幼児期の記憶
こんにちは。高崎の近藤です。
突然ですが、みなさんは赤ちゃんの頃のことを思い出せますか?
一般的には、しっかりと覚えている人はごくわずかだそうです。
といいますか、私は「ちゃんと覚えている!」って人に出会ったことありませんけどね。
私も写真で見たり、話で聞いたりはしましたが、記憶はありません。覚えているのは保育園からですね。
実はこれには、ちゃんとした理由があるそうです。
まず、生まれてから3~4歳ごろまでの記憶がない方が多いですが、この時期にまったく記憶できないわけではないそうです。
それでは、どうして赤ちゃんのころのことを覚えていないのでしょうか。
その理由は大きく分けて下記2つの考えがあります。
(1)乳幼児期の学習は未熟で、記憶をうまく固着できないとする考え
(2)記憶の貯蔵に必要とされた神経ネットワークが、後に発達したものに飲み込まれて、当時の記憶を思い出せないとする考え
現在、有力なのは後者の方とのこと。
つまり、成長するたびに赤ちゃんの時の記憶が奥底に追いやられてしまって、そこまで思い出すことが難しくなっている説が有力、ということですね。
よく考えれば、子どもは1歳半ごろまでに言葉を話し始めますので、その頃には言葉を記憶しているといえます。それでも赤ちゃんのころの記憶がないように感じるのは、いつ?どこで?何をした?というエピソードを記憶できないからで、記憶の奥底に子供の頃の記憶が眠っているんですね!
お父さんお母さんが赤ちゃんにたっぷりと愛情を注いだこと、「この子は覚えてるんだろうか?」と思う時期もくるかもしれません。
たしかに、表面的な記憶はないかもしれません。ただ、記憶の奥底に眠っている「愛情」によってその子はすくすくと育っていきます。是非、愛情は惜しまずに!
ただ、最後に1つ疑問が。
子供の頃の記憶があいまいなのは上記の通りなのですが、私は昨日今日の記憶もあいまいなんですよね。お昼に何食べたか思い出せない時も・・・。
誰かに解明していただきたい。それでは、また。