お世話になった先生
もう大学生になった娘と高校生の息子が、幼稚園時代に同じ先生に担任をしていただきました。
娘が入園した時2年目だった先生。
まだまだ初々しくて一生懸命で娘も先生の事が大好き。保護者にもとても人気がありました。
息子が年長の時にまた担任になっていただき、その5月にご結婚されました。
その時先生はもう7年目ですっかりベテランの先生になられてました。
でも変らずいつも笑顔で子供たちと接していらして、
また担任になっていただけてよかったなーと思いました。
そして赤ちゃんができてとてもおめでたいことなのに、担任辞めてしまわれるかなと少し不安になりました。
でも先生は大きなお腹でぎりぎりまで結局卒園まで担任をして下さいました。
大きなお腹で走りまわったり園児を抱っこしたり、お迎えに行く度
『先生 無理しないでー。気をつけてー』とはらはらどきどきでした。
無事に卒園式も終わり涙と笑顔で先生ともお別れしました。
先生は産休に入られて元気な男の子を出産されたと聞いて、私もうれしくまたほっとしました。
その後2人め3人めも出産され、お子さんが幼稚園入園の年になるとその同じ幼稚園に入園されてました。
今も元気にご活躍中で私が朝駅まで行く途中園バスとすれ違うことがあるのですが、
先生がお当番の時は私に気づいて手を振ってくれます。
もう息子が卒園して10年以上たってもそんな交流ができるなんて、
ちょっとした事ですがとてもうれしいものですね。
そして3人出産しながらお仕事が続けられるのは、
その幼稚園がとても働きやすい環境にあるんだなと思います。
お仕事紹介でスタッフさんとお電話でお話すると保育のお仕事の理想と現実を垣間見る事がありますが、
この先生の働き方は1つの理想のモデルケースなのかなと思います。
大宮 福島