4月1日エイプリルフール☆子供の嘘

一覧に戻る

子どもが初めて嘘をついたときって、親としてはやっぱりショックですよね。でも子どもの成長段階によっては、「それがまだ、嘘とは言い切れない」こともあるんです。子どもの嘘が、成長段階で「どのレベルの嘘」なのかを見極めて対策を練りましょう。

■嘘をつくとき、人は4つのことを意識している

嘘をつくとき、人は4つのことを意識していると言われています。それは「本当のことを知っている」という意識、「それを隠したい」という意識、「事実の代わりに、ニセの情報を用意する」という意識、「事実の代わりに、ニセ情報を相手に信用させよう」という意識です。単純に嘘と言っても、ひもを解いてみると、こんなに複雑な意識が働いているのです。

つまり、子どもが嘘をつくためには、このような複雑な意識を働かせなければなりません。そのために、まだ言葉をうまく操れない幼い子ども、事実とニセ情報を判別することができない子どもには「嘘をつく」ことができません。一般的には、「意識して嘘がつける」ようになるのは、小学校に入ってからと言われています。嘘をつくようになったのは、子どもが成長してきたという証でもあるのです。

■小学校にあがるまでの「子どもの嘘」は、思ったことを口にしているだけ!?

たとえば、小学校にあがる前の子どもが、「お化けを見た」とか「○○(自分の名前)は、○○の国のプリンセスなの」とか、何気ない嘘をつくことがあります。しかし、これは大人からすれば嘘のように思えますが、嘘をついている子ども自身は「嘘をついている」意識はほとんどありません。自分の空想の世界で起こったことを、そのまま口にしているだけのことがあるのです。

■大人が嘘を学ばせていることもある

たとえば、子どもの好き嫌いを直そうとして、食事の中に子どもの大嫌いなニンジンが入っているのに、「ニンジンは入ってないよ、それはリンゴだよ」なんて嘘をついてしまうことってないでしょうか? 子どもはそれを見て、「嘘というものが、どういうものか」を知り、「大人のマネをして、嘘をついてみたくなる」ことがあります。自分の子どもが思ったより早く嘘を学んで、使いはじめたときには、自分がついてしまった嘘も振り返って考えてみましょう。

■小さな子どもの嘘と、大きな子どもの嘘を区別して対処しよう

小さな子どもの嘘は、自分が嘘をついているという意識がなく、怒られるのがイヤで「つい口をすべらせてしまった」結果の嘘であることもあります。だから、「嘘をついた」ことを叱っても、そのことを理解できず、叱られたことが怖くて泣いてしまう子も多いでしょう。小さな子どもの嘘は、しかるよりも「正直さ」、「素直さ」をほめて伸ばしていったほうが効果的な場合があります。

一方、大きな子どものつく嘘は、意識的に嘘の表現を選んで使っています。この嘘をついたことを叱るということが、ときにはむずかしいことがあります。なぜならば、大人も嘘をつくことがあるからです。子どもの嘘だけを一方的に責めて、大人だけ好き勝手に嘘をつくのは、子どもにしてみたら納得できないことです。子どもが意識的に嘘をつくようになったならば、まずは嘘のすべてが悪いのではなく、「こんなときの嘘はダメ」、「こんな嘘は人を傷つける」というように、状況を見ながら「ダメな嘘」とは何かを教えていくとよいでしょう。

エイプリルフール4月1日嘘について私も子供の心理的な所も気をつけて見ていきたいと思います。

一覧に戻る

お仕事探し!
今すぐ登録 会員専用ページ

会員ID

パスワード

パスワードを忘れた方はこちら

登録会情報はこちら 保育士くらぶ 官公庁の皆様へ 店舗案内 保育の現場インタビュー 保育の素材缶 保育園用語集 おすすめ保育園幼稚園リンク集 運営会社紹介
人材派遣・人材紹介の
アスカグループ

TEL0120-777-277

(フリーダイヤル)
アスカツイッター 保育求人ガイド アスカグループ 介護求人ガイド グローバル人材の採用 セミナー情報 保育の現場レポート