今日から「子ども・子育て支援新制度」がスタートしました。これにより、待機児童の解消、こどもの保育・教育の質の向上、女性の社会進出の支援、など様々な問題の解決の一手となることが期待されています。

「子ども・子育て支援新制度」の目玉と考えられている「認定こども園」は共働き世帯でも利用できる、保育園のいいところプラス幼稚園のいいところを取り入れた新しい施設です。その他にも「小規模保育室」や「放課後児童クラブ」「病児保育」「小規模保育施設」「家庭的保育施設」「居宅訪問型保育」「事業所内保育」など、細かいにニーズに合わせた保育の「量」が増えると考えられています。

　今後の課題としては、やはり新制度を支える「人材の確保」が考えられます。保育の人材を育成し、活用することができなければ、もうひとつの目的である「保育の質の向上」も支えることは困難です。離職率や定着率などが高いといわれている保育業界にどれだけの人材を確保してけるかが課題と考えられています。