保育現場での災害対策①
こんにちは、相模原支店の和智です。
今回は沖縄に50年に一度の大雨がきたり大型の台風が近づいているなどのニュースが流れていたので保育園などの災害時対策について調べてみました。
阪神大震災に始まり、東日本大震災など大型地震が相次いでいる為、各方面から避難対策マニュアルなどが作られています。
その中で、保育所という特殊な場所ならではのマニュアルも作成され各自治体でも提示がされています。
実際、現場で働かれている保育士さんやお子さんを預けられている保護者の方は一度目を通しておくと安心かもしれません。
いくつか見比べてみましたが、共通して普段からの避難経路の確認訓練、災害時の保護者との連絡手段やいろんなパターンを想定しての決め事などがありました。
保育園では月一回、必ず避難訓練をする様にと指導があります。
子供たちがスムーズに避難ができるようにと反復する事で落ち着いて避難が出来るとの事でした。
実際、東日本大震災で被災された保育園での聞き取りで成果が報告されています。
基本的な事ですが積み重ねって本当大事ですね。
他にも保育園ならではの避難時の必需品を見つけたのでいくつかご紹介します。
避難する際の持ち物
(一般的な3日間過せる量の水や食料の他、保育園ならではの物)
●粉ミルク
●哺乳瓶
●オムツ
●おやつ
●おんぶ紐
●ノートパソコンor名簿
(子どもたちの連絡先や 家族の勤務先等情報が入っている)、
●子どもたちの個表に記載してある情報の一覧表
●保育所備品の携帯電話
●子どもたちの着替え等日用品
●玩具、ぬいぐるみ、ぬり絵
☆あるとより安心&便利☆
○自家発電があるとよかったとの意見が多かったようです。
○ラジオよりは小型TVかTVが見れる携帯電話の方がいいそうで す。ラジオだと電波塔が壊れてしまいラジオが聞けない。
○トランシーバー(避難所の中で職員同士の連絡のため)
調べてみて見落としそうだなと思ったのが子供達の情報の一覧でした。
食物アレルギーがある子など特に避難場所での食事は怖いですしよく気をつけてあげないといけない点など個々で違うでしょうし園を再開する際にも重要ですよね。
とっさにこれを取れる保育士さんってすごいなぁと改めて思いました。