保育ニュース
障害児向けデイサービス開設要件、厳しく
2017年06月20日
放課後等デイサービスに保育士等の資格必須
障害のある子供を放課後や休日に預かる「放課後等デイサービス」について、厚生労働省は、事業所の開設要件を厳しくすることを決めた。誰でも職員になれる現状を見直し、専門知識を持つ児童指導員や保育士らに限定する。事業所の急増に伴い、テレビを見せるだけなど質の低い事業所が増えていることに対応する。
新基準では、事業所に配置する職員を児童指導員や保育士、障害福祉サービスの経験者に限定する。そのうち半数以上は児童指導員か保育士とする。事業所の管理責任者の要件には、障害児などの支援で3年以上の実務経験を新たに加える。
児童発達支援センターの最低基準及び指定基準(案)の概要