東京都環境局は2014年12月22日に、環境確保条例の規制対象から子どもの声を除外する方針見直し案を発表しました。
　小学校就学前の乳幼児が遊びで出す声や足音、遊具の音やピアノなどの楽器の音をなどを規制の対象外とすることを想定しています。ただ、保育所の空調室外機音や保護者同士の話し声などは子どもの育成に必要な音とは言えないとして、現行の規制適用をしていく方針です。都環境局は見直し案に関して、「幼児が楽しく体を動かし、声を出せる環境は必要、騒音基準で子どもの遊びを抑制するのは望ましくない」として都民からの意見を募集するなどして条例改正を進めていく方針です。




環境確保条例における子供の声等に関する規制の見直しについて（概要）