リクルートスーツ
大阪支店の三好です。
最近、大阪駅などで就職活動中の大学生をよく見かけます。
まだスーツが着慣れていない感じが微笑ましいです。
リクルートスーツと言えば、就職活動中の学生が
会社訪問や就職試験の際に着る地味なスーツというイメージですね。
もともと日本の就職活動における風習として没個性を求める傾向から、就職活動といえばリクルートスーツ、という流れがすっかり定着しています。
しかしこのリクルートスーツ、学生が購入するため比較的安い上、短期間に連続して着用し続けるため痛みや消耗も激しく、結果的に就職活動中に新調せざるを得なくなったり、社会人になってからは着れなくなったりすることも少なくないようです。
そこで、紳士服大手の青山商事が展開する「THE SUIT COMPANY」は、就職内定者1031人に就活で困った点などスーツに関するアンケート調査を実施し、分析結果を商品の開発に反映させた「THE RECRUIT SUIT」を発表しました。
このリクルートスーツ、他のリクルートスーツと何が違うのでしょう。
まず、動きやすいストレッチ素材を採用。
スーツに慣れない学生の声を受け、まずは機動性を確保しました。
また、ウオッシャブル機能。
スーツのクリーニング代もバカにならないようで、ぜひ、という声が多かったようです。
ウールの風合いは保ちながらもポリエステルで強度を高めた素材の使用により耐久性を高め、クリーニングに出さなくても自分で洗えるとのことです。
さらに、裏地の素材に銀イオンを混ぜることで、悩みとして最も多かった汗やたばこなど「臭い」の原因となる菌の発生や増殖を抑え悪臭を防ぐ機能も備えました。
そして、消耗の早いパンツを2本用意、
ジャケットの内ポケットには携帯電話やスマートフォン画面の汚れが簡単にふき取れるクリーナーを付けたのに加え、シリコンの滑り止めを付けて落ちにくくしましたと、まさに至れり尽くせりの内容!!
社会人こそ欲しがるような機能が、これでもかと詰まっています。
むしろ当然の流れとして、これらの機能がビジネススーツに盛り込まれる日も近いかもしれません。