても資金があまりないと思っている人にはおすすめの制度かもしれませんね。

対象者

1と2の両方を満たす人

  1. これまで保育所等で勤務したことがない人、または下記の施設や事業所等を退職した人
  2. 保育所・幼保連携型認定こども園・幼稚園・家庭的保育事業等
  3. 市内の下記の施設、または事業所等に新たに勤務する人
保育所・幼稚園・認定こども園・病児保育事業・一時預かり事業等

補助金額

400,000円以内(利用は1回のみ) 無利子

必要書類

  1. 申請書
  2. 同意書
  3. 住民票
  4. 源泉徴収票など所得を証明できる書類
  5. 保育士証の写し
  6. 前勤務先の退職年月日が分かる書類
  7. 雇用契約書または辞令(勤務開始日、週の勤務時間が分かる書類)
  8. 就職準備金の使途が分かる書類(領収書や見積書)

北海道へ移住して保育園での勤務をお考えの方はこちらから保育士移住コーディネーターにご相談ください

保育士だけでなく移住者に対する補助金もあります

北海道移住支援金

小樽運河の夜景

北海道に移住すると、保育士以外の方でも補助金がもらえます。関東圏からの移住の場合、最大100万円も支援金が受け取れる大変お得な制度ですよ。

対象者

下記の全てに当てはまる人

  1. 5年以上東京23区に在住していた人、または東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の所定の地域に在住し東京23区に通勤をしていた人
  2. 平成31年4月1日以降に北海道内の対象市町村に転入した人
  3. 北海道移住支援金対象求人特集を利用して移住、就職した人

補助金額

世帯の場合100万円
単身の場合60万円

必要書類

  1. 身分証明書
  2. 移住支援金交付予備登録申請書
  3. 移住支援金交付申請書
  4. 移住元の住民票の除票の写し
  5. 就業先の就業証明書
  6. 移住支援金の振込先の預金通帳
  7. 前に勤務していた企業の就業証明書等

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北海道への移住保育士向けのおすすめ求人

【千歳市】学校法人三溝学園 
認定こども園 北陽幼稚園 / 第2北陽保育園の保育士求人

北海道へ移住を考えている保育士の皆様。オンライン面接システムを使った面談も出来ますよ!詳しくはこちらよりご連絡下さい

札幌市の保育士情報は通称「さぽ笑み」札幌市保育士・保育所支援センターで

札幌市保育士・保育所支援センター「さぽ笑み」

札幌市の保育士・保育所支援センターは通称「さぽ笑み」として保育士さん向けに求人情報やイベントや研修情報などを発信しています。保育所は「さぽ笑み」を通して求人情報を配信することが出来ます。「さぽ笑み」は保育士さんに関する制度も掲載されていて札幌で働く保育士さんにとって便利ですね。さぽ笑みインタビューでは保育園のインタビューと働く保育士さんのインタビューの両方が掲載されています。札幌に移住して保育士として働く場合はさぽ笑みに目を通すと良いでしょう。

北海道に移住して保育士として働くという事

北海道への移住は様々な苦労もあります

北海道の雪景色

北海道は寒さが厳しいこともあり、雪かきや交通機関の渋滞など面倒に思うこともあるかもしれません。また、遠方からの移住となると不安に思う人もいるでしょう。しかし、北海道では保育所を利用する児童の数は毎年増え、保育士の求人も増加しています。また、平成28年に行われた調査では、保育士登録をしている人の中で、実際に保育士として働いているのは20代や50代が多いという結果も出ています。このことから、北海道では保育士の需要が高く、長く保育士が働ける環境にあると言えるでしょう。

移住することでかけがえのない体験もできます

キタキツネとの出会い

北海道に移住して働くことで、自然と触れ合いながら人間関係を築くことができるでしょう。また、観光スポットや自然の多さに、休日もリフレッシュしながら保育士として働くことが可能かもしれません。北海道に移住した独身の方や、ファミリーの方のブログもたくさんネット上に公開されています。移住に失敗したくない、後悔したくないと思っている方は一度ブログを覗いてみるのもおすすめですよ。移住希望者が多く、保育士の需要も高い北海道に移住して保育士として働いてみませんか。

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北海道に移住して働きたい保育士さんのご相談に乗ります(無料)

北海道に移住した保育士さんのために「北海道移住保育士相談窓口」を開設しています。住居のこと、職場のこと、保育内容についてなど保育士移住コーディネーターが無料でご相談に応じます。いきなり移住して働くハードルは高いものです。一度、職場見学してみませんか?オンラインでの面接も可能ですよ。

北海道に移住をお考えの保育士さんのための北海道保育士移住相談窓口はこちら

よくある質問

具体的にいつ移住するか決めていないのですが相談に乗ってくれますか?

はい。もちろん、具体的に移住できる時期が決まっていなくてもご相談に乗ります。こちらの相談窓口よりお申し込みください。移住に最適な時期や移住までにかかる時間もアドバイスいたします!

移住して保育士として働いている人は多いですか?

はい。多くの方が移住して保育士として働いています。約100名程度の方が2020年の1年間でアスカを通して移住して保育士として働いています。アスカを通じて移住した保育士さんのインタビューはこちらからご覧ください。保育士のお仕事は全国共通なので、移住しても働きやすいでしょう。

他の都道府県の保育士移住情報も知りたいのですが?

ご覧いただいてる都道府県以外の移住の情報はこちらのページからご覧いただけます。離島にスポットをあてた記事や移住した保育士さんのインタビュー記事もございます。合わせてご覧になってください。

保育士くらぶ

ABOUTこの記事をかいた人

保育士くらぶは保育士の転職キャリアサポートを行うアスカが運営しています。保育士くらぶ編集部のメンバーは元保育士や幼稚園教諭出身のメンバーを中心に「保育業界をもっと良くしたい!」という思いがあるメンバーが在籍し、日々執筆しています。保育士くらぶでは現役保育士さんが職場で活かすことが出来る、保育のノウハウやネタ、保育学生にとって必要な知識などを発信しています。 アスカは保育士の就職支援を行う会社です。1994年創業。全国で約10万名の保育士、幼稚園教諭の皆さまが登録しています。年間約1万名がアスカを通じて保育園や幼稚園、学童などの施設への就職を決めています。 保育士の求人情報は 【保育求人ガイド】 https://hoikukyuujin.com/ プロフィール入力で園からスカウトを受ける 【保育士スカウト】 https://www.hoikushiscout.com/