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「日本脳炎」発症者少ないが…治療法なし、予防接種は必要

2012年12月10日

12月10日(月)8時30分配信|産経新聞 - Y!ニュース

日本脳炎の予防接種による乳幼児の死亡事例が7、10月、報告された。日本脳炎ワクチンは平成17~21年度、積極的勧奨を控えていただけに、「やっぱり危ないのでは」と思った人もいるかもしれない。北海道や東北など10年以上も発症者がいない地域では「受ける必要がないのでは」とも。対象年齢の子供の保護者にとって悩ましい問題となっている。(平沢裕子)

 ◆感染ブタ多数

 日本脳炎は、ウイルスに感染したブタの血液を吸った蚊を介して感染する。感染しても多くの人は症状が出ないが、感染者の100~1千人に1人の割合で、高熱や頭痛、嘔吐(おうと)などの症状が出て、意識障害やけいれんなど脳の障害も生じる。発症した場合、20~40%が死亡し、助かっても重い障害が残る可能性が高い。日本脳炎ワクチンが定期接種となっているのは、治療法がないこと、死亡や後遺症がでるリスクが高いためだ。

 ただ、都市での生活者が増えた今、ウイルスを媒介する蚊に刺される機会が減るなどしたこともあり、かつて年間1千人超の患者数が、今は10人未満。積極的勧奨を差し控えた4年間で接種者は減少したが、患者数はあまり変わらなかった。

 昭和50年2月、DPT(百日ぜき、ジフテリア、破傷風)ワクチンが一時中止となった際はその後、百日ぜきの患者が激増し死者が増えた。これと比較すれば、日本脳炎ワクチンは接種しなくてもいいようにみえる。

 しかし、川崎市衛生研究所の岡部信彦所長は「百日ぜきは人から人へ容易に感染が広がる。日本脳炎は人から人への感染はなく、1、2人の発症があっても急速に患者数が増えることはない。発症者がそれほど変わらなかったのは、それまでの予防接種などで免疫がついている人が多かったこともあるだろう」と指摘。長い目で見た場合、これまでと同様に対象年齢の子供への接種を勧めている。

 ◆地域で患者数に差

 接種が必要な理由の一つに、関東以西を中心に日本脳炎ウイルスに感染しているブタが多数存在していることがある。12年から今年9月までの患者数の報告では、北海道・東北0人▽関東4人▽中国18人▽九州・沖縄30人-など。「日常生活で蚊にさされる機会が減っているとはいえ、海や山など自然の中で過ごすときに刺されないようにするのは難しい」と岡部所長。

 それでも発症者が少ない北海道・東北に住む人にとって、日本脳炎は予防接種のメリットを感じにくいかもしれない。7、10月に接種後の死亡が報告されたこと、予防接種によってごくまれにADEM(アデム、急性散在性脳脊髄炎)と呼ばれる重篤な副反応が起こることを考えればなおさらだ。

 岡部所長は「2件の死亡例のうち1件はワクチンが原因となった可能性は極めて低いとみられる。アデムは、感染症や他のワクチン接種後にみられることもあり、ワクチンをやめても自然発生する。日本脳炎ワクチンが原因かよく分かっておらず、現状では予防接種をしないことによるリスクの方が高い。発症者がいない地域の人も、旅行や転勤などで関東以西や流行地であるアジア方面へ行くことなどを考えれば接種した方が安全だ」と話している。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121210-00000502-san-life

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