農業を職業に!!若者が就農を目指すのに必要な4つの心構え

画像1

こんにちは。相模原支店の佐野と申します。

近年、農業を仕事に選ぶ若者が増えております。東京都豊島区で1997年以来、定期的に開催される農業を目指す人の就職相談会「新・農業人フェア」には、今年は最多の1400人が訪れたそうです(うち新卒(学生)は約30名)。

厳しい就職状況が続き、「自分の力を作物作りで試したい」と挑む人が多い他、就職難なども背景にあるようです。農業人口の減少・高齢化が進んで耕作放棄地が増える中、国も就農者に対して給付金を支給するなど支援を充実させ、後押ししています。

若者の心境は、「きつい・厳しい」などだった農業のイメージが変わり、最近の若者の職業選択の一つとなってきています。給料が上がらないことへの不満・将来への不安を抱き、「農業ならもっと稼げるのでは」と考える人も増えているといいます。中高年はゆったりとした農村生活を楽しみたいという人が多いのに対し、若年層は組織に属さずに自分で経営の采配を振るいたいと考えるケースが多く、職場での人間関係や都会生活に疲れたと言う理由から農業を選ぶ傾向もあると分析をしています。

画像2

こうした動きを加速させようと、国は「青年就農給付金制度」をスタートしました。返済の必要がない給付型の制度は今回が初めてで、45歳未満を対象に、

① 就農を目指して研修を受ける人に最長2年間(準備型)
② 就農した人に最長5年間(経営開始型)

ともに年150万円を給付します。
計算すると・・・最大で7年間で1050万円もの支援が受けられるのですね!!でも、注意!!
農業を始めなかった場合は全額返済が必要です!!・・・当たり前ですね(^^;

2013年の就農人口は239万人で、1985年に比べ300万人も減ったそうです。現在も就農している6割が65歳以上の高齢者で、新たな担い手が急務となっております。

しかし、農業を始めても、経営が起動に乗るまで時間がかかるなど、農業の現場は決して甘くはありません。わずか3~5年で「思うように売れない」「技術向上が図れない」と言った理由でやめて行く若者が多いのも事実です。それゆえに、新人農家の挫折を防ぐ取り組みも行われています。そして、一番大切なのはやはり心構えです。

画像3

■仕事量は想像以上に多いと知っておく
水やりや土地の養生などの畑仕事以外に、販路の開拓など営業活動も必要です。

■自己資金を準備する
農地を借りたり、農機具を購入したりするため、初期費用は露地栽培で約400万円、果樹栽培で焼く500万円、ハウス野菜で1000万かかります。

■地域でのコミュニケーションを大切に
風水害対策を進めたり、農地を借りたりと、地元の助けが必要な場合が多いです。孤立しないよう、消防団やボランティアなど地域活動に参加して仲間を増やしましょう。

■経営感覚が重要
販路拡大や栽培技術向上などのため、情報収集を怠らないようにすることが大事です。

『農業=自由』という理想を求める人が多いですが、地域で親密な人間関係を築くことが必要最低条件です。ある意味で理想と相反することが成功の鍵となるでしょう。
国も注目している『就農』という職業も選択肢も視野に入れてみませんか??

お仕事探し!
今すぐ登録 会員専用ページ

会員ID

パスワード

パスワードを忘れた方はこちら

登録会情報はこちら 保育士くらぶ 官公庁の皆様へ 店舗案内 保育の現場インタビュー 保育の素材缶 保育園用語集 おすすめ保育園幼稚園リンク集 運営会社紹介
人材派遣・人材紹介の
アスカグループ

TEL0120-777-277

(フリーダイヤル)
アスカツイッター 保育求人ガイド アスカグループ 介護求人ガイド グローバル人材の採用 セミナー情報 保育の現場レポート