保育ニュース
子育てや介護に理解ある上司へ【保育士ニュース】
2013年02月25日
毎日新聞 2月5日(火)12時44分配信 |毎日新聞 - Y!ニュース
-前橋 /群馬
子育てや介護に理解のある上司を増やそうと「ぐんまのイクボス養成塾」(県主催)が4日、前橋市日吉町の前橋商工会議所会館であり、東レ経営研究所の佐々木常夫特別顧問が育児と仕事の両立について講演した=写真。
佐々木さんは、肝臓病やうつ病で入退院や自殺を繰り返す妻に代わり、自閉症の長男ら3児の子育てをしながら東レの同期トップで取締役になったことで知られる。
佐々木さんは「子どもの行動は予測不可能で何をするか分からない。また限られた時間内に料理や洗濯などをしなければならなかった」と強調。育児経験をすることで、リスクと時間管理への意識が高まるとして、企業経営者らに社員の子育てや育児休暇取得への理解を求めた。
講演会に参加した伊勢崎市の会社役員、杉原みち子さん(65)は「男女問わず、育児の経験を会社に還元してもらえるなら育児休暇は賛成。また会社員が子育てをするには改めて経営者側の理解が必要だと感じた」と感想を述べた。【田ノ上達也】
2月5日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130205-00000119-mailo-l10