☆ 潜在保育士 ☆
こんにちは。大宮 やまもとです。
今回は潜在保育士について調べてみました。
潜在保育士とは・・・・保育士や幼稚園教諭の免許を持っていても、
保育園・幼稚園・こども園などで働いていない人を指します。
全国で約68万人いると推測されています。
保育園自体は共働き家族の増加に伴って増えているのですが、
勤務してくれる保育士さんは全然足りていない状況が多くみられます。
そこで潜在保育士の掘り起こしについて、さまざまな方法が考えられています。
千葉市では潜在保育士の復帰支援研修が無料で行われるそうです。
ブランクのある保育士でもこういった取り組みが行われていると、安心して復職できますね。
また、新人保育士の離職を防止する研修というのもあるようです。
潜在保育士に取ったアンケート結果では、約6割が保育の仕事に復職したいという気持ちを持っているそうです。
条件を整えれば就労できる方は3割、不安要素を取り除けば就労できる方が3割いるそうです。
しかし、その条件を整えるのは容易なことではありません。
保育士の再就職を望まない方は賃金が希望とは合わないという点があります。
厚生労働省はこのまま潜在保育士が増えるようでは、待機児童の解消も出来ず、
保育士不足も深刻化するとして
保育士業界の賃金引上げに取り組み始めてきたようです。
専門職であるにもかかわらず、私立保育士の平均年収は約315万円と全業種の平均賃金と比べて、
月額給与で約9万円低くなっており、昇給幅も公務員保育士に比べて小さいそうです。
潜在保育士の掘り起こしに有効な取り組みが増えて、保育のお仕事に携わる人が増加していってほしいですね。